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僕の守護目  作者: 月山 ヒナ
1/1

元凶

始めて書いたので上手くはありませんがよろしくお願いします。



もっと上達するよう、日々努力していこうと思います。




「ハルは気味が悪い子だねぇ」




僕は最初、なぜそう言われるのか

意味が理解出来なかった。


自分では、普通に生活していて

普通に人と接していて変わったことなんて何もないと思っていたんだ。



それなのに、親からも、友達からも、

同じようなことを言われた。


そうしてだんだん

皆が僕を避けるようになっていった…



僕が、その理由に気づいたのは

小学五年生のときの

ある夏の蒸し暑い日だった。





僕が、神社の石段に座っていると

上から唐突に声がふってきた。


「また来たの〜 」

フフッと優しげな笑みをうかべて

レースの服を着た17歳くらいの少女が、黒というより深緑に近い色の髪を揺らし

嬉しそうにに話しかけてきた。


彼女は、みや

親にも気味が悪いと言われ居場所がない

僕は、毎日神社に入り浸っていて、

その時に彼女と出会ったんだ。


「いいでしょ?

だってみやと話すの楽しいし」


「うまいこといっちゃって!」


「じょーだんだよ」

少しいじわるく言うと、

ちょっとすねた顔をし、頬を赤くした。


「クスクスッ」


毎日のこの少しのやりとりも

僕にとっては、とても楽しいものだった


みやも友達がいないのか、

僕が、神社にいると必ずいるから

そんなやりとりから、

毎日、日がくれるまで話した。


「あのさ…相談なんだけどね 、


何でみんな僕のことさけるかわかる?

みやしか、僕と話してくれないし

自分じゃ分かんなくてさ…」



そう話すと何故かみやは、

少し悲しい顔をしたのを

僕は見逃さなかった。


「ハルが…「おい、お前」


みやの声が

急に男の低い声でかきけされた…


前をみると、そこには同じクラスの

翔が仁王立ちしてこちらを睨んでいた

いや、

僕というよりはみやのことを睨んでいた


翔は小学生のわりに、身長が高く

顔つきが悪いため中々迫力があった。


「なんだよ…お「何で自分が避けられるのか分からないのか」


「!!」

聞いてたのか…


「分かるんなら聞いてみたいな、

分かるんならな」











この時、聞いたのが僕の間違いだった。





「じゃあ、教えてやる。


それ、






その女が原因だぜ」


読んでいただき、ありがとうございました。

アドバイス、ご指摘等、ありましたら

ぜひお願いします。

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