第49話警戒
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「隊長?大丈夫ですか?」
「・・・・」
「急に叫んだと思ったら、動かないし」
「暴龍の何かを見たんでしょうか?」
ピクリとも動かなくなった木城桜を、つんつん触りながら、情報を共有していく
「あれ?不死の魔物の方も水着になってるな」
「上も着るタイプなんだな」
「どこで着替えたんだ?確か隊長が更衣室壊したはずだろ」
「てか、誰も不死の魔物の方は見てなかったのか?」
「・・・・」
誰も喋らない。暴龍ほどでは無いとは言え、危険な不死の魔物をだれ一人として見ていなかった
「誰も見てなかったのか?」
「すみません、、」
「ごめん。民間人の様子を見てた」
「俺は海で溺れてる人がいないかを見てた」
各々他の所を警戒していた。大事だけど、致命的なミスだ
「あ、起きましたか?隊長」
「・・不覚だ、、次は男への免疫を付けないと」
「男?」
「蓮真だ。蓮真が岩陰で着替えてただろ」
「・・・隊長以外、誰も見て無かったです」
「はぁ!?お前一番見た目で魔物なのは蓮真だろ!!バレたら民間人がパニック起こすんだぞ!」
気絶していたとは思えない程の、正論をぶつけてくる木城桜
「男の裸見て、気絶してたんですか?」
「・・・初めて見たんだよ!!しょうがないだろ!驚きと恥ずかしさで脳みそパンクしたんだよ!!悪いか!」
「隊長、不死の魔物が海に沈みました」
「あ?」
一瞬にして警戒した表情へと変化する
「・・・暴龍が笑ってるな。近くまで見に行ってくる。お前らはここにいろ」
「大丈夫ですか?」
「大丈夫だ。100m13秒で泳げる私が行くべきだろ?」
「制服で泳がないで下さい。水着に着替えてから」
「もう着替えた」
ものの1秒で水着になっていた木城桜。暴龍と同じことをしていた
「あの人も大概化け物だよな」
「いまさらじゃない?」
「俺達は隊長が動きやすいように、民間人を観察し続けよう」
私は水着だ。しかも頭には麦わら帽子を被っている。そしてサングラスもかけている
しかも露出が少ない水着だが、フリフリとした可愛いらしい水着を着ている
暴龍には気づかれるだろうが、蓮真には気づかれないだろう
私のイメージとかけ離れているからな!
「あれ?木城?」
少し近づいただけ、一瞬にして気づかれた
「・・・」
「・・・なんかの任務か?静かにしとくよ。木城が着ないような水着だし」
「・・・」
「可愛らしくて似合ってるよ。じゃあね」
そう言いながら、不死の魔物は海へと沈んで行った
「・・何故バレた、、」
「流石だね。レンマは、俺よりも気づくのが早かったよ」
「暴龍、、暴れるつもりは無いよな」
「君達が手を出さなければね」
暴龍に肩を組まれながら、釘を刺される
「大人しく戻りな。レンマとは遊びに来ただけだ」
「・・・分かった」
「ドラさん。サイダー買ってきましたよ」
「ありがとう」
「情報屋?」
「姫!?」
思わぬ人物に出会えた。情報屋であり、私の非公式の部下だ




