転生と召喚どっちが好き?
「あー、暇だ。アニメ見飽きた。典型的な異世界召喚で最強なの多すぎて全部一緒に見えてきた。いっそ自分で書くか?いや中途半端に書いて終わるのが目に見えてる。誰か飛び抜けたの書いてくれねぇかなぁ。」
俺の名前は笹木倫
だらだら生き続けて18年、ただただ人間の生きるセオリー通り進み続けて、つまらん人生よ
「魔法使いてぇなぁ。」
魔法なんてものはない。非科学なものはこの地球には存在しない。脳みそぐらいだ。科学でわからないものは。
「はぁもういっそ死んで……」
死ぬ勇気もないくせに、それに今死ぬのは俺の持論に反する。まだ義務を果たせていないし。
「異世界転生するのって大体童貞だよなぁ、俺にも才能あるわ。異世界召喚は…まぁ勝ち組が多いな。いやこんなこと考えてる暇ないんだった。レポート書かなきゃ…」
大学生ってのは楽しい。課題以外は。友達おるし、彼女は居たことあるし(一週間で別れたけど)、勝ち組までは行かないけど、それなりに充実してる。
「今回のレポートの課題内容は…ん?自分にとっての最強とは…?」
は?なんだこれ。文学部だけどこんな小学生みたいなの書くの?でもまぁこれなら楽チンだな!日頃から中二病みたいな俺にとっちゃなぁ!
………3時間後………
「10000字じゃ足んねぇよ…どうしよう、1から書くのは気が引けるしなぁ、ん?このレポート用紙なんかちょっと色が明るいような…まぁいいや、設定のメモにでも使うか。」
…2時間後…
「出来た、出来たぁ!これが俺の!最・強!眠い!寝よ」
-次の朝-
「ん?んー?え?あれ?きた?きたこれ?ここどこ?異世界召喚?!なんもない平原きた!これ!っしゃおらぁ!ファイヤー!サンダー!アイス!おおおおお!なんか出た!!こうなったらやるしかない!!メテオ!!………あれ?メテオは無いのか?おっかしいなぁ。多分昨日の妙に明るいレポート用紙が異世界召喚のトリガーだと思うんだけど…ん?あ、あーメテオ出来てたのかぁ、どうしよ…」
出来ていた、メテオはその名の通り隕石だ。つまりそれは宇宙の石ころが地球に落っこちる。ここが地球かは知らんけど。地球なら隕石なんか落ちてきたら大騒ぎどころじゃない。
「自分で撒いた種だし、自分でなんとかしないと…けど隕石ってどうやって止めるんだろ。あ、あの用紙に確か…」
親指と人差し指を立てる。所謂拳銃の構え
「ッスーバキューン」
目を覚ました。夢だった。あんなにリアルだったのに、いや確かにファイヤー撃ったのに熱くなかったし…「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ、どこまで中二病拗らしてんだ。顔洗お…。……冷たい…こっちがホントの世界か…。寒いし外出たくない…。買い物どうしよ…昼ごはん何にしよ…コンビニでいいや…。」
何もかも憂鬱になった。多分過去1憂鬱になった。なによりえげつなく恥ずかしい。
コートを着て外へ出た
「あ?」
まただ。また目の前が知らない景色だ。後ろを振り返る。家がない。家賃4万の特になんともないアパートがない。砂1面しかない。滅茶苦茶暑い
「お?異世界戻ってきた?ただいま!俺の異世界!……いやさすがに俺も馬鹿じゃない。これも夢…にしては…温度感じられるし…とりあえず…」
手の上に炎を出した。
「炎なのに熱くないってことはこれも・・・あ、そういえば俺の能力ってレポート用紙に書いたものだから…」
そうだった。俺最強だった。とりあえず攻撃通らなきゃ強いと思って思いつく限り無効化してたんだった。
「でも熱くないのはなんかつまんねぇな。最強チートってのはやっぱりつまらんねぇ。異世界召喚より異世界転生の方がコツコツ努力してる感あって俺は好きだなぁ。さてと」
俺は親指と人差し指を立てた。
「さよなら」
こめかみに人差し指を当て撃ち放った
暇だったのでなんとなく書きました
初心者なので許してください