101 君のためのヒーロー
『神』に向けて大地を蹴った時、ここまで長かったと、風見はそう感じた。それはたったの六日ではあったが、様々なことがあったからだった。
終業式の日、風見は持ち前の影の薄さを利用して屋上で昼寝をしていた。校門を揺らす音が耳障りで、屋上から門を見下ろした時にこの騒動は始まった。
一番初めに戦ったゾンビはお爺さんだった。人を殺す罪悪感はあの時から拭えはしない。たとえそれがゾンビであり、本質的には死体であったのだとしても。
ゾンビに囲まれていた御影を助けた。始めは助けてあげたというのに人殺しだと罵られ、彼女に説教をしたのを覚えている。
そんな彼女の笑顔に惚れ、彼女を庇ってゾンビに噛まれたこともあった。
チェーンソーのゾンビと戦った後に、ゾンビが共食いによって進化すると気付いたことを覚えている。その時、体育館にゾンビを集めていたことが悪手だったと理解した。様子を見に行った結果、風見はゾンビとなった。
体育館を破壊してしまったことから、音につられて周囲のゾンビが集まるだろうという意見が出た。風見たちはドラゴンのようなゾンビ、裏切った笹野などの障害を乗り越えた末に学校を脱出できた。
脱出に使ったバスから降ろされた風見は、付いてきてくれた高坂と共に総合スーパーを目指した。
道中、コンビニに寄ったところで梶尾夏樹という生き残りに出会った。彼は風見と高坂を大量のゾンビから逃がすために、わざと裏切ったフリをした。
総合スーパーはゾンビの魔窟となっていた。さっさと食料を確保して逃げたいところだったが、巨人のゾンビが現れたことで二人は分断されてしまう。
風見はなんとか巨人を撃破したが、高坂の元へたどり着いた時にはすでに篠崎の手でゾンビにされてしまっていた。
それに激怒し、高坂を連れて逃げるべき状況で戦うことを選んだ。結果的に叩きのめされ、高坂を連れて逃げることすらできなくなった風見を、彼女は自害することで逃がした。
そうして復讐を決意した風見は、篠崎を殺すために敵である山城の手を借りることにする。復讐のためならば間違った手段だとしても構わなかった。
篠崎を探すためにまずは情報を集めることにした。探知能力を持つ宮里の力で自我を持つゾンビがいるところへ向かった。
訪れたのはとある高校だった。篠崎のことを尋ねたところ情報を隠され、激怒した風見はその高校の生徒を大量に虐殺した。
そして矢野の言葉を受けて自分の行動が間違いであったことに気付かされ、直後にやってきた『屍の牙』の白崎から仲間を守るために戦うことになる。
風見はその戦闘中に黒い力に覚醒し、白崎を圧倒したことによって力に溺れた。篠崎はおろか、『神』だって殺せる力だと驕った。
だから悪を滅するのだと、マイクロバスを襲っていた『屍の牙』の二人組である波風、片桐を叩きのめした。これは復讐ではない。正当な正義なのだと暴力を振りかざした。
それを高月に咎められた。かつて母親がゾンビとなってしまった時に偽善者だと罵ったことを武器に。だが高月の言葉を受けても、風見は止まることができなかった。
高月に御影が危ないことを知らされ、急いで『壁』へ向かうと、なんと彼女は今まさに篠崎に襲われているところだった。もはや復讐でも良いと開き直った風見は、篠崎を全力で潰すことを選んだ。
黒い力を最大限に使って篠崎を一度倒すことに成功するが、彼は能力で受けた全てのダメージを回復してしまい、力の副作用に蝕まれていた風見にはなすすべもなくなってしまう。
結局、御影がその身を犠牲にすることで風見は一命を取り留めた。しかし高坂を喪った時と同じように御影を失った事実を受けて、風見はもう絶望の淵から這い上がることができなくなってしまった。
そうして、長く、長い逃避の先に。
風見は、高坂と再会する。
そして彼女の願いを聞いた。
彼女の願いは風見がヒーローで在り続けること。
だから、そのために――。
――まずは、御影奈央を救うことから始めることにした。
「おおおおおおおおおおおお!!」
風見はとにかく大声を出し、自分を鼓舞した。その効果がどれ程あるのかはわからない。でも、ゼロではないと思った。
「来い!!」
叫ぶと、どこからか湧いた白い力は再び風見を包み込んだ。段々とこの力の源も底が見えてきたのがわかる。心が少しずつ、じりじりと痛み出したのだ。
時間はない。
「おい! こいつ、ぶん殴って良いのか!?」
風見は自らのうちにいる童女に問いかけた。その世界に行くことは、しない。
『殴って勝てる相手じゃないけどね』
「殴って良いんだな!?」
『勝てるとは言ってないけどね』
それがわかれば良い。風見には『神』とやらの性質はわからないのだから。
ただの風見の勘ではあるが、童女は目の前の『神』と同質、あるいは近しい別の何かであるように感じる。だから彼女ならば、同化した御影を分離させる方法もわかると思った。
とにかく無我夢中で『神』に近づく。まだ『神』は全体を出せてはいない。上体のみが空間の穴から出ているだけだ。
つまりは、動くことはない。動かない敵ならば篠崎とやり合うよりも簡単だ。
そう思ったが――。
「っぶねぇ!?」
再び悲鳴のような音と共に衝撃波が飛んできた。風見はすんでのところで頭を下げ、攻撃をかわした。
と、同時に直感でわかる。あれは、透明化しても避けられないのだと。
『今のは世界そのものを傷つける攻撃だから、ハルくんの能力じゃ防げないよ!』
「答え合わせサンキュー!!」
おそらくは、腰にある能力消去の剣でも打ち消せはしないだろう。あれはそのような法則をすべて無視した攻撃だ。
ならば当たらないように動くしかない。次々と発生する衝撃波をかわすべく、風見は空気を足場にする能力を起動した。
スポーツなどでよく聞くようなゾーンに入る、とは今のような状態を言うのだろう。風見は驚異的な集中力で全ての衝撃波を見切り、かわしていた。
そしてついに――『神』の元へたどり着く。
「御影さん!!」
聞こえていないのをわかっていて、それでも名前を呼んだ。君の信じたヒーローは今、帰ってきたぞと。はやく伝えたかった。
だが『神』を殴る直前、その拳は謎の力に阻まれた。
『――シールド!?』
「クソ……邪魔、なんだよ!!」
風見は白い力を拳に集中させた。絶対に助けるという誓いを、何者にも止めさせはしない。ここで止まってたまるものか。
その決意に呼応してか、白い拳は力のフィールドに亀裂を入れた。
『ハルくん、もう限界だよ!! わたしの世界には色がない!! ハルくんの心が、悲鳴を上げてる!!』
「わかってる!!」
わかっていた。もう風見は限界だ。すでにガス欠になった機械のように、力が引き出せなくなっているのを感じていた。
だがそれは別に風見にとっては些細なことだった。
「それでも!!」
何としても御影を救う。その過程で風見がどうなろうが、関係はない。
重要なのはたったひとつ。救えるか、救えないかだけだった。
「あの子だけは、――御影さんだけは!!」
御影は風見を救ってくれた。まだ学校にいた頃、御影を助けたその時に微笑んでくれたから。あの微笑みがあったから、風見の今があるのだ。
確かに風見はひとりでも生きていけたかもしれない。たったひとりでゾンビから逃げながら、食料を探し、他の生存者との諍いを乗り越え、どうにか生きていけたかもしれない。
だけどもしもそうなっていたら、その風見には今のように支えてくれる仲間などいなかっただろう。風見が間違えた時叱ってくれる仲間はいなかっただろう。
きっとひとりで生きていたなら、堕ちるところまで堕ちていた。そんな風見晴人を救ってくれたのは、他でもない御影奈央だったのだ。
だから。
だから――。
「御影さんだけは、絶対助ける!!」
拳が『神』に届いた。ようやく、彼女の元へたどり着いた。
であれば、背負った願いを叶えよう。
風見の目に光が戻った時、助けに来てくれと御影は言った。かつてのようなヒーローで在り続けてくれと高坂は言った。
ふたりの願いを、今、叶えるのだ。
拳が『神』に触れた瞬間、風見を受け入れるようにすうっと吸い込まれた。それは液体に触れた感覚に近かった。潜水するように、風見は『神』の中へ入って行った。
真っ暗な世界で、明るいのは白い力を纏う風見だけ。もはやその光源も弱々しく、自身の限界を否応なしに悟らされた。
だから、風見は叫んだ。闇のどこに彼女がいるとしても聞こえるように。届くように。
「御影さん、手を――伸ばせ!!」
その時、闇の中で誰かが顔を上げたのに気づいた。だから風見は不安そうにしているその子の手を掴む。その子が御影だという確信があった。
そして彼女を『神』から引きずり出した。
大天使を奪われた『神』は、断末魔のような音を立てて崩壊を始める。空間に空いていた穴は消え去り、下半身のないマネキンとなった『神』はそのまま地面へと落下していった。
『神』だったものがスローモーションで崩壊してゆく中、風見は御影と二人、空に浮かんでいた。空中に足場を作ることのできる能力は、どうやら身体が触れている他者も同じ恩恵を受けられるらしい。
七月三十一日ももう夕暮れ。遠くの山と山の間に消えていく太陽を二人は見下ろしていた。
やがて御影は一度視線を落とし、もう一度風見を見て、少しだけ目を潤ませて呟いた。
「遅いです、ばか……」
御影の手がぎゅっと、風見の服を強く掴んだ。御影の想いを感じて、風見は衝動的に彼女を抱きしめた。様々な感情が風見を襲った結果、処理しきれなくなった感情がそうさせたのだ。
「ごめん……遅くなってごめん。でも、安心してくれ。もう、大丈夫だから」
御影は風見を篠崎から守ってくれた。その時の恐怖は風見には想像できない程のものであっただろう。それでも風見が必ず立ち直って、自分を助けにきてくれることを信じていたのだ。
何の力もないお前に何が守れるのだと最低の言葉で罵った男を、それでも彼女は信じてくれたのだ。
「わかってますよ。風見先輩は、私だけのヒーローですもんね……?」
そう御影が笑ったのを聞いて、風見は御影の肩を掴み、少し離した。顔と顔を向き合わせて、御影の言葉をゆっくりと否定する。
「いや、俺は君だけのヒーローじゃないよ。それはもう、やめた」
そう、違うのだ。
風見は、君だけのヒーローではない。
風見晴人は――。
「俺は、君のためのヒーローになる」
それが高坂の願いを叶えるための決意だったのだ。
御影のためのヒーロー。つまり、御影のために行動するヒーローだ。それは、御影だけのヒーローと何が違うのか。
「君の救いたい人、守りたいもの、それら全部を俺が守る。俺が君のつるぎになる。そういうヒーローを目指すよ」
それは不可能に近い試みだった。
御影奈央とは、目に映るすべての人を守りたいと思うような人間だ。苦しむ人を放っておけず、どうにかして助けられないかと考えてしまう人間だ。
そういう少女のためのヒーローになるとは、つまりすべての人を守るヒーローになるのと同義なのだった。
彼女だけを守れば済んだ以前とは違う。彼女を守り、彼女の目に映るすべてを救わなければならない。
「そんな、そこまでしなくても……」
「違うんだ。これは、俺の誓いなんだよ」
尽くされるのに抵抗を覚えた御影が遠慮がちにするが、これは風見が勝手にすることだ。これが高坂の願いを叶える方法ならば、こうするしかない。
「これが俺の出した、答えなんだ」
「――――」
御影奈央の剣となり、盾となる。それが風見晴人の答えだった。風見の『居場所』で高坂に誓った、答えだったのだ。
「そう、ですか……」
始めは困惑していた御影も、風見が答えを出したということに少しずつ頬が緩んだ。その意味を噛み砕いていき、風見が正真正銘立ち直ったことを理解する。
ああ、やっと――。
風見晴人は、帰ってきたのだ。
「おかえりなさい、風見先輩!」
彼女がその言葉をどれだけ言いたかっただろう。どれだけ彼女を心配させてしまっただろう。
だけど、もう良いのだ。
風見の見たいものは見ることができた。
風見の見たいものは御影の笑顔だ。彼女は、今、包み込むような微笑みをくれた。だから風見は、――次の行動に移す勇気が出た。
「山城」
「あいよー」
風見が呼ぶと、山城はすぐに瞬間移動してきた。その能力の原理については深くは問わない。
山城は風見に捕まると、確認した。
「そんじゃ、瞬間移動するかい?」
「ああ、けど」
そこで風見は一旦置いて、御影を見た。ここで素直に帰ることができたならどれだけ良いだろうか。だけど御影だったらどんな人でも守りたいだろうなと、改めて思うのだ。
だからこそ。
「瞬間移動は、俺抜きだ」
「――え?」
「俺は、ここに残る」
御影も山城も、そのセリフに困惑した。当たり前だ。彼らからすればもう、この騒動は解決している。風見が残る意味がわからないのだろう。
だからそんな二人に、崩壊する『神』を指差しながら説明した。
「あの、『神』の中……もうひとりいるだろ?」
「――それは」
「そいつも、助け出さなくちゃな」
確かに『神』の中には鈴音がいる。彼女の翼が大天使に還ったことで『神』は生まれた。
『神』から御影奈央は助け出した。だがそれで終わりではないのだ。残された鈴音は崩壊に巻き込まれて死んでしまうかもしれない。それでは風見の誓いが果たされないのだ。
「でも、風見先輩……!!」
風見の決意が御影には伝わっているのだろう。本当は否定したくない、ここで風見を止めるのは本意ではないというのが伝わってくる。
「風見先輩は、そんなに……ボロボロじゃないですか……!!」
指摘された通りだった。
風見はもうすでに限界を迎えている。身体はもちろんのこと、心だって。今は御影や山城が周りにいるから、自分が独りではないのだという現実があるから、虚無感に押し潰されずにいられた。
だが、これでひとりになってしまったら風見はどうなるのだろう。
限界を超えた先には何が待っているのだろう。
「行かないでください……!」
今度は御影が風見に抱きついた。
「お願いします。もう、それ以上……背負わないでください……!」
「――――」
御影の言葉に泣きそうになった。
背負わないでくれ。ああ、確かに風見はたくさんのものを背負いすぎたのかもしれない。高坂の死、御影への好意、高月への後ろめたさ、篠崎への憎しみ、山城への申し訳なさ。他にもたくさんのものを背負って、今まで一生懸命走ってきた。
独りでいるのをやめてから、肩の重みが取れたことはなかった。重みが取れたことはなかったけれど。
「けど、俺はさ」
「――――」
「こうやって色々背負い込むの……悪い気分じゃないんだ」
「かざみ、せんぱい……」
「もしかしたら、君の影響かもな」
誰かのための想いを背負うことで重いと感じたことはない。誰かを大切にするとはこういうことなのではないかと思うのだ。
それはおそらく御影の影響だろう。彼女が他者に対してひたむきに想う姿が、他者に対して無感情だった風見を変えたのだ。他者と関わることを面倒だと思っていた風見を変えたのだ。
「大丈夫だよ」
心配そうにする御影に風見は言った。
「もしも君が危ない目に遭ったなら、俺が絶対助けに行く。これは、約束だ」
「……ほんと、ですね?」
「ああ、約束する。必ず助けるよ」
それは事実上の、ここでは死なないという宣言だった。そういう言葉しか、風見は御影を安心させられる方法を持っていなかった。
だがその言葉のおかげか、涙を浮かべていた御影も笑ってくれた。だから風見はそんな御影を山城に渡す。同時に腰の剣も山城に持たせた。
「高月にサンキューって伝えといてくれ、あと死ねとも言っといて」
「どっちなんだかわからんね、これは……」
「あと、さっき言いかけた言葉の続きだけどさ」
「ん?」
『神』が現れたせいで、山城に言いそびれた言葉があった。これだけは、今言っておきたかった。
「なぁ、山城。いや、――あっくん。俺、少しだけ昔のことを思い出したよ」
「――! ああ、それで?」
「ちゃんと全部思い出したら、改めて謝りに行く。それまで待っててくれないか?」
「……ハハッ、まだ謝らないのね。オマエらしいや」
山城は腹を抱えて笑うと、満足げに微笑んだ。
「それで良いよ。待ってるわ、親友」
そう言ってひらひらと手を振りながら風見の頼みを了承し、御影の肩に触れた。
「それじゃナオちゃん、行こっか?」
しかし、御影は風見の服を掴む手を離そうとはしなかった。重ねて山城が問うとふるふると首を横に振った。
「御影さん……」
「…………」
御影は無言だった。無言で風見から離れまいとしていた。
納得したような様子を見せても、本心は納得してはいないのだ。その駄々っ子に似た様子に風見は微笑ましいものを感じながら。
「またね」
「――っ!」
風見は御影の手を優しく離した。その結果、空気を足場にする能力の恩恵からは外れて自由落下を始める。
御影は慌てて反射神経で手を伸ばした。まだ手を伸ばせば間に合う距離に風見はいた。
「先輩、手を……!」
風見は笑った。まるで先ほどと真逆の状況ではないか。今度は風見の方が手を伸ばされている。
ありがとう。心の中で御影に告げた。
そうして風見は、自身の能力を発動させる。自分の存在感をなくす。それが風見の能力、『消失』の効能だった。
その消失加減をうまく調整すれば、こんな芸当もできる。
「――えっ」
御影の手は確実に風見の手を掴んだ。はずだった。しかし彼女の手は風見の手をすり抜けて、空を切る。
風見には質量がなくなっていた。いや、そうではない。見えるのに、触ることが出来なくなっていた。
風見は能力を調整して、自分の中身だけを消失させたのだ。
「――あ、ああああああ!!」
御影は何も掴めなかった自分の手を見下ろして、叫んだ。落下していく風見を見送って、泣いた。
――ああ、俺は女の子を泣かせてばかりだな。
そんなことを考えながら、風見は『神』の残骸に向かっていった。
七月三十一日、午後五時三十四分。
ひとりの少年はひとりの少女のためのヒーローとなり、『神』を打ち倒した。
そしてその事実はこの終わってしまった世界で大きな意味を持つことになる。
『神殺し』。
風見晴人という少年はそんな風に呼ばれた。
遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。やっと第一章を書いていた頃から書きたかったシーンに辿り着きました。まだまだ拙い表現力、文章ではありますが、今の自分にできる最大の筆致で突っ走ることができたかなと思います。
『24 君だけのヒーロー』の頃の風見晴人と比べると、絶望も希望も知り、それでもヒーローになろうとする少年の成長が見られるかなと。
ガバガバなストーリー内容ではありますが、笑い飛ばしながらでもここまで読んでくださった方はありがとうございます。こんな調子でこれからも続けますので、何卒よろしくお願いします。




