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初めての異世界

 目を開けるとそこはもう異世界だった。衛星が三つもあり、この世界の人々は皆魔法を使い、見たことのない動物もいた。僕は本当に異世界に来てしまったようだ。

 転生先は片田舎の貴族、スュペール男爵家の三男。ウィンディアスと名付けられた。気づけば転生してから六年が経っていた。

「おはようウィンディアス。今日も相変わらず早いね。」

「おはようございますクローネさん。来週は収穫祭ですね。」

 転生してからも毎日のトレーニングは欠かさない。親や使用人がいない隙に抜け出して筋トレ、誰か来そうになったらベッドに戻るを繰り返し五歳になるころには結構な力がついていた。そのおかげで手伝いもはかどり、周りの人とも自然と仲良くなっていった。周りはとにかく魔法に頼り、運動というものをあまりしない。この町の人も例外ではなく、毎日運動しているのなんて俺くらいだ。

「収穫祭といえばお前ももう六歳だな。いい魔法が使えるようになるといいな。」

「はい。早く魔法が使ってみたいです。」

 この世界で六歳になった子供は冒険者ギルドというところで魔法の属性検査が行われる。そこでその人の運命が変わるといっても過言ではない。この世界では便利で使い勝手の良い「火」「水」「土」の魔法が重宝され、「光」、「闇」や「強化」の魔法は扱いが難しく”最弱属性”と呼ばれていた。「強化魔法なんて」僕にとっちゃ最高の魔法なんだがな。俺も今年魔法測定がある。本当に来週が楽しみだ。

 

こんにちは!山野井影瑠です。これから不定期でアップしていきたいと思っています。週に一回はアップしたいと考えているので、ぜひ、最後までお付き合いください。よろしくお願いします。

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