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終業式の日に世界が終了したんだが  作者: 青海 原
第三章『東京防衛戦』
106/125

100 God helps those who help themselves

 倒れる山城を茶髪の少年が見下ろす。茶髪の少年は、思った以上に消耗させられたことに驚いていた。


「これでやっと、『神』が拝めるぜ」


「は、ぁ――『神』ぃ?」


 もはや声を出すのもやっとというほどに打ちのめされてもなお、山城は挑発するような笑みを浮かべる。


「まぁた、設定の話かよ……。日々の創作活動に余念がないね」


「言ってろハゲ」


「……それを召喚して、どうする気なんだよ?」


 山城は普段の調子とは打って変わり、真面目にそれを聞いた。

 山城にも目的がある。『神』の召喚が目的に良いように作用するのならこれ以上少年を止める意味はないし、むしろ推奨したいところだ。

 だが悪影響があるのならば、どうにかして止めなくてはならない。

 そんな山城の質問に、茶髪の少年は目を丸くした。


「――どう、ってのは?」


「『神』を召喚して、その後だよ。それで何をするつもりなんだ、オマエ」


 そもそも『神』とはなんだ。ゾンビが蔓延した世界に『進化』ときて『能力』ときて遂に『神』か。パワーバランスのインフレーションが激しすぎる。

 山城の質問に、側で隠れていた御影も賛同してきた。


「そ、そうですよ! これ以上『壁』に戦いを挑んだって、意味ないじゃないですか!」


 御影からすれば『壁』と『屍の牙』の戦力差は歴然なのだ。もはや数人しか残っていない『屍の牙』に勝機はない。無意味な死人が出るだけならば、『神』とやらを出す意味もないだろう。

 それとも、『神』はこの戦況を覆すほどに強いというのだろうか。


「まぁ、意味はねぇかもな」


「だったら!」


「でも、面白そうじゃん?」


「――――!?」


 茶髪の少年が心底楽しそうに言った。それを聞いて、今度は御影たちの側が目を丸くした。


「だって、『神』だぜ? 『大天使』に『翼』が還って初めて見られる最強の存在だぜ? お前ら、自分を生み出した存在――それと同等の力を持った存在が見れるって聞いて、興味出てこないのかよ? ましてや媒介する『翼』が恨みを持ってるときた。『壁』に対して『神』がその力を振るう、その場面が見れるんだぜ!? 面白そうだろ、なぁ!?」


 茶髪の少年はそうやってとても、とても楽しそうに語る。しかし御影にはその感情が全く理解できなかった。この人は、どうして嬉々として人を傷つける話ができるんだろう。そう思って、話が頭に入ってこなかった。

 この少年は、ダメだ。

 きっと普通の人間と、どこかが違うのだ。頭の歯車を掛け違えているのだ。

 普通の人間だったら、他人を傷つけることで嬉々とすることなどできるはずがない。

 だが、『大天使』である可能性のある御影奈央に、『普通の人間』としての意見を言うことが果たしてできるのだろうか。


「――ぁ」


 御影は、ゾッとした。

 御影と目の前の少年とは、可能性の話では同質のものだ。であれば、目の前の少年が狂っているように御影もまた、どこかが狂っているのだろうか。

 目の前で苦しむ誰かを守りたいという感情は、狂っているのだろうか。

 確かに側にいる山城は人を傷つけて笑いそうに思える。

 隣でぼけーっとしている真白だって、何を考えているのかわかったものではない。もしかしたら、人を傷つけることに何の躊躇も抱かない性格かもしれない。

 だとしたら、御影の方が異常なのではないだろうか。

 見ず知らずの他人まで救いたくなってしまう御影の方が、どこか狂っているのではないだろうか。


「なぁ、面白そうだろ!?」


「――まぁ、確かにカミサマがいるなら……会ってみたいよねぇ」


「ははっ、わかってんじゃん」


 御影の不安を肯定するかのように、真白が同調した。やはりそうだったのだ。御影の方が異常だったのだと、そう思いかけた時だった。


「会って、一発ぶん殴りたい」


「――――」


「……ははぁ!」


 拳に息をかける真白に、それの方が面白いと言わんばかりに笑う山城。それらを見て、御影は自分の想像がバカらしくなった。

 ああ、なんて能天気な二人なのだろう。この人たちも、よく考えれば『普通』ではない。というか、普通の人間なんていないのかもしれない。

 だって、人と人とはこんなにも違うのだから。


「そりゃ良いや。一発、ぶん殴ろう! 茶髪、神の召喚頼んだわ」


 そう言って山城はごろんと転がる。もはや茶髪の少年を制止する力はなくなった。

 しかしその返答がまた少年を苛立たせる。今度はもう、怒りに任せて早口でまくしたてることもなかった。


「そうかよ」


 心底つまらなそうに告げると、少年は御影の元まで歩いてくる。「ひっ」と声を上げる御影に構わず、その肩を掴んだ。


「行くぞ、『大天使』」


 そうだ。少年を制止する者がいないということは、御影を助けてくれる人もいないということだ。これから自分はどうなるのだろうという不安に身を焼かれそうになっていると、山城が言った。


「風見晴人は来るぞ」


 それに御影を安心させる意図があったのかは、最後までわからない。しかし、御影はその言葉で少しだけ勇気が出た。


「――はぁ? 誰だそいつ」


「その子の」


 どうでも良さげな少年に対し、山城はそこで一度言葉を区切ると、御影の方へ指を指してウィンクした。



「ヒーローさ」





※※※





 バキィン、とガラスの砕けるような轟音が響いた。少なくとも東京にいれば聞こえるのではないか、そう思えるほどに大きな破砕音だった。

 そうして風見たちが顔を上げた時、空間に大きなヒビが入っているのを見た。


「なんだ、あれは……!?」


 一番最初に驚きを声に出したのは高月だった。この場にいるものの中では学がある方である彼だからこそ、目の前の異常に真っ先に冷静さを欠いたのだ。


「空間に、穴が開いている……というのですか!?」


 笹野も高月と同じ驚きを口にする。

 ヒビは少しずつ広がり、空間に開いた穴も同時に巨大化していった。世界を侵食するように、あるいは世界を飲み込むべく口を開いたように、穴は大きく広がった。

 そして山を飲み込めるのではないかというほどに大きくなった穴は、そこで沈黙した。


「な、なんなんだよ……あれは!?」


「わ、わかんないよっ!」


 やっと篠崎という敵を打ち倒したというのに、今度はなにが出て来るというのか。熊田は矢野に当たるが、矢野にだってこの状況は理解できない。


「風見さん、不味いです……!」


 状況が理解できず空を見上げるしかできない中、宮里が一歩進み出た。彼女はとても怯えた顔で言った。


「あの中に、とても巨大な反応があります……」


 宮里には索敵の能力がある。穴の正体を探るべく発動してみたのだろう。


「あ、あんな巨大な反応……勝てる、わけが……」


「巨大な、反応か」


 風見は宮里の言葉に、なんとなくその正体の察しがついた。篠崎が戦闘中にまだ切り札があると言っていたではないか。おそらくは、それだ。

 その答え合わせをするように、倒れ伏していた篠崎が呟いた。


「『神』だ」


 風見以外の全員が目を丸くした。確かに穴は、その存在の顕現には相応しすぎる。適当を言っているようには、誰も思わなかった。


「俺が合図したらっつったんだがなァ、どーやら誰かが勝手にあれを出したらしい」


「神、か」


 風見はその存在の名を呼ぶ。それを信じたことはない。神頼みが無意味であることは、世界がこうなったことで証明された。

 人間よりも上位の存在である神に、どう挑めば良いのか風見にはわからなかった。

 正直な話、篠崎との戦いで消耗しすぎた。まだかつてのような虚無感には襲われていないが、それも時間の問題でしかない。篠崎が限界を迎えて寝そべっているように、風見だって限界なのだった。


「おーい」


 そこで、隣に建っている病院の方から間抜けな声が聞こえてきた。全員がそちらを向くと、そこには少女に肩を借りる山城天音の姿があった。


「山城さん!」


 佐藤が嬉しそうな声を上げる。自分たちのリーダーだ。信頼しているのだろう。もしかしたら、『神』もどうにかしてくれると思っているのかもしれない。

 だが、それを否定するような言葉を山城は告げた。


「悪い、負けちまった。これから『神』とやらが出てくるみたい」


「おい!!」


 即座に熊田のツッコミが入る。山城は「悪い悪い」と宥めるように手を振り、倒れ伏した篠崎を見下ろした。それを見て安心したように笑い、風見の方へ視線を移した。


「思ったより遅かったな、帰ってくるの」


「ヒーローは遅れてくるってのは、聞き飽きたか?」


「はっ、そういうのを待ってたよ」


 山城がなぜ安心したのか、今の風見にはわかっていた。山城の目的も、なんとなく見えてきた気がする。

 御影がさらわれた時に絶望から迷い込んだ記憶の世界で、風見は幼い山城に出会った。そのことが、全てを説明していたのだ。


「なぁ、山城……」


 風見が言いかけた時だった。

 ピシ、とヒビの入るような音がしたと思った時には穴が縦に長く開いていた。

 あの穴はあんなに大きかっただろうかと思う中、その奥から巨大な手が現れた。ふたつの真っ白な手は穴の両縁を掴み、縦長だった穴を横に広げる。

 ベリベリと紙が破れるような音とともに無理やりに広げられた穴から、強大な存在が現れるのを感じた。


「い、いやっ…! なんなの、あれ…!?」


 一番先に悲鳴をあげたのは、索敵能力を持つ宮里だった。彼女にはその存在の強大さが一番初めにわかったのだ。

 遅れて恐怖が一同に伝播した。あれは、ゾンビとはまた別のものだ。それが本能的に理解できた。

 この世界に存在するあらゆるものは目の前のものより下位のものなのだと、それが感じ取れたのだ。

 それゆえの恐怖。それゆえの畏怖。それゆえの戦慄。それゆえの、言葉なき叫喚だった。


「くる……」


「いやぁ!」


 高月が存在の顕現に思わず言葉を漏らすと、宮里が頭を抱えて座り込んだ。矢野と笹野が宮里に駆け寄り、彼女を抱きしめる。

 その最中、『神』は少しずつ頭を穴から覗かせ始めた。見える限りでは、白くのっぺりとしていた。それまるで、マネキンだった。


「わあぁぁぁ!」


 宮里の恐怖は佐藤にも伝わり、集団パニックのように佐藤も悲鳴をあげた。熊田がそんな佐藤の両肩を掴み、揺すった。


「しっかりしろ! 目をそらすんじゃねぇ! 恐怖に負けたら、終わりじゃねぇか!!」


 しかしそう言う熊田の声も、どこか震えていた。虚勢でしかなかった。結局人類は、地球を統べたところで他の動物と同じように本能的な恐怖には抗えないのだ。

 これはきっと本能を理性で抑え、神へ近づいた気でいる人類への罰なのだ。

 自分よりも上位の存在への本能的恐怖。人類は今、遠い昔に忘れ去られたその感情を呼び起こされた。


「ありゃァ、間違いなく『神』だ」


 篠崎も上体を起こし『神』を見つめた。呟きながら、彼は自身の金髪を整えるように撫でた。


「俺は……俺たちは、何つーもんを作っちまったんだァ?」


 篠崎は『屍の牙』のブレーンである人物とともに鈴音の進化の方向を操作した。そして茶髪の少年からの『翼』を受け取らせ、あとは『大天使』との融合を待つだけの状態を完成させた。

 だが実際に融合させて、『神』を完成させたところで気づく。

 あれは、あまりにも強大すぎるのだと。


「ありゃァ、ジョーダン抜きに世界を終わらせんじゃーねェのか……?」


 やがて『神』肩口までその姿を見せた。そこまできたところで『神』は上体をそらすと、口などないのに吠えた。

 それはまるで産声のようだったが、声と呼べるようなものではなかった。声ではなく、音なのだ。しかし、悲鳴のようでもあった。

 その時、衝撃波が発生した。

 それはワンテンポ遅れて風見たちのところまで到達する。


「うわぁぁぁ!!」


 全員足を踏ん張って唐突に訪れた衝撃に耐えていたが、佐藤は耐え切れなかった。


「真那斗!? クソ、手ェ伸ばせッ!」


「薫くん、助け――!!」


 熊田が手を伸ばしたが、届かない。佐藤は遠くへ飛ばされてしまった。

 気流に乗ったように、みるみるうちに見えなくなる。熊田は唖然としながら二、三度空を掴んだ。そこにはもう、佐藤の手などありはしないのに。


「クソ……なんなんだあれは!」


 高月は焦燥感を隠せない。当たり前だ。確かにあれは人間よりも上位の存在に見える。

 しかし、あれが。

 あんなものが、神だというのか。


「僕は、あんなものに願っていたつもりはない……!!」


 人はどうしようもない現実にぶち当たった時、神に祈る。祈りは宗教に関係なく、どんな文化圏にも存在した。

 人類は知っているのだ。自分よりも大きな存在がいることを。

 獣から理性を持つヒトへと進化しても忘れ切れず、本能の部分に記憶されているのだ。

 だがその祈りの対象がこんなものなのだとしたら。

 我らの祈りは、何のためにあったのだろうか。



「あれは神様なんかじゃないよ」



 しかし、焦燥、怒り、恐怖を全てばっさりと切り捨てる言葉が放たれた。

 その言葉を言ってのけたのは、風見晴人であった。


「あれは――俺たちの、敵だ」


「――――」


 その場にいた全員が一瞬凍りついた。みな、目の前の存在の強大さに支配されていたからだ。だが風見だけは、その強さに全く動じなかった。

 その強さが、風見にはあったのだ。


「――御影奈央は、あれに取り込まれている」


 そんな風見を後押しするように、山城が情報を出す。風見の目的はあそこにあるのだと、示してみせる。

 御影の情報に風見は一度目を見開くと、「そっか」と落ち着いた口調で言った。


「じゃあ、助けに行かねえと」


「――無茶だ、ハルト!」


 そんな風見を高月が止める。

 当然だった。確実に勝てる見込みがあるのなら良い。しかし、今の風見は病みあがりのような状態から飛び出してきて篠崎との戦闘を行った後なのだ。

 身体も、心もきっと、限界を超えているはずだった。

 高月には風見の落ち着きが虚勢にしか映らなかったのだ。


「僕は『壁』のトップに聞いた! 第一部隊はいつ出動するのかと! トップは来たるべき時に出すと、そんなようなことを言っていた。それは、きっと、今だ!!」


「うん」


「援軍が来てからだって遅くはない。『壁』の最大戦力と協力すれば、あの怪物に勝てる可能性だって――」


「わかってるよ、お前の言いたいことは」


 風見は高月の肩を叩いた。

 高月にはそれだけで、風見との差を理解した。ああ、そうかと高月は納得する。


「それでも俺は、一秒でも早くあの子を助けてあげたいんだ」


 こんなセリフ、風見と同じように生きても高月の口からは出てこないだろう。風見晴人だから、こんな言葉が言えるのだ。

 これが高月と風見の差。ヒーローとしての、差なのだろう。


「矢野、お前らは佐藤を探せ」


「う、うん!」


 風見は高月との話を打ち切ると、振り返って山城の仲間たちに指示を出した。もうすでに風見の中では、作戦が固まっていた。


「山城、悪いけどお前だけ残ってくれ」


「えー、俺も今ボッコボコにされたばっかなんですけどー?」


「御影さんを助けたら俺のところまでテレポートしてきて、満身創痍の俺たちを連れてここまで逃げてくれ」


「タクシー代わりにすな! 借りは返せよなー?」


 はいはい、と手を振ってやると山城はさらに饒舌になったので無視して高月の方へ向き直る。


「高月は御影さんを連れて、マサキたちと合流するんだ。さっさと『壁』に帰って、二度と御影さんを危険に晒さないように言い聞かせてくれ」


「会長に会ったのか!?」


「ああ、バッチリ助けといた」


 そして、風見は篠崎の方へ身体を向ける。篠崎は視線を合わそうとはしなかった。


「篠崎、頼みがある」


「…………」


「高月の話だと、これから第一部隊とやらが来るらしい。そいつらを、足止めしてくれねえか?」


 第一部隊はおそらく『神』を殺しにくるだろう。しかしそれでは、御影さんを救うことができない。はっきり言って、風見にとっては邪魔なのだ。

 篠崎は強い。彼はたった一人でこの場にいる全員と戦ったようなものだ。その実力があれば、きっと大抵の敵は倒せるはず。


「……足止めで、済むと思ってんのかァ?」


「――――」


「別にしばらくこっから動くつもりはねーよ。だからそいつらが来たら戦うだろォさ」


 「だがよ」と篠崎は前置きし、その黒瞳で風見を睨みつけた。


「俺は、『壁』のやつが来たら一人残らずぶち殺す。足止めじゃねェ、殺戮だ」


 殺意のこもった視線を受けて、風見はフッと笑った。それに篠崎は目を細める。


「何がおかしい? テメーの言葉に感動したら、そんなにすぐに変わるのかよ? 漫画みてーだなァオイ」


「ああ、わかったわかった。別に何も言ってねえだろ、好きにしろよ」


「チッ」


「――でも、さっきの俺の言葉を少しでも受け取ってくれたんなら」


 風見はそこで頭を下げた。

 これは嘆願であり、同時に色々な想いを込めた謝罪のつもりだった。風見はここまで篠崎と長く争ってきた。

 それをもう、終わりにしよう。そういう意味を込めた。


「俺を、助けてくれ」


「――――」


 篠崎は答えなかった。無言で目をそらし、こちらを向いてはくれない。だけど彼は、否定もしなかった。

 だから風見は『神』を正面から見据えた。篠崎のことを信じてみることにしたのだ。


「さてと」


 一歩を踏み出す前に、風見はひと呼吸置く。本音を言えば、少しだけ怖かったのだ。

 黒い力を手にした時、それを神にも届く力だと思った。だけど実際にそれを目の前にすると、やはり途方も無い差があるのではないかと感じる。

 ましてや今使えるのは白い力だ。本当に勝てるだろうか。助けることができるだろうか。そんな不安を拭うことはできない。

 できないから、ひと呼吸置いたのだ。そのひと呼吸で勇気は出た。


「行ってくるわ」


 その風見の言葉は震えてはいなかった。

やっとこの章も終わりが見えてきました。頑張ります。

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