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キャンディー・ソング

遠い何処かで何をしているかは いつになっても分からない

そんなことより あの子が欲しがった キャンディー探さないと


「さようなら、って何だか嫌な言葉だね」って君は苦笑いで言った

だから君は 毎日別れには「またね」って言うんだね


何億年も前から君に出会っていたのかな

初めて見た時 なんか「これは」って気がしたよ


大きなキャンディー舐めて 君は笑って言った

「明日もまた会おうね」って言った


言ったんだ


あの子は何処かで何をしているかは 分からない

走るライト あの子が舐めていた キャンディー 割れちゃった


何億年も前からもう決まっていたのかな

身動き出来ない恐怖感 何故か美しくて


大きなキャンディー舐めていた 君は嘘つきだ

「さようならは嫌いだ」って言った


言ったのに


君はまだキャンディー探しているのかな

君はまだキャンディー舐めているのかな


「さようならは嫌い」って言ったのに

僕に言わせるなんて 卑怯じゃないか

だから その言葉は閉まって 僕が好きな言葉

「ありがとう」と言うよ


何億年も前から君に出会っていたのかな

違和感のない 何か「いいなぁ」って気がしていた


大きなキャンディー舐めていた 君は笑って逝った

少なくとも僕が見た君の最後は 綺麗な笑顔だったんだよ


大きなキャンディー舐めて君は「またね」って言った

その言葉を信じるよ 僕は精一杯生きて 君に会いに行くよ


遠い何処かで何をしているかは 死んでみないと分からない

そんなことより あの子が好きだったキャンディー 探さないと




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