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プロローグ
こんにちは。
黒牡丹と申します。
この小説の海の中であなたと出会えるなんて、運命ですね・笑
どうぞふわふわと海に漂いながら読んでください。
どくっ、どくっ・・・
音が聞こえる。
どっどっどっ・・・
音が聞こえる。
どどどどどど・・・・
音が、聞こえる。
遠いのか近いのかそれも分からない、音。
僕は言いようのない不安に襲われた。
聞きたくなくて耳をふさいだら、頭の中でガンガン反響しだした。
音はどんどん大きくなりそして小さくなる。
僕は泣きながらつぶやく。
ごめんね。ごめん。僕ばっかりが、ここにいて。
僕は、僕は、僕だけは君の事ずっと思ってるよ。
音はますます大きくなって、そして突然ふっと消えた。




