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バケモノ退治と王女様  作者: 橘 零
1/1

平和のために、生き残りをかけて、飛べ

初投稿です。修正点やもっとこうして欲しいといった、意見は積極的に取り入れていこうと思います。

よろしくお願いいたします。

         序章  二人


そいつは、突然現れた。まさに「バケモノ」だった。太平洋の底から現れ、瞬く間に空へ上った。

 

               考える時間は無かった。


世界はあっという間に地獄と化した。街は焼き尽くされ、地面はえぐられ、人々は逃げ惑った。



俺は飛び起きた。家は燃えていた。悲鳴と助けを求める声が聞こえた。深夜2時、訳も分からずいわれるままに、動く。家族で家を出て逃げた。


              でも、遅すぎた。


俺の目の前で、母親も父親も死んだ。どうすることもできず、ただ一人、俺は逃げた。


           *      *     *     *


 私は行く当てもなく、途方に暮れていました。学校で女子一位の足の速さでしたので、運動神経はよでしたのでいほうでした。でも、今はどうしようもないことです。ふらふらと歩いていきました。

 ふと一枚の紙を見つけました。私は一縷の望みをかけて、そこへ向かいました。


           *      *     *     *


俺は決めた、軍に行こうと。どうせ、徴兵制度であと一年もすれば軍隊行きだ。行く当てもないし、

家族も、もういない。軍に行けばとりあえず食っていけるし、もし死んだとしても悲しむ人もいない。

決心した俺は軍の基地へ向かった。



           *      *     *     *



私はようやく目的地に着くと、

 「きゃっ!」

 「いてっ」

誰かにぶつかってしまいました。 慌てて振り返り、謝ると、

 「す、すみません」

 「い、いえこちらこそ」

私がぶつかった、背の高い人は、整った顔の中でただひとつ、わたしの顔をみてぎょっとしたように、目を丸くしていました。

 

           *      *      *     *


俺はぶつかった相手をみて、思わず目を丸くした。なぜかって?相手が国王の娘、王女だったからさ。背はだいたい160くらいだろうか。中学生のようだったが、テレビにも何度も出ている王女だ

顔ぐらいは知っている。

 「も、申し訳ありませんでしたー!!」

マジで、全力の謝罪をした。だって、王女だよ。間違って傷でもつけたら、処刑だよ。軍に入って死ぬこととはわけが違うし。もう、冷や汗だらだらなんだけど。

そんな俺の気持ちを、知ってか知らずか彼女も近づいて謝ってきた。

俺は一言こういった。

 「あ、謝らないでください。変な誤解をされます。」

俺の魂の叫びだった。


           *     *      *   *


彼はどうやら、私のことを王女だと気づいたようです。彼に言われて周りを見ると、王女が謝っているぞ、という声が聞こえます。

どうやら、彼が私を謝らせたと勘違いしているようです。彼を見ると、パニックになって慌てています。

私はどうしていいのかわからず、パニックになっている彼のほうに近づくと、彼の手をとってなるべく人のいないほうへ走りました。



               

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