「古家の新婚夫婦」を読んでいない方の為のあらすじ
このお話は「古家の新婚夫婦」の番外編です。前作読了後、読んでいただけると嬉しいですが、時間がなく長い前作を読んでいない方の為に、ネタばれたっぷりのあらすじを用意しました。この番外編には、前作のシリアスな雰囲気を崩すふざけた場面も出てきます。ご了承ください。
菜宮雪の妄想の世界へようこそ!前作、「古家の新婚夫婦」の主演の二人のキャラが私の中で現在も爆走中。そこで、番外編として、少しだけくだらない夢を出してみることにしました。前作を全く知らないとわけがわからないと思うので、以下に前作のあらすじを大まかに記載しました。ただし、思いっきり前作ネタばれです。ご注意。
恵美と祐二は結婚式をあげ、祐二が結婚の為に全財産をはたいて買った田舎の古民家へ入居した。祐二の留守中に突然、自分がその家の主だと名乗る男が現れ、家は解体すると告げられて恵美は困惑する。祐二の携帯電話を偶然覗いてしまった恵美は、祐二に疑いを持ち始め、その夜、祐二が帰宅後、祐二を問い詰める。祐二はすべてを正直に語り、その古家は、他人の家に勝手に入り込んでいただけだと認めた。
祐二の真実は信じがたいものだった。祐二は人ではなく、山に住むあやかしの化け蛇で、人の姿にも蛇の姿にもなれる。祐二が交際中に、恵美に告げたことは、古家のことだけでなく、仕事も学歴も、すべて偽り。祐二は、恵美と三日間連続で夜を過ごせば、恵美を同じ体にできると、この古家を用意し、嘘を塗り重ね、お金に困って殺人まで犯していた。『森神祐二』という名も偽りで、その名は、山の遭難者のザックに書かれていた名前だった。
すべてを祐二が告白したその夜、無理やり抱かれた恵美は、白蛇に姿が変わってしまい、黒蛇姿の祐二とともに、翌朝、解体が始まった古家を追われた。恵美は祐二のやったことがどうしても許せず、人の姿で、人として生きる道を選び、祐二と別れて故郷の北海道へ戻ろうとするが……
――前作は、涙と血にまみれ、シリアスな内容でしたが、こちらの「恵美と祐二の涙の金稼ぎ」はこのシリアス恋愛のイメージを崩すふざけた内容が含まれています。よろしければ、この先のページへお進みください。