第41話引き取り先は
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「で、この子はどうするんだ?」
「・・・うちの隊で引き取る。蓮真の所はダメだ」
「嫉妬って奴か!?」
「・・・」
木城桜が剣を抜き、5回ぐらい殺された
「それで?理由はなんぞや」
「・・・ダメなもんはダメだ」
「??」
「宿敵の近くに自分の分身を置くわけないよね」
ドラがそう言う。確かにと蓮真は心の中で納得する
確かに!殺したい相手の近くに自分とそっくりな奴がいたら嫌だな!!
「納得」
「隊長、、ちょっとこっちに」
そういや、木城の部下って強いのかな?部下だし強そうだが
木城のワンマンの可能性もあるしな。書類作業とかは得意そうだが
√木城桜
「なんだ?」
「不死の魔物を仲間にしましょうよ」
「ダメ」
「なんでですか。仲間にしやすいですよ。しかも暴龍まで付いてきますよ」
ひそひそと木城と零が会話する
「駄目なもんは駄目。てか暴龍が付いてくるのはデメリットだろ」
「何故?」
「第一に暴龍は人類の為じゃなくて、地球の為に動いてる」
「そうなんですか?」
「第二に人間の汚い部分を見て、許容できないことをしていたら即破壊」
「確かに、、そうですね」
「第三、これが一番のデメリット。暴龍にこの会話が聞かれてる」
「え?」
「調べたんだよ。資料見てさ、暴龍って恐らくだけど、飛鳥を捕食してるんだよ」
「聴力強化の神秘、、」
「暴龍に作戦会議とか、命令とかを全部聞かれるって訳だ。機密情報含めて」
零は黙ってしまう。軽率な発言を悔いている様子だ
「まあ、それとは別だが、蓮真が仲間にいたら、私が私じゃなくなるぞ」
「エ?惚気ですか?」
「あんな斬りやすくて、斬るのが気持ちい奴が近くにいたら理性が抑えられないぞ」
「理性が無くなってベットインです、ガ!!」
零に膝蹴りを叩き込み、その後に頭に対して踵を振り下ろす
「調子に乗りすぎだ」
「解決したみたいだな」
「!!」
ダァン!!!
横まで来ていた蓮真に驚き、回し蹴りを放つ
「マジかよ。これで一回死ぬのか」
「横に立つな!!」
「後ろに立つなみたいに言うなよ!で、話し合いは終わったのか?」
「終わった。だから帰れ」
「そんな寂しいこと言うなよ!!!」
「うるさい!!帰れ!」
「はいはーいレンマ。帰るよーー」
「ちょ!」
暴龍が蓮真を掴んだ瞬間、姿が消え去る
「・・・どうやって帰ろうか?」
偽木城桜と共に救援を待つ




