第75話ビリビリでバチバチ!
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
不幸だ、、雷にめっちゃ当たるし。変な魔物にも付き纏われてる
てか雨降ってないのに雷当たるって、、おかしいだろ!
雨降れよせめて!!
「お、雨降って来たな」
「ホントに降って来た!」
ビッシャン!!
「雷って思ったよりも帯電するんだよ」
「?、本当に食らったか?」
「雷って表面と中身焼くけど、欠損とかはしないからね。表面だけならすぐ治る」
ビッシャン!!
「やっぱこれおかしくない!?なんでこんなに!」
ビッシャン!ビッシャン!ビッシャン!!
3連続で雷が直撃する
「・・・待てよ?帯電しとけば雷に当たらないんじゃないか?」
何故蓮はそう思ったのか、理由は結構単純
雷に雷が当たる訳無いと思っているのだ
恐らくだが、多分、普通に当たる
「ビリビリ!」
「・・・お前の神秘は帯電なのか?」
「神秘?」
バリバリバリ!!!!
バカ程うるさい電気音を発している、蓮は神秘をあまり知らなかった
「一旦帯電をやめろ。うるさい」
「?」
バリバリ!
「・・・」
植物を一か所にまとめ、一つの塊を作る
「オラ!!」
ドン!
その塊で蓮をぶん殴る
「え?なに!?」
「帯電をやめろ。殴るぞ」
「はい」
蓮の体から電気が消える
「それってお前の特殊能力か?」
「・・・・俺以外で使ってる奴は見たことないね!!」
ニコッと笑いながら蓮は胸を張る
「そうか。じゃあ神秘だな。それは何が出来る?」
「俺が食らった攻撃を全て保持できる。全て全部」
「打撃もか?」
「あるよ。ほら」
ドン!
音が聞こえたと同時に、植物の魔物が吹き飛ぶ
「あ」
「・・・」
植物の魔物に睨まれる。怖い
「ごめんねぇ!!」
「待てコラ!!」
植物の魔物に追いかけられる
「はぁ!?あれ神秘じゃね!」
雨に濡れながら、木城桜が観察している
「・・・魔物は一つしか神秘を持たないはずだが、、、ダブルスか?」
基本的に魔物は自分の神秘は一つだけだ。2つもたまにはいるが、基本的にはあり得ない
雷に10回当たる方が確立が高いレベルでいない
「どう思う?お前は」
「・・・」
「佐藤?話は聞こえてるだろ」
「気づくの早いですね。今来たばっかりですよ」
木の後ろから佐藤が現れる
「おかしなことですね。ドラさんが言うには神秘は一個しか無いとはずらしいですが」
「人格が増えた影響か?」
「それも無いとは思いますが、、だって人格増えても体は一個でしょう」
「ふーーむ、、観察を続けるか」
「・・・・ドラさんから質問が届きました」
「なんだ?」
「なんで蓮さんに会わないんですか?」




