九 翠令、気遣われる
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雲が低く垂れこめている。廂から格子の外のその空を見上げながら、翠令は溜息をついた。
目を室内に転じても、どこか寂しい気持ちはぬぐえない。
調度の品々が豪華なのは鄙育ちの翠令にも分かる。蒔絵が施された二階棚、そこに並ぶ火取香炉や泔坏に打乱筥。錦の布で飾られたそれらの品々は当代の一級品であろう。屏風には夢のように美しい絵が描かれ、几帳には高級そうな布が滑らかに垂れさがる。
女君達の御所風の装束もまた、形を見慣れてしまえば、布の美しさや色目の雅さを強調した装いなのだと翠令も思うようになった。
そして、彼女達は無駄なおしゃべりもせず、滑るように典雅な身のこなしで立ち働く。
静謐で上品。
女東宮の住まいとして望ましいはずのその空間。しかしながら、それが翠令には寂しい。よそよそしく取り澄ました雰囲気に馴染めない。
――錦濤が懐かしい
姫宮の部屋には雑多な物が飾られていた。燕の朝廷で使われたという重厚な手箱もあれば、内陸部の異国からもたらされたという壁飾りもあり、この国の北方で荷揚げされた毛皮もあれば、南の島で採れたという大きな貝殻もあった。
ただ「珍しいから」という理由だけで集められた物品は、統一感には全く欠けていたけれど、並んでいるだけで錦濤の街の賑やかな活気を感じることが出来た。
優雅だけどどこか冷ややかさを感じるこの昭陽舎の中で「姫宮も同じように寂しくお感じでおられるだろう」と翠令は何とはなしに思い込んでいた。
けれども、姫宮は全く別のことをお思いであったらしい。
姫宮が、角盥を持って立ち働く女房に声を掛けられた。
「ねえ? 私もその御所風の衣を着てみたいのだけど……どうかしら?」
女房は当惑した顔を、姫宮の傍に控えていた梨の典侍に向ける。典侍もやや怪訝な表情で申し上げた。
「もちろん宮様がお望みでしたら……」
姫宮は無邪気な声を上げられる。
「わあ! 着てみたい! 私にとっては珍しいし、とーっても綺麗なんだもの!」
そうか、と翠令は思う。姫宮は錦濤仕込みの好奇心を京の御所の風習に素直に向けられるのか。
典侍が立ち上がり、姫宮を誘う。
「それでは、こちらに。このような端近ではなく母屋の奥でお召し換え致しましょう」
こうして典侍は何人かの女房の名を呼び、そして奥の几帳の陰に姫宮をお連れしていった。
翠令のため息は深くなる。自分は女君の装束とは無縁だ。
姫宮はこの御所に馴染むきっかけを得られたというのに、そして、それは喜ばしいことのはずなのに、翠令は取り残された気がしてしまう。
奥から姫宮の弾んだ声がする。それに典侍たちをはじめとする女房の答えが聞こえてくる。姫宮と女房達は心を同じくして会話を楽しみ始める。
「御年十の女君と聞いて、このようなものを整えておりました」
「うわあ! 可愛い! とっても素敵ね! そうか……何枚か重ねて着るのに少しずつ色を変えて組み合わせるのね」
「裏地の色が透けて見えるものもございます。その配色には様々なものがございますが、これからの季節、『撫子の襲』は如何かと……少し早いやもしれませぬが、このようなものをご用意しておりました」
「濃い蘇芳と薄い蘇芳がお花で、緑が葉っぱね? 本当に夏に咲くお花みたい! 私が着ていいの?」
「もちろんでございますとも。他にも夏のご衣裳はとりどりにそろえております。おいおい秋の華やかな衣もお目にお掛けして参りましょう。まずは、それをお召しなさいまし」
「わあい!」
翠令はつっと立ち上がり、賑やかな奥から離れて簀子に出た。別に拗ねているわけでもなんでもないが、姫宮の周りの和気藹々とした空気がなんとなく厭わしい。
高欄の傍で見るともなく外を眺めていた翠令の目に、透渡殿を昭陽舎に向かってくる公達の姿が見える。
黒袍 に垂纓の冠。身分高い方ならば後宮に立ち入られても大きな問題ではないが、もちろんそれは相手次第だ。
「……佳卓様……?」
今日の佳卓は文官の正装をしていた。帝の御前にでも参内していたのかもしれない。袖に覆われて分からないが、何かを抱えているようだ。
何をお持ちになられたのだろう? 常識で考えれば東宮の許に滅多な物を持ち込むはずはない。しかし――この方は何をなさるか分からない。
いかに相手の身分が高かろうと、姫宮の安全のためなら翠令がこの目で確認しなければと思う。ただ、翠令の直属の上司にして近衛大将ともあられる方に荷物を見せろと、どう切り出せばよいのだろうか。
翠令がそう思い迷っている間にも、佳卓が簀子の角を巡って近寄って来る。
そのとき、彼の胸元から思いもかけない音が聞こえた。
「わん!」
佳卓が袖の中を覗く。
「おや、もう少し我慢してくれれば翠令を驚かせることができたのに……。まあ、お前も早く飼い主に会いたかったんだね」
佳卓はひょいと胸元で白い犬を抱え直した。
翠令は目を見開く。
「ハク!」
錦濤から連れて来た、もとは姫宮の飼い犬だった。
「やあ、翠令。ちょうど簀子にまで出てきてくれていて良かった。やはり男君が女君の殿舎に立ち入るのは遠慮があるからね。どうやって翠令だけを呼び出そうかと思案していたんだよ」
「私に御用でございますか? 姫宮ではなく?」
「そうだよ。この白い犬は翠令のものだろう?」
「いえ、実を申せば姫宮が錦濤で飼ってらっしゃいました。御所に上がるにあたって、私の飼い犬としたのです……でも、私にも懐いておりましたから……」
「そのようだね。ほら、この喜びよう」
ハクと言う名の犬は、ちぎれんばかりにしっぽを振っていた。佳卓が犬を扱い慣れた仕草で、翠令に渡す。翠令は思わず抱きしめた。
「賢い犬だね」と佳卓が褒める。
「近衛の者がしばらく面倒を見ていたが。慣れない環境でも無駄吠えせず、かといって媚びることなく、様子を伺いながら大人しくしていたようだよ。今は馴染みの翠令に会えて本当に嬉しいようだね」
「ええ……」
翠令は抱きしめたハクの首筋に頬を埋めた。
「懐かしい……」
懐かしいのはハクも同様らしい。翠令の腕から胸元に前足を掛けてよじ登り、首を伸ばして舌でぺろぺろの翠令の顔を舐め回す。
「くすぐったいぞ、ハク、こら、やめなさい」
口で止めても、もちろん喜ばしい。小さな生き物の温かい体。肉球を押し付けてくるその重み。喜色をたたえたその瞳。
翠令の口から「ふふっ」と笑みがこぼれる。
それを見て佳卓がぽつりと口に出した。
「翠令が笑った」
翠令はハクの頭を撫でてやりながら、ちらりとだけ佳卓を見た。
「それは私とて笑います。ハクに会えて嬉しいですから」
簀子の下、庭から老人の声がした。
「よろしゅうございましたな」
「……⁉」
翠令が慌てて目線を向けると、地面に白髪頭に白い髭の老人が立っていた。佳卓に従ってきた麾下らしい。もっとも体格的にも文官であろうし、殿上に昇るような身分でもないのだろう。
翠令は自分に言われたのかと思い、返答する。
「ええ、錦濤で別れた飼い犬に会えてよかったです。貴方は?」
「私は佳卓様の軍吏で正智と申します。元は、東国の入り口にある尾治国の地方官吏を務めておりました」
佳卓が言い添えた。
「頭の切れる男でね。地方にばかりいるのはもったいないと思って、私が召し抱えた。京にいる間は大学寮で調べ物などをしてもらっているよ」
「今日は佳卓様が翠令殿にお会いになると聞きましてな。私も名高い女武人にお目にかかりたかったので連れてきていただいたんですよ。いや、なかなかの美人でいらっしゃる」
「お前に女君を見て喜ぶ可愛げが残っていたとはね」
「そりゃあ、もう」と正智が笑う。
「姿勢が良くて凛然としてらっしゃるが、可愛い犬を見て柔らかい笑顔もなさる。幼い東宮様が懐いておられるのも分かりますな」
佳卓も苦く笑いながら頷いた。
「うむ。翠令のこのような笑顔は私も初めて見るね。初対面では激昂させてしまったし。先日はしょげかえっていたし」
老人は、年若い佳卓ににこにこと微笑む。
「よろしゅうございましたな。『翠令殿に飼い犬を連れて行けば気が晴れるのではないか』との佳卓様のお考えが当たりまして」
翠令が佳卓を見た。
「……私を気遣って下さったのですか?」
佳卓はついっと翠令から視線を逸らし、正智に口を尖らせる。
「こら。そんなことをばらすもんじゃない」
そして翠令に顔を向けたものの、やはり翠令ではなくその胸のハクを見やりながら言った。
「いや、女君の憂い顔を晴らすのは男の役割であろうから」
ふふふ、と庭から正智の含み笑いが聞こえる。
「またまた。気障な男を気取ろうとなさる」
「私だって一応公達なのだがね。じゃあ、こう言おう。麾下が気落ちしていれば、それを慰めて士気を高めるのが上官の役目だ」
佳卓はとってつけたような厳めしい顔をしていた。
翠令はふっと息を吐いた。
「お心遣い、痛み入ります」
どうやら佳卓は自分を元気づけるためにハクを連れて来てくれ、そして、それを正面切って指摘されるのは照れ臭いと感じているらしい。
翠令は、付け入る隙のない怪人物だと思えた彼の意外な一面を見たような気がした。ふっと表情を緩める翠令を見て、佳卓もほっとした顔をする。何の含みもなく目元を緩めて穏やかに人を見るその顔は、二十代の半ばを過ぎたばかりだという年齢相応に見えた。
「わん、わん、わん!」
ハクが母屋の奥に身を乗り出して、大きな声で吠え始めた。
「ああ、姫宮がいらっしゃるのに気が付いたんだな」
翠令がそう言うと同時に、几帳の奥から姫宮の声がした。
「ハク? ハクがいるの?」
しかし、ハクの鳴き声より大きな音がする。
――ガチャーーン
几帳が側の二階棚を巻き込んで派手に倒れた。高価そうな品々があちこちに散乱する。
そして、床を覆う几帳の上に、何重にも袿を重ねてお召しになった姫宮が膝をついていらした。
「……ごめんなさい。ハクの方に駆けて行きたかったのにこけちゃった……。この装束は動きづらいわね……」
翠令がハクを片腕に抱いて、姫宮に駆け寄る。
「大丈夫でございますか、姫宮」
「わんわんわん! わんわんわん!」
「私は大丈夫よ、ああ、ハク!」
「わわわわん! わん! わん! わおーん!」
「よしよし、ハク。翠令、ハクを放せない?」
「殿上で犬を放すわけには……。庭に下ろそうと思いますが……」
「でも、私、この格好ではお外に降りられないわ。錦濤ではよく庭でハクと遊んでいたものだけど……」
「わわん! わわん! わん! わん! わん!」
「ええと、ハク、ちょっと静かにして!」
梨の典侍が姫宮の傍まで膝行し、お声を掛けて差し上げた。
「その犬は宮様に会えて嬉しいのですね。抱きしめてやれば落ち着きましょう」
「いいの? せっかくの服が汚れない?」
「先ほどから翠令殿が抱いていらしても特に服に汚れはございません」
典侍は佳卓を見上げた。
「何事にも用意周到な佳卓様のこと。脚は拭いてあるのでございましょう?」
「まあね。東宮御所に泥を持ち込むわけにはいかないから。だから、今は姫宮がお抱きになっても障りはないが。ただ、もともと外で飼われた犬なら、屋内で過ごすように躾直すのも手間だし、犬にとってもかわいそうだ」
姫宮は翠令からそっとハクを抱き取り、そして鼻を鳴らすハクの頭を撫でてやりながらおっしゃる。
「私も……ハクと一緒にお庭を走り回りたいわ……」
「そうだ!」と姫宮は明るい声で何かを思いつかれた。
「ねえ、どうかしら。お外に行けない雨の日はこの御所風の装束を着て過ごすの。晴れた日は今までの燕服でハクとお外で遊ぶ……駄目?」
最後は上目遣いで梨の典侍をご覧になる。
たまらず典侍が噴き出し、周囲の女官たちもさざめくように忍び笑いを漏らす。
「よろしゅうございますよ、装束をお楽しみになりたいときはこちらをお召しになり、犬と遊びたいときには燕服でお過ごしなさいませ」
初対面で「お好きになさいますよう」と告げた時と内容は同じだけれど、それを口にする典侍の表情は全く違う。典侍だけでなく、女官たちの間に漂う空気も温かい。
撫子の花を模した色目の衣を着た姫宮は本当に愛らしく、寒々しかったこの東宮御所に一輪の花が咲いたように翠令は思った。
彼女達を微笑みながら見ていた翠令に、佳卓が意外なことを言う。
「どうだね、翠令もこのような当世風の女君の衣装を着てみては?」
「は……?」
翠令が言葉に詰まる間、「きゃあ!」と女房達から声が上がった。
「翠令様は凛々しくてらっしゃるから、男物もお似合いですけれど……」
「女君の格好をなさってもきっと麗しくていらっしゃるに違いないですわ」
「姫宮の可愛らしい装いもよろしゅうございますけれど、そうですわねえ、きりっと大人っぽい色目の襲など……」
女房たちは互いに視線を交わしながら、楽しそうに、真剣に、そして熱っぽく語り合う。
佳卓が「ほほう」と声を上げた。
「私が選ばずとも、ここの女房達が翠令のために整えてくれそうだね」
女房の一人が佳卓に問いかける。
「佳卓様のお考えも伺いたいですわ。左大臣家の次男坊、楽を愛する風流人でもいらっしゃいますもの。そんな男君はどのようにお見立てなさいます?」
翠令は状況を飲み込むのに慌てる。
ええと……自分はどうやら女房達に好かれてはいるらしい。それから、佳卓は左大臣家の子息で雅やかな貴公子という一面もあるらしい……。
その風流人が目を細め翠令を見つめる。
「そうだね。錦濤という港街から来られた女君だからね。海賦の文様がよろしかろう。色は……浅縹ではなく深縹を……」
女房が首を傾げる。
「深縹でございますか? かようにお若い女君の衣装に?」
「あまり例のないことかもしれないがね。だが、翠令は女君であると同時に男のように凛々しく強いところが他の誰にもない個性だ。深縹に海賦文様、このような布があればぜひ着てもらいたいものだ」
翠令はやっと言葉を発した。
「畏れながら、私は武人として姫宮にお仕えしております。女物を着たいとは思いません」
そう、自分は武人であり続けたい。女物を着るつもりはないのだ。本人の意も聞かずに勝手なことをおっしゃられては困る。だから翠令は意趣返しの皮肉を言う。
「佳卓様は顔立ちが整っておられる。ご身分柄、優雅な物腰も身につけていらっしゃるゆえ、いっそ佳卓様がお召しになられては?」
佳卓はさらりと答えた。
「私は武官にしては些か線が細いからね、着せたくなる気持ちは分かるよ。私も着てみたことはある」
「はあっ⁈」
「だが、残念ながら、こうは見えても武官が務まる程度に体を鍛えているからね。いくら当世の女房装束が体の線を隠すつくりになっていても、私が着るとどうしても違和感があるんだ。普通の貴族の男なら……御所にいる貴族は殿上童から翁まで男か女か分からないほど細い体格の者が多いから、女装も可能かもしれないが……」
「……女装をしたいとお思いなんですか?」
「したいわけではないが、出来れば便利だと思う。女と身を偽ってどこかへ忍び込んだり、あるいは逃げ出したりできるからね」
女房達が袖を口元にあて、多少の揶揄を込めて佳卓に問う。
「あら、どのような姫君のもとに忍び込まれますの?」
佳卓は苦笑いをして首を振り、そして翠令をまっすぐに見た。そして真面目な顔つきとなる。
「白狼を京の都で追い回していた時に思ったことだよ。私が、いや私でなくとも麾下の誰かが女装できれば、白狼の潜伏先に忍び込むなど出来ただろう。それが出来れば、立てられる策はもっと多様となるのにと残念に思っていた」
「はあ……」
佳卓は、近衛としての奇計奇策の一手として女装を捉えているらしい。
「その上、次の東宮は女君となった。後宮で女官たちに囲まれてお過ごしになる東宮をどう警護したものか、近衛大将として頭を悩ましていてね。女の帝は上代に例がないわけではないが、都城や後宮の造りも当代と大きく異なるから参考にならない」
「それも……そうですね」
「女君の傍に侍って警護できる武人……。普通に考えればそんな者はいない。厳つい男は女装が出来ず、女装できる男は警護ができない」
「……」
「そこで、『錦濤の姫宮の守刀』だ。初めてその存在を聞いた時には『面白い』と思ったし、姫宮が東宮となられて上洛が決まったときには、翠令がいるなら『助かった』と思ったものだよ。女性として傍に侍りながら、剣を振るうことも出来る。実に好都合な人材だ。これぞ天恵と思う」
「私が……天恵ですか……」
佳卓は心の底から満足そうな顔をしている。
「翠令には翠令ならではの役割がある。翠令が武芸に長けた女武人であることは、我々近衛府にとっても非常に歓迎すべき事実なんだ。白狼と並び、得難い人物を得ることが出来てとても喜ばしく思っている」
「それは……」
佳卓が晴れ晴れと笑う。
「かくも忠義に厚く、心強き女武人には何らかの役職がふさわしかろうと私は考え、しかるべき筋に働きかけている。いつまでも舎人でいるのではなく、いずれは麾下を持って欲しい。まずは四等官の将曹からだ。翠令が女君で前例がないゆえ正式な任官は難しいかもしれないが、私が率いる左近衛ではそのように遇するからそのつもりで」
「……」
「姫宮のお側に侍るにはそれくらいの立場が必要だ。今まで同様、翠令にしかできない守刀の役割を果たして欲しい。受けてくれるかね?」
「……謹んでお受けいたします」
勿体ない程の厚遇だ。自分という個性、そして今まで歩んできた道が認められた。そして、これから歩もうとする道も整えられる。
翠令は大きく息を吸った。外の空に視線を向けると、いつの間にか雲は晴れている。天空を彩る清澄な青を目にした翠令は思った、「ああ、錦濤と同じ空だ」と。
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十 翠令、円偉の本を読む
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