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彼らの出会い

彼女の名前は成瀬希咲なるせきさきは小説を書いている。

ある日学校にいくと遠くの方で賑やかな所があった。

彼女は白城高校に通う高校二年生

放課後になると近くにある図書館に寄るとそこで小説を書いている。


私は学校でいつも通り次の小説の内容を考えていた。

なかなか出ない。

頭を抱え込む希咲。

その時図書館に誰かが来た。

希咲はドアの方を向くとそこにはなんとスター☆フラッシュの姿があった。

私はその瞬間頭の中で突然何かが浮かんだ。

「あっ成やんだ。」

そう私に声をかけてきたのは有賀翼(ありがつばさ)

彼は元気いっぱいの男の子。

後ろから「あっ本当だ。」といいながら他の男の子も顔を出してきた。

翼は私の机を見ると紙を見つけた。

私は急いで紙を腕の中に隠した。

「成やん。なに書いてるの?」

「秘密です。翼くん。」

凪がひそかに『新しい小説か?』と聞いてきた

私は小さくうなずいた。

翼はおもしろそうだな。という風な表情をした

高山凪(たかやまなぎさ)はクールであり、希咲や他の四人には笑顔を見せるがというかたくさん見ることはないが。

たまにボケるところがいい。

私と彼らにはなぜこれほど仲良くなれたのか。

その話をするためには二年前に遡る。

希咲たちが中学三年生の頃彼らはクラスが違った。

もちろん話したことすらない。

だが、ある日私は友達と御手洗いから戻ってくる最中廊下で五人とすれちがった。

隣にいた友達に『さっきの有名な人達だよ。かっこいいよね。』と言っていた。

クラスが違うためそこまで彼らのことは知らなかった。

この時から私ははじめは興味で小説を、書いていた。

その出来た作品を見せては評価をもらっていた。

それがクラスに広まり私のクラスのみんなが集まって目立つようになってしまった。

そしてその小説の噂が彼らの元に流れつき、突然私たちのクラスに尋ねてきたのだ。

「すみません。このクラスに成瀬さんって子いる?」

その瞬間クラスの中が騒がしくなった。

友達が私を呼びに机まできた。

その女の子は慌てながら希咲の腕を引っ張るとドアの方に連れていった。

ドアにつくと目の前に五人のかっこいい男の子が並んでいた。

五人のうちの一人が私の名前を呼んだ。

「君が成瀬希咲ちゃんだね。僕たちは噂でここまで来たんだ。小説を書いている子がいるって話を風の噂でね。」

話しかけてきたのは素敵な笑顔が素敵なリーダーの野間瞬(のましゅん)くんだ。

彼はさわやかな感じなのが人気の秘密らしい。

もちろん、クラスのみんなは『凄い希咲』

『羨ましい』などという声がさまざま所から飛んでくる。

その日から彼らは私のクラスに通うようになった。

時を経て現在はここまで仲良くなった。

リーダーの瞬は彼女に向かってこう言った。

「僕たち希咲ちゃんと一緒に帰ろうと思って。

だから希咲ちゃんが小説書き終えるまで待ってるよ。」

「えっ。そんなの悪いです。先に帰ってください。4時ですよ?」

五人は彼女の方を見て『大丈夫だよ。』という言葉を言った。

私はなんだか申し訳なくなったのだ。

サッサッと文を書くとあとは自宅でやろうと思った。

後ろを向くと五人は寝ていた。

彼らは国アイドルのスター☆フラッシュ、仕事を一緒にやらなければならない。

体力的にも危険な状態になるのに五人は頑張っているのだ。

私はそんな彼らが好きだ。

いつの間にかファンになっていた。

希咲は彼らを起こした。

「おまたせしました。ごめんなさい。またせてしまって。」

「いいんだよ。成やん。俺らは君と帰りたいんだ。」

翼が希咲に言った。

他のみんなも首を上下にふった。

私は嬉しかった。

こんなに嬉しいことなどないのだから。

急いで支度をすると、六人は学校の大きな門をでた。

この五人と並んで平気なのか。

そう思うと私は一歩後ろに下がってしまった。

優馬は一歩下がった彼女を見て声をかけた。

「成瀬さんどうしたの?」

「えっ?」

「どうして僕たちよりも後ろにいるの?」

「あの。その。いえ。なんでもありません。ごめんなさい。優馬くん」

鈴原優馬(すずはらゆうま)は普段はおとなしいがかわいいところもある。

彼らは軽くだが笑った。

希咲は恥ずかしくなった。

顔のホホが赤くなった。

(瞬くんたちの中にいたらドキドキがとまらないよ。)

私は瞬くんや凪くんたちをチラッとみた。

二人は『どうした?』という表情をした。

「希咲ちゃん大丈夫?」

「もしかして、俺らの前で緊張してるのか?」

図星だった。

まさか凪くんに当てられるとは思わなかった。

ますますドキドキが…

「えっ?希咲ちゃん緊張してるの?」

「えっ?いやっその…」

「手を出してみて」

(手…?)

手をだした瞬間彼は希咲の手を両手で握った。

私は驚いた。

目を丸くしてほほを赤く染まっていた。

他の四人はそんな二人の姿を見てほんわかしていた。

「瞬…瞬くん…!?」

「いとこにね、よくやるんだ」

「そっそうなんですね。」

なんだか心がポカポカするような気がした。

後ろからツンっと袋大我がしてきた。

横神大我(よこがみたいが)はぬいぐるみが大好きでいたずら好きの男の子。

五人の中で弟みたいな存在である。

私は思わず『きゃっ!!』と声をだしてしまった。

両手で顔を隠してしまった。

希咲たちは歩いた。

するとT紫支路まできた。

そこからそれぞれのみちに言ったそ子からそれぞれの道に行った。

私と同じ方向なのは瞬くんと凪くん。

反対方向なのは、翼くん、優馬くん、大我くん。

この二人と帰るのは勇気がいる。

隣にスター☆フラッシュの人がいる。

夢のような時間だ。

何回もこのようなことは経験しているはずなのにドキドキする。

不思議な感じだ。

歩いていると途中の道で凪くんがわかれた。

二人はバイバイと言った。

凪は『ふっ』と笑ったあと、振り向いて歩いていった。

私と彼は歩いて歩いてもなかなか離れない。

二人は『あれ?』と言いながらひたすらあるいた。

希咲の自宅についた。

すると瞬はなんととなりの家の門の前に立った。

彼らは顔を見合わせ驚き笑った。

二人は家が隣だった。

中学校のときは学校違った。

その時から近いうことに気づかなかった。

家から夕刊をとりに兄の誠がでてきた。

髪の毛にホワイトをつけたまま出てきた。

私はそんな彼をみて急いでホワイトをふいた。

誠と瞬はお互いに顔を合わせて挨拶をした。

なんだか空気が薄くなったような感じがした。

瞬は希咲と誠にさよならというとドアの向こうに姿を消した。

兄は部屋に戻った。

締め切りまで余裕をもらすために毎日夕食まで書いている。

私も小説を兄のマンガより負けないくらいおもしろい小説を書こうと思う。

希咲の母親は彼女たちが小説家、マンガ家だということはもちろんのこと知っている。

家のほうもこの二人のおかげで素敵なところに住んでいる。

両親はホントのところ子供たちに感謝しているということなのだ。

子供たちが出した本は必ず買っている。

秘密で。

なぜか知られたくないといっている。

恥ずかしいから・・・ということだ。

それだけ裕福な家である。

七時になると下の階から母親の声が聞こえた。

「誠、希咲ご飯ですよ。降りていらっしゃい」

二人は返事をするとそれぞれ作業をやめリビングに集まった。

父親は今出張していて家にはいない。

三人で夕食を食べることにした。

「いただきます」

今夜の夕食はオムライスだ。

私の大好きなもの。

真ん中にフォークを差し込み開くと黄色のたまご・・・

とろとろと流れ出すのがたまらなくおいしそうだし大好きだ。

このオムライスを食べるとこの後の仕事もはかどるのだ。

話題は私のクラスのことになった。

私は母親に最近の出来事を話した。

「お母さん。お母さん。きいて。」

「どうしたの?希咲。うれしいことでもあったの?」

「今日ね、放課後、あの国民的なアイドルのスター☆フラッシュと一緒に帰ったの。」

お母さんは私の話を聞くとうれしそうな表情をした。

笑いが絶えない日となった。

私は部屋に戻るとカーテンを開いた。

空には無数の小さな星がきらきら輝いていた。

しばらくの間眺めていると星と星がぶつかり、流れ星となって私の目の前を通った。

「わー」と声をだすと近くから同じように「わー」という声が聞こえてきた。

希咲は声の聞こえるほうに顔を向けるとそこには瞬の姿があった。

私たちの部屋は二階にあり、小さいベランダがある。

小さいといっても丸い机と椅子が二つ置けるスペースはある。

そこに出て、ベランダにある台に腕を乗せ空を見ていたのを同じように彼も

していた。

二人は「また会ったね」とお互いに言った。

この辺の家の造りというものはどの家も同じ造りになっており、必ずベランダを一階と二階につけるようになっているのだ。

そう決まっている。

さすがに色やデザインまで同じにしてしまうと変である。

この二つに関しては自由に言うことができる。

希咲の家は明るい家。

瞬の家は大人っぽい青色の家。

この二つの家が瞬に並んでいると思うと不思議な感じになる。

一方誠は自分自身の作品に没頭していた。

何もかも忘れてマンガに集中していた。

彼の部屋には自分の作品、ファンレター、プレゼントなどが部屋に綺麗に整理されていた。

ダンボールぎっしりと詰め込まれたファンレターの箱。

初めて彼の部屋に入ったときの驚きは今でも忘れることはないだろう。

私なんて、本は売れず、ファンレターなどほとんど数枚しかきたことがない。

だが、今書いているスター☆フラッシュという本には売れるという自信がある。

それはなんていったって私の学校のアイドル国民的アイドルの五人組高校生の子達が主役なのだから。

瞬は星を眺めている希咲に声をかけた。

「希咲ちゃん・・・」

「どうしたの?瞬くん」

首をかしげる彼女に彼はこういった。

「希咲ちゃんって小説いくつのときから書いてるの?ほら野井中学校にいたとき中学三年生で僕たちとであったでしょ?噂だけど」

「そうだね。中学二年生のときからかな?兄がマンガ書いてるんだけど、そのときに思ったの。私も兄みたいになにかしてみたいって。そこからかな。」

「そうなんだ。お兄さん漫画家さんなんだ。すごいね」

「瞬くん前にマンガ読むも好きっていってたよね?」

「うん。大好き。特に星淋先生のは最高だね。あのホンを読んでからファンになってさ」

次の瞬間私はん?となった。

ちょっちょっ待って。今彼さ、星淋先生って言ってたよね?

それって私の兄なんですけど。。。。

私はそう思ったが、言っていいのかどうか迷っていた。

星淋先生のことが大好きな彼は手紙を送ったこともあるらしい。

私はそんな彼をもっと喜ばせてよいのだろうか。

星淋先生は私の兄なのって。

彼女は考えた結果いうことにした。

どんな反応するのか気になった。

どきどきさせながらも聞いてみることにした。

「ねぇ瞬くん。ちょっといいかな。話したいことがあって」

「え?なに?いいよ」

「さっき言ってた星淋先生のことなんだけどね」

「うん。先生がどうかしたの?」

「実はね・・・」

希咲は説明を彼にした。

すると彼はしばらく考えたあと、目を大きくした。

そしてうそでしょ?というような顔をした。

私はそうなるよねと心の中で思った。

彼は会ってみたいといった。

明日はちょうど学校が休みであり、仕事が珍しくオフであった。

いつも急がし彼らにとってはうれしいことだ。

私は兄に聞いてみるねと彼に伝えた。

瞬はまってるというと空を見た。

その間に私は兄の部屋に向かった。

部屋のドアをノックすると中から「わぁ」という声が聞こえた。

希咲は驚き急いでドアをあけた。

「お兄ちゃん!?どうしたの?大丈夫?」

「あっ希咲」

そこには椅子がひっくり返って床に倒れこむ誠の姿があった。

無様な姿を見た私は笑ってしまった。

笑ってはいけないとわかっていたとしても我慢できず声を出してしまった。

誠はすぐに椅子をもとに直し座ると「なんだよ」という不機嫌な顔を表情をした。

私は兄に「ごめん」と謝った。

あまりにも集中していて希咲がドアをノックしたと同時に驚き前髪にホワイトをつけ後ろに倒れてしっまった。と彼はいっているのだ。

私は歩くと誠の前に立ち、前髪に手をつけるとホワイトをおとした。

誠は彼女に向かって礼をいった。

希咲は本題に入った。

「お兄ちゃん。描いてる最中驚かせてごめんね。実はお願いがあってきたの」

「お願い?」

「うん。お兄ちゃんのファンの子がね、会いたいって言ってるの。明日家に呼ぼうかなって思うんだけど、どうかな」

「その子の名前と年齢教えて」

そういうと誠は引き出しから紙とペンをとりだすと、書き始めた。

「名前は野間瞬くん年齢は17歳だよ」

「野間・・瞬・・?」

誠は急に手を止めた。

私はお兄ちゃんに「どうしたの?」と聞いた。

すると彼は「この子ってあの男の子?」と言ってきた。

私は「そうだよ?」といった。

兄もスター☆フラッシュのファン。

兄妹そろって同じグループが大好きなのだ。

誠は喜んで了解を得てくれた。

明日の11時に待ってると誠は希咲に伝えると私は部屋を出て、自分の部屋にもどり、彼が待っているベランダにむかった。

時刻は夜の10時今夜はそこまで風が吹いていない。

瞬は彼女が帰ってくるのが見えると微笑みながらおかえりなさいといった。

私がただいまというとさっそく彼に伝えた。

「瞬くん、おまたせ、ごめんね」

「希咲ちゃんどうだった?」

「明日の11時に待ってる。だって。私の家に来ていいよ!兄も喜んでた。」

「ほんとかい!?うれしいな。ありがとう。希咲ちゃん」

私は彼がこれほどの笑顔を見たことがない・

こちらまで笑顔になった。

瞬と希咲はそのまま離れお互い寝た。

その頃の誠は机の上できれいに寝ていた。

二人の母親は各部屋にいくと、それぞれ布団をかけた。

スヤスヤと目を閉じて寝る姿は幼い頃と変わらず同じだ。

次の日希咲は部屋の片付けに追われていた。

誠は昨日片付けないで寝てしまったためその片付けをしていた。

二人とも自分の部屋をきれいにした。

朝食をすませると着替えベットをきれいにし、机の上もきれいにした。

そのとき私は気づいた。机の上に彼の体育祭のときのリレーでゴールを決めたとき瞬間の写真を写真たてに保存していたことを。

私は急いでそれを伏せた。

11時になる時間まで掃除をした。

ちょうど11時になるとチャイムがなった。

母親がドアを開けると、そこには瞬の姿があった。

瞬をみた母親は心の中で(まぁかっこいい男の子、希咲いつの間にこんな男の子ろ仲良くなったの?)と思った。

私は自室にまず案内した。

そのとき瞬は机に目を向けた。

そこには伏せてある写真たてがあった。

気になったがあえて触れなかった。

机には今までの作品とパソコンがおいてあった。

小説を清書するときこのパソコンを使って書いて、コピーをして担当の人に渡すそうだ。

彼は希咲の作品を読んでみたいといった。

彼女は「いいよ」といった。

瞬は気になった小説を読んでみることにした。

私は次に誠の部屋に案内した。

彼を見るとわくわくしているように見えた。

学校ではさわやかなイメージがあるというのに、ここでは優馬くんに負けないくらいかわいい一面を見ることができた。

私はその表情にすこしときめいてしまった。

誠の部屋に行くと、兄がいた。

「まこ兄お客さん連れてきたよ。」

「あぁ。いらっしゃい。野間くん。昨日少しだけ会ったよね?まさかスター☆フラッシュのメンバーだったなんてな。」

「僕もお兄さんがまさか希咲ちゃんの同じなんて信じられませんでした。あの、サインお願いしてもいいですか?」

「もちろん、俺もいい?」

すると、希咲は誠に向かって牙をむいた。

誠は驚いた表情をしていた。

私は兄に「まこ兄だけずるい」といった。

すると瞬は笑いながら「希咲ちゃんにはあとであげるから」といった。

希咲は満面の笑顔でうなずいた。

男の子二人はサインを交換すると本題にはいった。

漫画家の仕事をしている場所を見た瞬は感動していた。

目の前で生原稿などをみた。

誠から漫画家についてさまざまなことを学んだ。

瞬のほうからも誠に向かって質問した。

どうして漫画家になろうと思ったのか。

希咲は階段をおりていきお昼の準備をした。

今回は父を除いて、四人で食べることになった。

瞬は成瀬家のご飯をご馳走になったあと、実際に誠の作業を見ることにした。

誠は熱心に漫画を描く姿を見て、彼も誠の仕事に見入っていた。

私はそんな二人を見て、自分の仕事のほうに静かに部屋に戻った。

小説のほうを進めないと新谷しんやさんに怒られてしまう。

せっかく良い材料を見つけたというのにこんなところでチャンスを逃したくない。

男の子二人は盛り上がっている時私は仕事をしていた。

瞬くんたちをモデルにして書いていく話。

のちにこの小説は大ヒットとなる。

そこから希咲は上へと駆け上っていく。

人気小説家とその名前を刻むことになる。

一方男の子二人は雑談をしていた。

誠は一区切りがついたようなのだ。

これを気に彼に質問してみることにした。

「なぁ、野間くんってさどうしてこのスター☆フラッシュにはいったんだ?

「実はほかのメンバーとはいつかアイドルになろうっていう夢があって、オーディションを受けたんです。」

「そしたら受かっていまにいたると」

「はい。そうなんです。あの。僕からもいいですか?」

「うん」

「漫画家さんになろうと思ったきっかけは」

「とある漫画家さんの本を読んでて俺もなりたいなって思っていろいろ努力したらこうなったっていうね」

「兄も妹も人気ですごいですね。うらやましい」

「野間くんだって人気じゃないか。」

二人は楽しそうに会話をした。

希咲も一区切りし、誠の部屋にいった。

時刻は5時・・・

そろそろということもあり、彼は家に帰ることにした。

悲しいところもあったが、明日学校で会えると思うとうれしくなった。

私は急いで部屋に戻り、カーテンをあけ、無事に家に入ったことを確認すると静かにカーテンを閉めた。

誠は夕食まで漫画を描いた。

兄は大学が決まっており、来年も大学に通いながら、漫画家を続けていくそうだ。

もちろん私もである。

両親は子供たちの夢に関しては応援している。

父親は出張ばかりで子供たちの活躍をしらない。

というか知らされていない。

秘密にしている。

夕食になったとき母親は二人を呼んだ。

今夜の夕食はカレーだ。

中辛。

甘辛は好きではない。

家族全員中辛だ。

カレーライスにコンスープ。

不思議な組み合わせだ。

「いただきます。」

誠はカレーライスを二杯もおかわりした。

食べ終わると部屋にもどり、着替えをした。

着替えたあと、少しでも話を進めるため、小説を書いた。

明日は学校。

彼らに会えると考えるとうれしくなる。

そして今年は学園祭、大変になるが、がんばろうと思った。

私は深い眠りについた・・・・。


次回「学園祭」をお送りします。







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