事件1
7月中旬の朝。恵子が犬を散歩に連れて行ってた。公園のごみ箱あたりにいくと犬が大きな声で吠え出した。どうしたんだろうとと犬をなだめるて、よくよくゴミ箱からかなりの異臭が漂っているのがわかった。
そしておそるおそるゴミ箱を見ると、人間の腕らしいものが見えた。「キャー。」と恵子は大声をだした。そして次の瞬間スマートフォンで警察に電話してた。
城東警察の古達警部は公園に着くと、鑑識が回りを検分しているあいだ、恵子から事情を聴こうとした。少年課の水野巡査部長もきていた。
「大丈夫?」水野は恵子に聞いた。「吐きそうです。」それを聞いた水野はビニール袋を出した。そして飲み物を買いにいきだした。
古達は他の捜査一課の署員からその女性が気分を悪くしているのを聞くと。少し事情を聴くのに時間がかかると判断した。そして鑑識の報告を聞いた。まず切断された腕は今のところ女性か男性かわからないとゆうことと、恐らく被害者は死亡していること。又ここ二日以内に捨てられたものであることである。鑑識の一通りの捜査が終わると、古達は水野に聞いた。「発見者から事情きけるか?」「まだ無理です。今吐いてます。」
仕方なしに古達は鑑識の細かい報告を聞くことにした。鑑識はあたりのごみやゴミ箱のゴミも鑑定するためいろんな物をポリ袋にいれていた。鑑識のベテランが近づいてきたので、
「なんか他に分かったことは?どんなことでもいい。」「署に持ち帰って鑑定しないと駄目ですね。」鑑識がそうゆうと。古達はため息をついた。
水野は恵子の看病で忙しかった。飲み物は?と聞いても駄目そうだった。げーげー恵子が吐いていたからである。「もう少ししたら警察の車で病院に行きましょう。無理しなくていいから。」恵子は、「はい。」と言ったきり又ビニール袋に顔をつっこんでいた。