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詩集

水底に潜む -A Ray of Light-

作者: chis@









-水底に潜みし我の前に君は一筋の光となり現る


「私を眠りから呼び覚ますのは、誰?」



ひどく、眠い。生温い闇の世界で春のような泥にまみれて、もうどれくらいになるだろう。まだ、眠らせて。このまま身を委ねていれば、溶けて消えてしまえるだろうから。















-この花は触れると消えてしまう夢


「どうか このまま、醒めないでいて。」



目の前に咲く一輪の花に、手を伸ばした。触れるとどうなってしまうのかは、はじめから分かっていた。後には春の宵闇のような感触だけが、この手の中に残されていた。















-あいたいと願う気持ちを持て余し言葉に刻む 叶うようにと



その果実を口にしたら、楽園には戻れない。なぜなら蜜の味を覚えてしまったから。だとしても、この先も後悔する事はないだろう。蕾が花開くのを、誰も止められはしないのだ。
















暗闇に差す 一筋の光


手を伸ばしても 届かない場所


憧れずには いられない夢













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