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ソウル~精霊達の主の精霊魔導皇~  作者: ユウタ
序章二幕【恨めしき者達の鎮魂歌】
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とある青年ととある人々③

「方針が決まってない?」

「うん。卒業後は女性陣は卒業後の歳で結婚する人とかいるでしょ?」


とある日の今朝方、シオリはそう言って俺に相談しに来た。


「あ~、シオリはまだ方針決まってないならウチに来るか?」

「・・・結婚に関してはソウル君の所で同居するよ。でも私も仕事がしたいんだよね~」


悩む彼女に対して俺は一つの案をだす。


「婚約が先だし、結婚するまでの期間は冒険者で良いんじゃないか?義姉さん達も昔はギルドで冒険者を半年やってから教鞭を取ってるから」

「そうなんだ?」


そう言えば・・・・


「それでも悩むんであればリンド義姉さんに相談してみたら?」

「・・・うん、そうするね」


四年生の教室に入り


「先輩、すいません。義姉さん居ます?」

「うん?リンドさんとこのか。リンドさんなら屋上でイチャイチャしてると思うぞ」


早速学園の屋上へ行く。


前に聞いた話だと屋上は天窓がガラス張りのテラスになっていて中庭や食堂で昼食を取る以外は休憩時間にも扉は解放されているとミズチ義姉さんに聞いた事がある。


「リンド義姉さ~ん」

「ソウル?シオリちゃんも・・・どうしたの?」

「やっ、珍しいね~二人がここに来るのは」


今の時間帯はお昼の為、丁度二人は弁当のご飯やおかずを食べていた。


「実は・・・相談があるんですけど」

「私に?良いよ~コッチおいで♪」


シオリは三年生から卒業出来たとしてその後はどうすればいいか悩んでいる事を話した。


「―――成程ね~、それで就職先で悩んでるんだ?」

「はい。まだ時間はあるんですけど・・・」

「そう言えば、リンドはこの学園で就職だっけ?」


ラーズ先輩がそう聞くと、リンド義姉さんは頷き


「先ずは先に冒険者として経験を積んでから教鞭を取る事にしたの」

「ラーズ先輩は何に決めたんですか?」

「俺?俺は騎士団。実は王太子殿下に直接スカウトされてな。卒業後はリンドと結婚して同居して騎士団に入団する事にはなるな」

「入団・・・って事は入団テストの方は大丈夫なんですか?」


シオリがそう聞くとラーズ先輩は「バッチリ!」と言い


「しかも成績優秀で能力も良い事から騎士団の中では初らしい」

「へ~、先輩スゲェ」

「まっ、先ずはお義父さんに結婚報告をしなきゃね?」


夏休み期間中に聞いた話、ラーズ先輩の実家は既に弟さんが領主として決まったらしい。


「だな、今の内に決めておくか?」

「自然の流れで言う方が良いと思うんだけど?」


二人のイチャイチャで脱線した所で――――


「まっ、やってみたい仕事が決まったらその仕事に必要な知識と経験を今の内に積んだ方が良いわよ」

「分かりました!相談に乗って戴き、有難うございます」


二人とはその場で別れて教室に二人で戻る。


「俺も出来るだけサポートするよ」

「うん!お願いね♪」


二人で手を繋ぎながら廊下を歩いて行った。

今回の話はここまで。

当作品以外の四作品もお勧めです。

是非ご覧ください

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