なんちゃってスペイン料理(ポテトオムレツ)
じゃがいもと玉子で作るスペイン料理を紹介しましょう。
白夜いくと様の『じゃがレポ企画』参加作品です。
スペインというと情熱の国のイメージがあります。
皆さん、スペイン料理と言えば何を思い浮かべますか?
魚介類たっぷりのスペイン風の炊き込みご飯・パエリアも魅力的です。
また、フラメンコを楽しみながらつまむことのできる小皿料理であるタパスもおすすめです。
さらに、どんぐりを食べて育ったイベリコ豚の生ハムも絶品です。
分厚い牛肉の炭火焼きも食欲をそそります。
さて、今回はスペイン風のポテトオムレツをご紹介します。本場スペインではトルティージャと呼ばれています。
円形の菓子「トルタ」が語源のようです。これは洋菓子の「タルト」の語源にもなっています。
似て異なるものがメキシコのトルティーヤ。
こちらはトウモトコシを円形に伸ばして焼いたものです。
スペインの植民地だった頃に作られ、外観がトルティーヤに似ているのでこの名前になったみたいですね。
さて、ポテトオムレツは簡単に作れるので、ぜひお試しください。
各材料の分量に多少の違いがあっても問題ありません。
1:材料 (2人分)
じゃがいも 2個
タマネギ 1/3個
玉子 3個
オリーブオイル
塩 少々
道具:フライパンと、それより大きい平皿
2:作り方
じゃがいもを皮をむいて、2-3ミリの薄切りにし、いちょう切りにします。
形は均一である必要はありません。
料理をする人には言うまでもありませんが、じゃがいもの芽には毒が含まれています。
しっかり取り除いてください。
タマネギは約1センチの小さな角切りにします。
小ぶりのフライパンにオリーブオイルを敷いて、じゃがいもとタマネギを入れ、軽く塩を振ります。
そして、ざっと炒めます。
じゃがいもが崩れてきたら火を止め、スプーンの背面などを使ってじゃがいもを軽くつぶします。
もしじゃがいもが大きすぎる場合、表面だけが焦げてつぶせないかもしれません。
その場合は、じゃがいもだけを電子レンジで温めてからつぶしてください。
なぜなら、じゃがいもが固いままだと後で玉子と混ざりにくくなるからです。
丸いボウルなどに玉子を入れ、泡立て器でよく混ぜます。
空気を含ませ、泡立てます。
軽く塩を振り、先ほど炒めたじゃがいもとタマネギを加えてよく混ぜます。
フライパンに再びオリーブオイルを敷きます。
ボウルの具材をフライパンの中央に流し込み、丸く形を整えます。
弱火にかけましょう。
具材から玉子が染み出て広がることがあります。
この場合は、ある程度固まったところでフライ返しや木べらなどを使い、中央に寄せておきます。
ふちが固まってきたら火を止めます。
具材がフライパンにくっついている場合は、フライ返しや木べらを使ってそれを取り除きます。
逆さにした皿をフライパンにかぶせてひっくり返し、ポテトオムレツを皿に移します。
皿のポテトオムレツをフライパンに戻し、反対側も焼きます。
2-3回ひっくり返して、ポテトオムレツの中央がしっかりと固まったら完成です。
3 補足
最初に炒めるとき、お好みでみじん切りのニンニクを加えると風味が増します。
また、じゃがいもの代わりにポテトサラダを使用することもできます。
その場合、手順2の最初ではタマネギだけを炒めます。
余裕があればじゃがいもを千切りにすることをおすすめします。
この方が火が通りやすく、つぶす必要がありません。
サラダを付け合わせに添えるのも良いでしょう。
ドレッシングを少なめでオリーブオイルをかけると、スペイン風になります。
飲み物としては、サングリアがおすすめです。
赤ワインを炭酸で割り、100%オレンジジュースを少量加えてみてください。