part6 峠を越えて
2019/12/27at深川駅
深川で三十分程待ちまして次に乗るのは留萌本線の普通列車です。この路線も確か2021での廃止が決まっております。留萌本線は元は深川ー増毛も結ぶ路線でしたが2016年に留萌増毛間が廃止となり現在の区間で運行しています。しかし残りの区間ももうすぐなくなってしま居ます。2014年道南の函館ー江差を結んでいた江差線の木古内江差間が廃止となり、そして留萌本線も廃止されると北海道の日本海側を走る路線はほとんど消え失せてしまいます。貴重な乗車、楽しんでいきましょう!
列車は2両連結でしたが後ろの車には乗ることができず、先頭車に乗車しました。深川を発車すると次に北一已という駅が有るんですが此の列車は通過。北一已は全国屈指の難読駅名としてしられています。北一已を通過し、次の駅は秩父別。先ほどの札沼線や函館本線とは違い、山に向かって進んでいくと言う感じです。さて、ここでお昼にしましょう。札幌駅で買ったお弁当を車内で頂きました。名前覚えてないんですが、お寿司が入ったお弁当で鮭としめさばだったと思います。おいしかった!
さて、そうこうしている間に列車は石狩沼田に到着。此処はさきほどの札沼線とかつて接続して居た所。戦時中、札沼線の一部区間は不要不急路線としてレールを派がされ、戦時物資として使われました。その後、新十津川までは復旧したのですが、石狩沼田まで線路がつながる事は有りませんでした。今はその面影も有りませんけどね。列車はトンネルに入ります。いよいよ山を越えていきます。エンジンをうならせ坂を上っていきます。山の中、真布という駅に到着。面白い駅名です。心なしか先ほどよりも雪が深いようにも感じます。続いて峠下駅に停車。この辺りからは、だんだんと平らになっていきます。大和田駅の前当たりから、留萌の市街地に入ります。そして大きく左にカーブして留萌駅に到着。無駄にひろくなってしまった駅構内が、かつての盛況ぶりを静かに語っています。列車が走るのは後少しだけど、それまでがんばってほしいですね~
あと幾度 峠の道を 今日もゆく
もうすぐテストなので投稿が滞るかもです!