part4 日本一の終電
2019/12/27
おはようございます。起きたら雪が降っていまして寒い朝を迎えております。さてささっと起きてしたくヲします。なぜか?「終電に乗り遅れるから」今日は日本一の最終列車に乗車したいとおもいます!地下鉄で札幌へ。まだ辺りは暗く、夜明け前って感じです。もう六時ですが、まだ街は全然起きていないですね~。
札幌駅に到着。少し時間が有ったので此処でお昼用のお弁当を買いました。
さて、札幌6:58発・学研都市線の北海道医療大学行きにのって石狩当別を目指します。ななななんと!uシートのついた車両でした。uシートは快速エアポート号として新千歳空港ー札幌・小樽を運行されるときに限って指定席となるので、それ以外の時には特急並みのシートにただ乗りすることができますWリクライニングもするのでとても快適でした。札幌の一駅隣の桑園駅で函館本線と別れます。途中新琴似(だったと思う)ですれ違った札幌方面の列車は大混雑でした。さすが北の大都市札幌!東京と違うところは地域の方々が除雪作業にいそしまれている所ですね。ホント真っ白な世界です。
学研都市線は2012年に札幌~北海道医療大学間が電化され通勤のかた方でにぎわっております。しかしこの路線にはそれと全く反対の顔を持ちあわせている...それを今からご紹介します。あいの里公園辺りから住宅はまばらになり雪原?が広がります。そして石狩当別に到着。
さて六両編成の列車を降りると向かいのホームに一両編成のかわいらしい気動車が。7:45発新十津川行きにのって終点の新十津川にゆきます。車内は旅行者たちでかなりの混雑。七割くらいの座席が埋まって居ます。この路線はほぼすべての駅が無人駅なので後ろのドアは開きません。なので後ろのデッキに居座って後ろの景色を眺めていました。石狩当別の次、北海道医療大学を出ると景色は一変。各駅のホームには貨車を強引に作り替えた駅舎がたたずんでおります。実はこの区間北海道医療大学から新十津川の間は2020/5/31をもって廃止されました。くだんのウイルスの影響で列車の運行は5月前半で終了し、歴史の幕を下ろしました。昔は新十津川から先、石狩沼田というところまで通じていてそうですがすでになくなってしまいました。
列車は時速60km位で進んでいきます。右側は真っ白な雪原。左側には真っ白な山。すばらしい景色です!更にさきへすすむと、左右真っ白な雪原。おそらく田圃に雪が積もったんでしょう。
さて、石狩当別から1時間半。終着新十津川駅に到着。この列車は折り返して再び石狩当別に戻ります。実はこの列車が新十津川からの最終。10:00にはもう終列車が出てしまいます。因みに此処、新十津川は和歌山県の十津川村の住人が移住して来たことから新しい十津川、として此の名前がついたそうです。
終列車 歴史に雪を かぶせ去る
和歌山県十津川村も言ったことがあるので何時か投稿します!