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なろうラジオ大賞7(1000文字以下の短編)

木枯らしと言えば

作者: 葉山麻代
掲載日:2025/12/05

「木枯らしと言えば、」


 私が話し出そうとすると、妻が「木枯らしに抱かれて」を歌いだし、息子は「桃鉄の大恐慌!」と言った。


 出だしのみ歌った妻が、歌うのを止めた。どうやら全ての歌詞は覚えていないらしい。


「で、木枯らしがどうしたの?」

「何言おうとしたか忘れた」


 歌を聞いて、桃鉄の枯れ葉が舞う景色も思い出したら、すっかり何を言おうと思ったのか忘れてしまった。また思い出したら言おうかな。


「なら、桃鉄でもして、思い出したら良いよ」


 息子が手早くゲームをセットして、コントローラーが配られた。桃鉄をしたら、よりいっそう思い出せない気がする。


 まあ、配られたのでゲームに参加し、ちょっと本気を出したらゲームに圧勝した。



 妻と息子の機嫌が悪い。今この空間に木枯らしが吹き荒れている気がする。

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