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第7話 蛇ですか

僕は寝ていた事を後悔した、こんな生物まで居るなんて


「蛇なのか」


蛇だよな、こいつどう見ても外見が可笑しいぞ、なんで、なんで尻尾がいくつもに別れてる可笑しいだろ、ヤマタノオロチのまさに逆、尻尾が多すぎ、なにこれ


「キモ」


「シャャャャ!」


蛇が舌を出し威嚇してきた


「これは、ヤバイ」


雪園は大きい声を出しそうになったが大声を出さずに逃げる事に回りを見ながら頭を回していた


「他には居ないな」


居たら殺される、ヤバイ!


「ユキ逃げるぞ!ユキ!・・・寝てる!」


雪園はユキをお姫様抱っこで抱え急いで下に滑り落ちるような降りた


「来る来る来る!追ってくる!」


くそ、ミスすれば転げ落ちて死ぬか、追い付かれて喰われて死ぬか、ヤバイ!ヤバイ!


「うわ!・・・あぶな!・・・まだだ!」


雪園はユキを抱いたまま滑り落ちるように山を走り降りていたが、逆ヤマタノオロチが後から追い掛けて気ながら器用に尻尾を使い2本でブレーキをたまにかけて転げ落ちないようにし、別の尻尾ではこちらを捕らえようと2本で攻撃を仕掛けて着ていた


「は!このままじゃ死ぬ死ぬ!何か魔法魔法って!魔法何て詳しくないよ!あーーー!とにかくしたの岩やら木やら全て吹っ飛ばせば良い!あー、た、大砲みたいに、空気だ!イメージしろイメージを!・・・吹っ飛べ!エアバブル砲!」


雪園は手のひらサイズ位のボールに空気を圧縮した球体を目の前にある木々に放ったら、1つの木に当たると一気に回りに爆風を起こし目の前の岩や木々は一気に吹き飛び地面も抉りとっていたが、風圧が後にも響き降りてきていた雪園は逆に降りる所か逆ヤマタノオロチの方に吹き飛ばされそうになり、ユキを左腕で抱え、右手をあけた


「うわわわわわわわわわわわ!このままじゃ蛇に、剣だ!剣をイメージしろ」


雪園は迫る逆ヤマタノオロチを攻撃するために剣をイメージしだした、右手に青い光が輝くと柄から刀身まで全てが青い色の氷の剣を作り出した、爆風を利用して逆ヤマタノオロチに突っ込んで行った


「死ね、蛇!」


首を首を切りを落とそうとしたが2本の蛇の尻尾が邪魔をして雪園は更に後に吹き飛んだ


「うわ!くそ!だったらこれで終わりだ!」


爆風で空に舞い逆ヤマタノオロチの首を切り落とせず尻尾で邪魔を去れ逆ヤマタノオロチの後に飛んだ雪園は剣を捨て、さっき放った風の魔法を逆ヤマタノオロチに向けた


「これで終わりだ!エアバブル砲!」


蛇は先程の光景を見ていて魔法を受けずに避けようとしたが図体が大きくて避ける事が出来ず首と尻尾が繋がっている場所に魔法が当たり大量の血と体液が空に飛び散った、それは雪園に向けても飛び散り、雪園と腕に抱えられてるユキの身体にも全身浴びることになった


「うわ!」


「ひゃ!」


ユキは逆ヤマタノオロチの血と体液が顔に掛かり驚き目を覚まし悲鳴を上げた


「ユキやっとおきた」


「あれ、蓮くん?これ何血?・・・え、空」


「あー、えっと、取り合えず下に着陸したらね」


「え、えーーーーーーーーーーーーー!」


爆風が余波が静に消え出し雪園とユキはゆっくりと急降下しだし、ユキは驚き悲鳴をあげていた


「魔法魔法んー、あ、無理思いつかない」


全力で身体強化!


「いっ、たぁ!」


「うぅ」


雪園は地面に激突する前に身体強化を全力で施し、ユキを自分の胸の上になるように両手で掴み、背中から地面に激突して悲鳴をあげていた


「いったー!痛い痛い痛い、はぁはぁはぁ・・・これ身体強化してなければ確実に死んでる」


雪園は青い顔で空を見ながら言葉を述べた


「ユキ大丈夫か」


「う、うん・・・蓮くんこそ大丈夫?」


ユキは怯えた様子で言葉を述べた


「あぁ、大丈夫、痛みは有るけど、死ぬことはないよ」


「そっか・・・ねえ、空飛んでなかった」


「うん、飛んでたね・・・」


「人間は空飛べないよ何で?もしかして、自然のぐるぐる」


「自然のぐ・・・あぁ竜巻か、違うよそれとは、あー何て説明すれば、風がぼわーって舞い上がって飛んだ」


「ん?」


ユキは不思議そうな顔をしていた


「ですよね・・・」


どうしよ、何て説明すればいいかな?


「今度見せてあげるから今は目の前を見よう」


「う、うん・・・・・・目の前をって、アレのこと」


ユキはおそるおそる目の前に広がる光景を指差した


「あ・・・・・・あれは、その・・・」


「顔見せて」


顔を横に反らす雪園をユキは両手で顔掴みユキは雪園の顔をじっと見ていた


「うぅ」


「もしかして」


「もしかしてなに」


「あれは蓮くんが何かしたの」


ユキはまた目の前の光景を指差した


「あー・・・それは」


雪園は目を反らした


「蓮くん、ちゃんと目を見て」


「はい」


「あれは蓮くんがしたの」


ユキはまた目の前の光景を指差した、雪園の目を見ながら


「はい、私がしました」


「あれはどうするの」


「何かまずいかな」


「うん、あそこはね蜜とか食べられる物が多いとこなの」


「それって・・・」


すごくまずいのでは・・・やばい!


「でね、人や動物以外がなあ張りにしてるの」


「え、人間以外に居るの」


「居るよ」


「な、何が居るんですか」


「エルフ」


「あの耳長がエルフ」


「何だ知ってるんだ、はぐれ耳長エルフの事」


「は、はぐれ何それ」


「それは・・・見たらわかるよ」


ユキは目を反らすように言葉を述べた

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