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螺子のない機械  作者: 柊悠
1/1

Aban






空はどこまでも青く、

未来はどこまでも見渡せる気がした。



あの頃は、

終わりや将来を考えても、

まだ漠然としていて、

先の心配なんか、

少しさえしていなかった。



だから大人になった今、

こうやって振り返れる。

きっとあの頃が、

人生で一番、

幸せで楽しかったんだって。



思い返せば、

あの頃が一番涙していた時期でもあった。

感情が渦巻き、

私は身動きも出来ず、

しかもそのことに気付いていなくて、

それがさらに、

今の私を自責の念に落とし込む。



螺子のない機械は、

いつだって少しだけ、

おかしなところを見せるのだ。


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