第51話直感で分かるんだよ。自分自身のことは
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
やあ皆、蓮真だよ
皆は自分の運が悪いと思ったことはあるかな?
カードゲームで同じ魔法カード5枚来て、事故ったり
麻雀でバラバラな役牌ばっか来るとか、ガチャが全部最低保証とか
あると思います。でも俺の運は命に関わる系の運の悪さなんだよね
最近は相当マシと言うか、ドラがいるからか特に死の危険とかは感じてなかったのよ
でも今日はヤバい。熱中症で倒れた木城桜に被害が及ぶ可能性がある
そのぐらいには今日の運が悪い
「・・・ドラ、木城守っていて」
「?、どうしたんだ?」
「これダメな運だ。また俺の周りで人が死ぬ」
「な、なにを言ってるんだ?」
師匠とドラが分かりやすく混乱している。それもそうだろう。突然こんなことを言われてるんだから
ビッシャン!!!
快晴の中、落雷が天罰の様に降って来た
「・・・マジでヤバいな」
「え?快晴なのに、落雷に当たる?」
「ドラさん、これ真面目に守った方が良さそうですね」
「ちょっと離れておく」
「カァーーー!!」
「次は野鳥かよ!!唐揚げにするぞ!!」
蓮真は突如現れた野鳥に、襲われていた
「邪魔だ!」
「カァ!カァ!カァ!」
「燃えろ」
魔法まで使い鳥を焼きとりにするが、ドンドンと集まる蓮真を命を狙う
「ドラ!俺をどっかに飛ばしてくれ!これ最悪隕石まで落ちてくる!!」
「・・了解」
「ちょ!」
師匠が何か言いかけた瞬間、体に浮遊感が現れ、どこかへと瞬間移動する
「ふぅ、これで周りの人には被害ないぞ」
「それもそうだな」
「・・・」
「どうした?蓮真」
声の主、その人物は美人で、スレンダーで、強く、美しく、最強の人
「木城!?なんでもここに!危ないよ!」
木城桜がそこにはいた
「起きた後になんか焦っただろ。だから近づいたら」
「・・・」
頭を抱える、蓮真は自分の運を自分が一番よく知っている
どうする?多分だけど、前世並みの運の悪さだよな、これ
また人が死んじゃうよ
「私がお前に巻き込まれて死ぬと思ってるのか?」
「はい」
「・・・断言するか、、そんなに私が弱いと思ってるのか?」
「強いと思ってるよ。でも自然には勝てない」
メンタルがよわよわになった蓮真は、その場に倒れ、体育座りの姿勢になった
「もう生まれ変わった時に、あの運とはおさらばしたと思ったんだけどな」
「話してみろ。気分が少しは晴れるぞ」
「・・・・そうだね、、未来の嫁さんぐらいは話そうかな」
「誰が未来の嫁さんだ。嫁になるつもりは無いぞ」
「ツンデレだね」
蓮真がぽつぽつと過去について話しだす




