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空中散歩  作者: 雨咲はな


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35/42

35.祈り



 LDKに足を踏み入れた途端、晃星はぴたりと動きを止めた。

「……なるちゃん、これ」

 抑えられた声音で問われ、ストーブに点火しようとしていた成海が、ん? と後ろを振り返る。入口のドアのところで立ち止まった晃星の視線が固定されている場所に自分も目を向けてみて、「ああ」と納得し、照れ笑いを浮かべた。

「ごめんなさい、散らかっていて」

 晃星が見ている先、食器棚の手前には、頑丈な段ボール箱が置かれている。その中には半分くらい、新聞紙で包まれた食器が詰められている。部屋のあちこちには、他にもそんな中途半端に荷物が入れられた箱があったり、まだ組まれてもいない分が壁に立てかけられていたりするのだから、全体的に雑然とした雰囲気である。これまでは狭くともあまり家具もない殺風景なくらいの部屋だったので、晃星が驚くのも無理はなかった。

「食器や洋服はまだ使っている分もあるし、全部をしまっちゃうわけにもいかなくて」

 とりあえず、今のところ使われていない誠の部屋から片付ければいいんじゃないのかと思うものの、愛読していた本や、高校時代に柔道の大会で獲ったトロフィーなどを手に取ると、つい撫でたり追憶に耽ったりしてしまうため、それはそれで、ちっとも作業が進まない。きっちり荷物を詰め込んでガムテープで封をした箱は、まだひとつしかないという、恐るべき能率の悪さなのだった。

「コーヒー淹れます。箱に躓かないように、気をつけてくださいね」

「いや……そんなことより」

 晃星は同じ場所から動かずに、ようやく顔をこちらに向けた。

 その表情に、困惑とわずかな焦燥が乗っているのを見て取って、成海は首を傾げる。

 どうしたんだろ? 年明けにはすぐにでも部屋が見つけられそうであることと、少しずつ今の住居の片づけを始めていることは、ちゃんと知らせてあったはずなんだけどな。

「これって、ひょっとして、引越しの準備?」

「はい」

「新しく住むところを探す、って俺が聞いたの、わりとこの間だと思ったけど。それに、年が明けてからとも言ってたよね? いくらなんでも、早すぎない? 通常、まずは引越し先を見つけて、それから荷造りするもんでしょ。新しい部屋がそう簡単に見つかるとも思えないし」

「え、だからそれは……あ!」

 きょとんとしてから思い出し、声を上げる。

「そういえば、スマホが壊れて、メールを読んでいないんでしたね」

 近況報告はすべてメールでしていたので、それが読めていなかったのでは伝わっているはずもない。バッグから携帯を取り出し、今までの自分のメールを確認した。

「えーと、マツさんのアパートの大家さんが、あ、樋口さんっていうんですけど、その人がおじさんのお友達でよく碁をする相手でもあって、お店に来てもらって……」

「ちょっと、ケータイ貸して」

 メールの文章を読みながらたどたどしく口で説明する成海がじれったくなったのか、晃星が手を出した。

 携帯を渡すと、無言になって届かなかった分のメールを目で追いはじめる。難しい表情だ。自分の前で自分が書いたメールを読まれるのも恥ずかしいものだなあ、と思い、成海はコーヒーメーカーの準備を始めることにした。

 少しして、未読分のメールをすべて読み終わったらしく、晃星が小さな息を吐きだした。流しの前に立っている成海からは、彼の顔は見えなかったが、

「参ったな……」

 という、かすかな舌打ち混じりの呟きは聞こえた。

 携帯をパチンと閉じて、足取り重く食卓に近づいてきた晃星が、椅子に腰を下ろす。ふー……ともう一度溜め息を落とし、テーブルに突いた両手を顎のところで組んで、目線を宙に投げた。

 しばらくそのままの姿勢でじっとしていたが、成海がコーヒーカップをテーブルの上に置くコトンという音で、我に返ったように顔を上げた。

 その向かいの椅子に座り、彼と目を合わせ、静かに口を開く。

「──晃星くんは、私がここを出ることに、あまり賛成じゃないんですね」

 成海がそう言うと、晃星は少しバツの悪そうな顔になった。

「いや……賛成じゃないというより、こんなに話がトントン拍子で進むとは思ってなかったからさ……。ちょっと驚いて──かなり、焦ってる」

「焦ってる?」

「こっちが停滞していても、君はどんどん歩いていっちゃうんだなと思って」

 ぽつりと言って目を伏せてから、また上げた。

「……なるちゃん」

「はい」

「俺がいない間に、他に変わったことはなかった?」

「メールに書いた以外には、特にないですよ」

「困ったことは?」

「うーん、別にないです」

「変な男に声をかけられたりし」

「ないです」

「…………。どこのどいつ?」

 じろりと睨まれ、詰問された。ないですって言ってるのに。

 あーもー、と唸るような声を出して、晃星が上半身を折り曲げてテーブルの上に突っ伏す。

「ホントに目が離せない……」

「何もありませんってば。……えーとあの、ちょっと話しかけられたりはしましたけど、断りました」

「ふーん。断ったってことは、コクられたんだ?」

 ひょっとして、今のは失言だったか。顔を伏せているので表情は見えないのだが、晃星の声がひんやりしていてちょっと怖い。慌ててバタバタと両手を振る。

「違います違います。話をしたいと言われただけで、内容は聞いてないので判らないです。あっ、もしかして、ラーメンの味の感想とかだったかも」

「へー。つまり相手はラーメン屋の客のわけね」

 冷静に言い当てられてぐっと詰まる。晃星くんてエスパー?

「でもあの、普段は別に何も」

「よく来る客なんだ。常連?」

「う……いえその、今日はたまたま」

「あーそー今日ね。クリスマスに一人だからって声をかけてきたってことか。要するに俺がいちばん悪いってことか、ふーん」

「…………」

 答えれば答えるほど、余計なことを口にして墓穴を掘ってしまいそうだ。もう黙っていようかな。

 晃星の頭がちょっと動いて、前髪の間から、こちらに一直線に向かってくる不機嫌そうな瞳だけが見えた。クマのせいか、疲労のせいか、あるいは別の理由でか、非常に目つきがやさぐれているように感じられる。マツがグレていた時も、こんな目をしていたのだろうか。

「いくつのやつ? 十代? 二十代? 三十代? もっと上?」

「晃星くん、コーヒーが冷めますよ。ミルク入れましょうか。神経がささくれだった時には牛乳が……」

「なるちゃんはなんでそう俺にミルクを飲ませたがるわけ? 質問に答えてないんだけど。いくつ? どんなやつ? なんて言ってきた? 断ってちゃんと諦めたの? 今後つきまとってきたりすることはないって言い切れる?」

「大丈夫ですよ。たぶん」

「たぶん? Probably? Maybe? Perhaps? Possibly? どれ?」

「……どう違うんですか」

「確信度のパーセンテージが違う」

 英語で面倒くさいことを言うのはやめましょうよ……。

「わかりました」

 ふうと大きな溜め息をついて、椅子から立ち上がる。

「晃星くんは疲れてるんですね。ちょっと眠ったほうがいいと思います」

「俺はこの件で朝まで討論会をしてもいいんだけど」

 絶対イヤです。

「うん、寝ましょう。今すぐ。直ちに。ちょっと睡眠をとって、起きたらいろんなことを綺麗さっぱり忘れてますよ、きっと」

「寝ましょうって、俺、もしかして誘われてんの? なるちゃんのベッドに行けばいい?」

「安心してください、誠ちゃんのベッドが空いてます」

 晃星の手を取り、促すと、渋々のように立ち上がった。「だってせっかくなるちゃんと一緒にいるのに……クリスマスなのに……大体俺、人んちで寝られないし……」 とワガママなことを言う晃星の手を引っ張り、さあさあと強引に誠の部屋へと連れて行く。色っぽさなどはカケラもない。気分はもう、グズる子供を寝かしつけに行く母親だ。

「……なるちゃん」

 ぼそりと声がした。

 振り返ると、晃星は、成海のほうではなく、部屋の隅の仏壇と誠人形のほうに真面目な目を向けている。

「俺、間違えたのかな」

 小さな呟きは、誰に対して出されたものなのか、よく判らなかった。



          ***



 苦労して誠のベッドに寝かせたはいいが、晃星は駄々をこね続けた。

「明るいと眠れない」

「電気消しますから」

「他人の部屋で、真っ暗な中、ぽつんと一人で置き去りにされたら寂しくて泣く」

「あいにく、読んであげられるような絵本はこの家にはないんです」

「なるちゃんも隣で一緒に寝ようよ。読み聞かせじゃなくてお喋りを楽しもう。ピロートークって知ってる?」

「私は一人じゃないと眠れないタチなので」

「じゃ、俺が寝つくまで抱き枕になって」

「それは名案ですね。その役目でしたら他にピッタリな人がいますよ」

「あっ、なんかイヤな予感がする!」

 叫ぶ晃星の隣に、LDKから連れてきた誠人形をそっと置いて、添い寝させる。やっぱりー! と晃星が本気でイヤそうな声を上げたが、もともと長枕なので、ベッドに入って並んでも、驚くほど違和感がなかった。

「わあ、ぴったり。どうですか晃星くん、落ち着きますか?」

「すごく悪寒がする」

「微笑ましい眺めですね……」

「なるちゃん、実は俺のこと苛めてるでしょ! さっきしつこく問い詰めたこと、けっこー根に持ってるでしょ!」

 晃星はぎゃんぎゃん不満を言い続けていたが、それは誤解というものである。成海は本当に微笑ましく思っているのだ。晃星と誠、大好きな二人がこうして仲良く布団に入っている光景なんて、なかなか見られるものではない。うっとりする。

「記念に写メ撮っていいですか?」

「なんの記念?! もしかして嫌がらせ?! 写真撮ってあとで俺を脅迫でもすんの?! ていうか携帯手にしてそわそわ頬を紅潮させんのやめて! 可愛すぎる! でも絶対やだ!」

「ええー……」

「心の底からがっかりした顔しない! うっかりなんでも言うこと聞いちゃいそうだから! 撮るなら俺一人だけにして! それなら待ち受けにしてもオッケー!」

「うーん、晃星くんだけ……」

「うわ、傷つく! その反応、すげえ傷つく!」

「だって誠ちゃん、写真嫌いだったから、ほとんどないんですよ。撮ろうって誘われても逃げるから、お友達と一緒に写ってるのもあんまりないし。せっかくだからこの機会にと思って」

「だからってこの状況で──」

 言いかけて、晃星が不意に口を閉じた。

 突然ぱっと上半身を起こし、鋭い目で部屋をぐるりと素早く見回す。その視線は、机と本棚のところで少し止まって、また成海のほうに向けられた。

「……誠の写真って、少しはある?」

 ややあってそう問いかけられたが、その内容と口調や表情の落差とに、戸惑ってしまう。

「そ、そうですね。少しは」

「どんな? なるちゃんと一緒に写ってるのもある? 子供の頃とかじゃなく、なるべく直近ので」

 詰め寄るように確認された。そんなに誠の写真に興味があるのだろうか。

「私と一緒に……最近だと、高校の入学式の時に撮ったのが一枚だけ」

「見せて」

 性急に言われ、よく判らないながらも、自分の部屋に行って本棚からアルバムを引き出した。

 成海自身は特に写真を撮られることに抵抗はないのでアルバムは数冊あるが、年の離れた誠と一緒に写っているものはそんなにはない。昔のであれば、小学生の誠に抱っこされている赤ん坊の成海、という写真がいくらかあるものの、最近のということになると、本当に皆無に近い。

 だから、高校の入学式の時の写真は、奇跡の一枚と言っていい。

 まだ両親を亡くしてそんなには経っていない頃だから、入学式にしては二人とも固い顔つきをしているが、スーツ姿の誠と、高校の制服を着た成海が、桜の下で並んで立っている。写真嫌いな誠が、「二人で撮ってもらおう」という成海の提案にすんなり肯ったのは、まだ悲しみから完全には立ち直れていない妹を気遣う意図があったのかもしれないし、両親に付き添われて式に出席する他の生徒たちを見たからかもしれない。

 兄のその優しさが感じ取れるから、成海にとっては余計に、この一枚はなにより貴重で、大切な写真なのだ。

「これですけど」

 誠の部屋に戻って見せると、晃星は黙って写真にじっと見入った。

 それを手にしたまま、目だけを上げて成海を見る。

「なるちゃん」

「はい」

「これ、借りてもいい?」

「え」

 いきなりの申し出に困惑する。

 大人になった誠と一緒に写っている、ほとんど唯一の写真。それを撮ったデジカメは壊れてしまったため、データも残っていない。だからこそ、ずっと気をつけて、厳重すぎるほど厳重に保管しておいたのだが──

「汚したりも、なくしたりもしないって約束する。必ず返すから。頼む」

 見返すと、晃星の真顔がまっすぐにこちらに向けられていた。さっきまでのふざけた調子がすっぱりと消え失せて、瞳は険しいくらいの光を放っている。

 成海はこっくりと頷いた。

「はい。どうぞ」

「ごめん。なるちゃんにとって、これがどれだけ大事なものかってことは判ってるつもりだけど」

「それを判ってくれているならいいです」

「ごめん」

 繰り返して、晃星は口元に持っていった指の先をぐっと噛んで、写真に強い視線を据えつけた。

「……これが最後だ。I'll take my chances.」

 独り言のようにそう言うと、写真を慎重にヘッドボードの棚に置いた。

 それから、ベッドの脇にいる成海のほうを向き、手を伸ばしてぎゅっと抱きしめる。

 場所が場所であるだけに少々うろたえてしまったが、晃星はベッドに座った状態のまま、立っている成海の身体に手を廻して、おでこをくっつけているだけだった。

「……晃星くん?」

 呼びかけてみたが、晃星からの返事はない。

 成海からは彼の頭の上部分しか見えないけれど、頭を垂れ、身動きもせず静かにしている。

 その姿は、まるで敬虔な信者が、祈りを捧げているようにも見えた。

 しばらくして、その姿勢を動かさず、晃星の声だけが聞こえた。

「──あのさ」

 成海の身体に顔を押しつけているので、低くこもっている。音量も小さくて、成海が懸命に耳を澄まして、やっと聞き取れるくらいの声だった。

「はい?」

「本当はね」

「はい」

「本当は、わかってるんだ。俺は、この問題が片付かないうちは、君とは距離を取っているべきだった。ずっとそばにいられないのなら、君にあんなことを言わせちゃいけなかった」

「…………」

 あんなこと?


 ──晃星を好きだと言ったこと?


「目を離すのが心配で、手を振りほどかれるのがどうしてもイヤで、迷いを押しのけて強引に君の隣を空けてもらったけど。……でもさ、待っていて欲しいなんて、結局やっぱり、俺のエゴでしかなかった。何ひとつ事態を進めることも出来ないまま、肝心な時に一人にさせて、俺って一体、なにやってんだろ、って思う」

「…………」

「これじゃ、君を余計に不安にさせるだけだ。俺、間違えたのかな。でも今さら引き返すわけにもいかない。君も手放したくない。本当に、なにやってんだろ」

 ぼそぼそと低い声で続けられる言葉は、特に返事を必要としているものではないようだったので、成海は黙ってすぐ近くにある髪の毛を指で梳くようにして、柔らかく撫でるだけにした。

 ──晃星でも、こんな風に揺らぐ時があるのか。

 いつもいつも、明るくブレずに立っていられるわけじゃない。それはそうだ、当然だ。人間なのだから。少し驚くと同時に、大いに納得する。少しほっとして、少し緊張し、少しもどかしく……

 ひどく、愛おしい。

 成海はもっと晃星の他の面も見たいし、知りたいと思う。苦しい時には、自分に出来ることがあるのなら、なんでもしてあげたいと思う。

「……けど、やるしかない。やるしかないんだ。ここまできたら」

 多分、今の晃星は、励ましや慰めを期待しているわけではないのだろう。疲れて、落ち込んで、迷って悩んで、その場にへたり込みそうになって、だからせめて胸の中にあるものを吐き出して、少しでも軽くしたいのだ。

 また立ち上がって、歩き出すために。

 だったら、成海に出来ることはひとつしかない。

 信じて待とう。晃星がそうしてくれたように。ただ強く抱きしめてくれていた、あの時のように。


 大丈夫。大丈夫だからね。


 晃星が黙り込む。しばらくの間、部屋の中を沈黙が支配した。

 しんとした中で、指の先で栗色の髪を撫で続けていたら、いきなり晃星の頭ががくっとずり落ちた。

 あれ?

「……なるちゃん」

「はい」

「眠い」

 ぼそっと言われて、思わず噴き出してしまう。

「じゃあ、ちゃんとベッドで横になりましょう」

「うん……」

 下がった頭を持ち上げて、再び枕にぼすんと沈める。上から布団をかけ直すと、晃星がすぐ近くにある誠人形に顔を顰めながらも、深く息を吐いて、大人しく寝る態勢になった。

「変だな、すげえ眠い。今一瞬、意識がなくなった」

「なにも変じゃありませんよ。寝不足なんだから」

「おかしーなー。俺、人が近くにいたら寝られないのに、どうしてなるちゃんがいると、それだけで眠れるんだろ」

 不得要領そうにぶつぶつ呟いているが、すでに瞼が半分落ちかけている。

「私の顔か声で、α波が出るんでしょうか。人を眠らせるお仕事があるといいんですけど。あ、催眠術師とかどうでしょう」

「あのね、こういう時はね、『私のそばにいると安心するからじゃないですか』って恥ずかしそうに口にするもんなの。そうしたら俺だってそこから口説き文句に持っていけるのに。なるちゃんは時々真面目な顔でわけのわかんないことを言う……」

「晃星くんは眠くなーる眠くなーる」

「ちょ、ホントやめて。笑ったまま寝るなんてマヌケなことしたくない。もっとロマンチック路線がいい」

 くくくっと笑いながら、とろんとした目を向けてきた。

「じゃあさ、手を握ってよ」

「はい。やっぱり手を触ってると安心して……」

「違うから。くそ、長々と反論してやりたいけど、無理だ、眠い」

 布団の上に出された手をきゅっと握る。

 成海の顔を見て、今にも眠ってしまいそうな晃星が、目元を崩して嬉しそうに笑った。

「あー……Lady Luck is smiling on me.」

 最後にそれだけ言って、目を閉じる。

 すぐに、すう、という穏やかな寝息が聞こえてきた。


 ……どうか安らかな眠りが、彼に訪れますように。




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