とある青年ととある王家の魔獣①
とある休日の日にて―――
「え?お前の実家の国で?」
「ええ。そろそろお父さんが『相棒となる魔獣を使役して連れて来るように』って」
四人で寮の娯楽室にてシオリの造った【盤上遊戯】で遊んでいた時の事だった。
「そいやぁ~ミッシェルの国って去年か一昨年辺りから魔獣と相棒として活動する事になったんだっけ?」
「そっ、私一人で何かあった時の為の対策として魔獣を使役するようウチの国だと魔獣が適任するのよ」
ミッシェルの場合は一年半を過ぎたら魔獣を探して使役するようにと言われていたらしい。
「・・・コタツ義姉さんに頼る時が来たな」
「そう言えば、陸の魔獣なんだっけか?コタツ先生って」
「そーだよ~、なんか学園を卒業した時にお義父さんから課題として魔獣の聖地にて鍛えるようにって言って旅に出た事があったって」
と言う訳で――――
「あっ、そっか~ミッシェルちゃんの実家はそうだったね」
「私個人の力で相棒を選びたいんです。魔獣の聖地を教えてください!」
コタツ義姉さんは頷き
「おっけ~!任せて!」
そして瞬く経ち―――――
「北方はやっぱり涼しいな」
「冬の期間が過ぎて春になったから暖かい陽気に包まれてんだ」
昔、父さんがコタツ義姉さんの親族や同族である千年の古虎を保護して以来、北方の地であるレイカンではまた新たな魔獣達が幾つか誕生した事で幾つかの派閥かに別けられていた。
「え~っとたしか・・・」
「コタツ先生が言ってたオススメの魔獣ってあの中央のじゃね?」
コタツ義姉さんが勧めてくれた魔獣と言うのが――――
「ライカンスロープ・・・狼獣人の祖先の王狼か」
「・・・わたし、頑張ってみるね!」
数分後―――――
「どうぞどうぞ、粗茶ですが・・・」
「威厳どこ行った・・・!?」
思ってたのと違う展開になった。
今回の話はここまで。
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