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第59話暖かな優しさ

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「んぐんぐ」

「レンマ、なにしてるの?」

レンマと呼ばれた男の子は大きいペットボトルを一気飲みしていた


「この体はどこまで水を飲めるのか試してみたくてさ」

「へぇーー」

「水飲みながら喋ってる?」

不思議なことに、男の子は口が塞がっているのに声を出していた


「え?誰かいる?」

「可哀そうなことにこの世界に送られてきた転生者。前の魔法使いと同じ」

「あ、そうなのか。なんで連れて来たの?ドラなら殺してそうだけど」

「不死なんだよ。レンマと同じで」

ピタッと男の子の動きが停止する


「・・・不老なの?」

「ふ、不死としか聞いてないで、す」

ジッとレンマと呼ばれる男の子がこちらを見ている


「・・・おかしいな。不死は色々と大変だって、、、あれ?いつの記憶だこれ?」

「レンマ、今大事なのはこの人が不死だってことだよ」

「そうか、、、そうか。俺の記憶にいるあの人は、、、、分からん。いいや、もう」

「そうだよ。分からないことは考えない方がいい」

違和感、男の子からは妙な違和感を感じるが、何に違和感を感じているのかが分からない


「それで、不死の人間を殺す方法を考えてるんだけど。なんかある?」

「分解使えば?それ使って死ななかったら諦めて封印すれば?」

「あ、そうだね。分解以上に細切れにする方法も無いしね」

ドラと呼ばれるドラゴンが、こちらを見る

その瞬間感じる。死への恐怖


「ヒィ!」

「最後になるかも知れないから聞こう。君はこの世界で何をしたかった?」

優しい口調でドラゴンが聞く

「・・幸せに生きたかった」

「そう。来世では叶うといいね」

全身に不思議な感覚が駆け巡る


「ふむ。まだ生きてるね」

「マジで砂になったな」

「ア˝」

「最初は口と喉辺りを再生するだ。頭から再生すると思ったんだけど」

じわじわと時間をかけて、体を少しずつ再生していく


数分後

「完全に再生したね。服は再生しなかったみたいだけど」

「どうぞ」

「ありがとうございます」

大きめのタオルを手渡される

この男の子は思ったよりも優しいかも知れない


「うーーーん。仮決定。あなた、俺の世話係になってくれない?」

「え?」

男の子は佐藤の手を優しく握りながら、提案してきた

「駄目だよ!そんなこと!」

「でも殺す方法無いんだろ。だったら近くに置いとかないと、封印も可哀そうだし」

「さっきと言ってること違うじゃん!!」


「しょうがないでしょ!悪い人だと思ってたのに!こんな普通の人なんだよ!」

「・・・・世話係ってのは駄目!家事や買い出しをやる執事って感じで」

「わーーい!あなたもそれでいいよな?」

ニコッと太陽と見間違うほどの明るい笑顔を見せてくれる男の子、蓮真


「・・・ありがとう、、ござます」

何故か涙が溢れてくる

「安心しちゃったのかな?大丈夫だよ。安心して」

蓮真がハグしてくれるのか、腕を広げたその瞬間


「それは駄目だ。蓮真」

「木城?」

「それ以上は本当にダメ。殺しちゃうよ。彼を」

木城と呼ばれる。怖い女性が蓮真を止め、睨みつけてくる


「す、すみません」

「よいしょ」

「わ!」

怖い女性は蓮真をお姫様抱っこしながら、運んで行った

お姫様抱っこされた蓮真を静かに眺め続けた




「蓮真の元々の性格は相当優しかったのかな?いや優しいからあれになったのか?」

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