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5日目 -不安-


日曜日の朝。

全然寝れなかった・・・

昨日の感触が唇に残っててどうにも離れない

おまけに頭の中に昨日の梅田賢斗の言葉がリピートされる

私のことが好き?・・・・ありえない。

おまけにいきなりキスなんて私許可してないし最悪。

まぁ・・・あと3日の辛抱だ。

流石にいきなりキスなんてされた相手を好きになる事はないからね


・・・さて、どうしようかな・・・。


もう一眠りしようかな。

んー・・・・・久しぶりに1人で買い物とかいいな

・・・よし、そうしよう!

そして昨日のことは忘れよう!!



「ふぅ・・・」


3駅隣のデパートに来てみた。

ここに来たのは絵里と夏休みに来たとき以来かな・・・

何買おうかな♪

洋服、アクセサリー、本・・・どうしようかな~

ドンッ


「わっ・・・すみません!」


思いっきり人にぶつかってしまった。

とっさに頭を下げた


「ちょっと!気をつけてよ!・・・あれ?」

「あ、こいつあれだよ!」


ぶつかってしまった女3人グループが私を見てコソコソと言っている

あれ?・・・どこかで・・・

誰だっけ・・・


「あんたでしょ?私らの賢斗とったの」

「うちら賢斗と付き合ってたのにあんたのせいでフラれたんだけど」

「あたしらより相当美人なのかと思ったらそうでもないじゃんww」


oh...好き放題いわれてるわ。

気にしてないからいいけどね!

やっぱり梅田賢斗と絡むとろくな事ないんだから・・・・

甲高い3人の声が耳にきて耐えられない。耳痛い


「あの、もう失礼します。」

「待てよ。」

ガシッ


3人のうちのリーダーっぽい人に腕をつかまれた

爪が無駄に長くて腕にくいこんで痛い

そのままデパートから連れ出されて路地裏に連れ込まれた

何この状況・・・


「あのさ、うちら賢斗に遊ばれてることわかってたの。でもうちらは賢斗に対してマジだったんだよね。なのにこんなブス1人に奪われたくないの」


さっきの甲高い声は消えてどすのきいた声になった

どうしよ・・・逃げないと

グッ


「頼むからさー。もう賢斗に近づかないでくれる?超迷惑w」


いや、私から近づきに行った覚えないけどね!?

本当最悪!巻き添えだよこんなの


「あたしらは優しいから今日は許してあげる。でも明日学校で覚悟してよね」

「痛ッ・・・!」


壁に私を叩きつけて笑いながら3人は消えていった

何なの・・・私何もしてないのに

・・・あんな宣言するんじゃなかった・・・

痛い・・・


明日何かされるのかな・・・?

・・・気にしちゃ負けだよね!



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