自己紹介
前話でいきなりトラブルにあったりお
すこし時間を戻してりお自身に自己紹介してもらいます
なんと三刀流なのだとか
そしてかなり幸せなようです
あらためまして
わたしは司馬りお
母の美聖とふたり暮らしです
小さな出版社で営業兼編集兼作家
(わたし自身は作家が本業なんだけどな)
として走り回っています
二刀流ならぬ三刀流はかっこいいけど
その実、ひとのいない小さな職場ではよくあること
いろんな職務をかけもちしてる(せざるを得ない)
だけだったりします
作家だけでやっていければよいけど
いまのご時世
よほど流れにのらないと
作家だけでは生活できない
わたしは
きれいなヒトやモノが大好き
そんなことばかりを考えながら
(世間では妄想というひともいる)
作家業ができることを
幸せに思う
出版社での仕事も好きなんです
とくに同業(作家ね)の先生との打合せ。
同じ価値観だったり
反対に、わたしが考えつかないような
とっぴな発想だったり
いつも共感や発見でワクワクできて
わたしにとっての三刀流はきっと天職だと思います
わたしの好きなジャンルはBL
なかなか受け入れられないときもあるけれど
最近はわりと認知されてきたよね
わたしと同じようなことを考えているひとと
わちゃわちゃできるのがいい
とはいえ
この世界で24時間すごす経済的余裕は
わたしにはないから
俗世界で仮の時間をすごすのだ
(このいいかた、かっこよくない?)
わたしはBL作家の肩書はあるけれど
出版社のなかではペーペーな平社員なので
仕事をよりごのみする権利はない
わたしの勤める出版社は多岐なジャンルを扱っている
ただ残念ながら
わたしの好きな世界のはなしはメインとはいえない
BLのジャンルでなら
わたしはデキる編集者の自負はあるけれど
オールラウンダーでないといけないわたしの立場上
どんなジャンルの営業や編集も
積極的にひきうけるけど…
やっぱり、わたしにとって興味のうすいジャンルもある
そういったジャンルを対応する日の朝は
(とくに前夜に
どっぷり自分の世界に浸かっていたときは)
前話みたいに願掛けをして
わたしのやる気スイッチを強制的に押すのだ
あらためて……
わたしはBLが好きだな………
(しみじみ)
……そこのあなた。
そう、ここまでついてきてくれた、あなたですよ
読みすすめていただきありがとうございます
ここまで読んで
わたしのこと
『自分の世界に入りがちな、ちょっと残念な子』
そう思ったんじゃないですか?
うん、うん
正直でよいです
わたしも自分のこと振り返ると
ちょっと違う世界にいきているヒトかなーって感じます
うん、わたしはそれでいいのですよ
現実世界をただただ、すごすより
わたしの思う世界にいる時間を楽しみたい
そ・れ・と…
きいてください
わたしには現実社会もちゃんと幸せなのですよ
なかなかな彼がいたり…
あ、三次元ね、三次元のカレシです
わたしの作品の中のひとではありません
ちゃんと現実世界の実態化している彼です
彼はおないどし、幼なじみ
幼稚園の入園のときに桜をバックに
一緒に写真をとるくらいには近い存在
ま、正直、このアドバンテージがなければ
わたしの彼氏ではなかっただろうなぁっておもいます
それこそBLのメインをはれるくらいに中性的でかっこいいんですよ
わたしにいい寄ってくる男性は…
幼稚園以降だれもいない。。
けど
彼に近づいてくる女性は数多いる。。
だけど
彼自身はあんまし女性に興味はなさそうなんだよね…
風規くん
わたしとだけずっと一緒にいてくれます
ほんとにアドバンテージがなかったら
ありえんなぁって思う
彼の目にした初めての母親以外の女性が
わたしなんじゃないかな
ひよこが初めてみたものを母とおもうように。
ほんとにわたしは運がよかった
神さまありがとうだよ
(自分をここまで卑下するほど
出来過ぎなのですよ)
そうそう
運がいいといえば
わたしはたまにめちゃくちゃよいことがある
彼のことはもちろん最大のラッキーだけど
わたしの作品がなぜか人気(界隈でね)だったり
ふいに応募した懸賞でクルマがあたったり
たまに信じられなくなるような
運のよさを発揮します
ほんとにわたしは恵まれているなぁって
思うのです
ここまで読了いただきありがとうございます
なんとりおには彼もいるし
なにかと幸運が舞い込んできているとのこと
きっとこの幸運にはなにやらからくりかありそうです
クルマがあたるって自分の作品ながら羨ましい。。




