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俺の魔法

今日は待ちに待った魔法を授かる日だ。毎日鍛錬してきたからどんな属性でも大丈夫なはずだが、できれば攻撃魔法が良いな。多くの、いやほとんどの地球人が攻撃魔法を望むだろう。だが、強化属性の魔法も良いな。体が資本だし。

まあとりあえずいい魔法を…。

「おっ、これは! 魔力量も申し分ない上に“4大属性適性”だとは。今年は凄いの」

1人目から大物がでたようだ。多くの有能な人は王国の発展のために早いうちに国立魔術学校に推薦される。推薦入学生は国から学費が免除される上に将来は国でトップの影響力を持つ宮廷魔道士になることが約束されている。用は人生勝ち組ってわけだ。俺は宮廷魔道士だとか肩苦しいものにはなりたくないが一応はそこそこの魔法が使いたい。

「き…。」

「君!次は君の番だろう早くしてくれ!今年は人数が多いんだよ」

もう俺の番らしい。今さっき始まったばかりのようだが、早いものだ。

「すみません。では、お願いします。」

「では水晶に手を。」

大きな音を立てて水晶は銀色に染まった。それもあり得ないほど輝いて。これはー!

「こ、これは! 紛れもない強化属性! 魔力だけはこの国トップクラスのようだが…。」

「何だあいつ魔力量多いくせに強化属性かよ。完全に宝の持ち腐れじゃん。」

「そんなに魔力あっても強化属性じゃ…。」

俺の属性は強化属性のようだ。しかも魔力は桁外れ。周りの奴らはああ言ってるが強化属性でも無属性魔法は使えるし、何より俺にはこの世界にはない格闘技術もある。中々の良い属性だったようだ。そうとはいっても周りから見たら大ハズレか…。

「早く去りなさい!邪魔でしょ!強化属性なんか見る価値もない。」

見る価値もない?この男は何を“見て”いるというのだ?まあ、そんなのはどうでもいい。早速魔法を試してみよう。


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