第21話彼の運命は狂ってますよ
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
皆さん、元気ですか?俺か?俺は今
空にいる。30回目の死を経験した時と同じで
落下している
意味分からん。なんでまた落下してるねん
俺ただ変な石触っただけやん。ドラが危ないって言ってた石を
俺は悪くねぇ。石が悪い
しかし、地上がまだ見えないな。どこまで高いんだ?
空でも見ながら待つか
「あ?」
彩菜蓮真は体を入れ替え、上を見たするとそこには
地面があった
理解が出来ん!え!?なんで上に地面があるんだ!?
そしてなんで俺は空に落下してるの!?はぁ!?
「・・・・待てよ?」
俺が触った石の見た目を思い出せ、神の石に似てないか?
喰ったら神に会えた石に
「神のせいってことか、、、石が悪いじゃねぇか!!」
「よく気づきましたね」
「グエ!」
冷たい床に打ち付けられる
そして目の前には、嫌いで嫌いで仕方ない神がそこにはいた
「いってぇ、、」
「ここではあなた生身です」
「なんの用だ!俺はこの後木城桜に会いに行かないといけないんだよ!」
「なんの警戒心も無く石触った人とは思えない言動ですね」
なんだこのゴミは、、早く要件言えよ
「心の声で暴言を言わないで下さい。要件は簡単ですよ」
「はよ言え」
「あなたが30回死亡して、私の手によって殺された。そう思っていたんですが」
「そうだな。お前に殺されたな」
神のルールの一つに転移、もしくは転生させた場合、数十分でその者が死んだ場合
神が殺したってことになるらしい。4回目の死の時にゴミが教えてくれたことだな
「それを30回分だと思っていたのですが、30回目の死亡時の殺してきた生物がいるじゃないですか」
いたな。あのアメーバみたいなやつか
「あれ、別の神が作り出した生物らしくて」
「・・・31回分?」
「そうなりますね。で、後払いですけどなんかいります?」
「神!」
青色の髪をした可愛らしい子が入って来た
翼が生えていて、天使の輪っかもちゃんとある
恐らく天使だ
「神に言われて調べた彼!30回の死亡の時!全て神、もしくは準ずる力に殺されてます!」
「え?」「え?」
彩菜蓮真の声と神の声が重なる。神にとってもそれは予想外の様子だ
「え?じゃあ60回分の力を得れるってこと?」
「・・・・天界の物資が消滅しちゃいますね。これは、、」
「ど、どうしましょう」
「えぇ、、」
数時間ほど神と話し合い、力を来世に保有すると言うことになった
「一応、今世でも欲しいならあげますよ。一回だけなら」
「俺もそれでいいよ。もう面倒で仕方がない」
「私も思ってますよ。なんの奇跡ですか?運命が狂ってますよ」
意識が消え去る
「大丈夫?」
「・・・・なんか夢を見てた気がする」
思い出せんな、、なんか嫌いな奴がいたするけど、、うーーーん?
「石触ったと思ったら急に寝始めて驚いたよ」
「あれ?俺の銃どこにいった?」
変な夢だったのか?思い出せないな。だけど気分はいい




