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二百文字で語る歴史その肆(し)「太田道灌暗殺」

作者: 神村 律子

オチがないお話です。

 太田道灌は室町時代の武将で江戸城築城で有名である。


 彼は敵が多く暗殺されたのも讒言があった為と言われる。


 道灌が風呂から出たところを刺客曽我兵庫に襲われた。


 その傷は深く、道灌は瀕死の状態だった。曽我兵庫が、


「かかる時さこそ命の惜しからめ」


と道灌の好きな短歌の上の句を詠んだ。


 すると道灌は、


「かねてなき身と思い知らずば」


と見事に下の句を返し、絶命したという逸話がある。


 まさに最後まで苛烈な人生の人であった。

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― 新着の感想 ―
[一言] おおっ! 何かまじめな歴史物って感じですね。 こういう雰囲気大好きです。 神村節炸裂ってとこですね^^ 素敵な時間をありがとうございました。
2011/11/26 01:00 退会済み
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