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03S.疑似淫魔狩り

「エミオスの人類」の娘「ベラーナ・スキャン」は、最近「性欲の渇望」に、苦しんで居ました。それは肉体が疼き「男と交わりたい」と言う、強い欲求を持ちました。彼女は、通販で「いやらしい下着」を買うと喜び、早速それを身に付けました。そして、鏡を見ました。自分は「何と言う〝淫らな女″に、成ってしまったのでしょうか。」彼女は、もう成ってしまったので、欲望に「忠実な女」に、成ることを、選びました。彼女は、丈の長い上着を着込むと、ハイヒールを履いて、男漁りに出て行きました。


彼女の容姿は、身長が160㎝位でした。茶髪で直毛な髪を、背中まで伸ばしました。また彫の深い、綺麗な顔でした。眼は大きくて、瞳の色は、水色でした。高い鼻と、厚ぼったい、桃色の唇でした。肌色が、やや浅黒くて、痩せて居ました。そして最近、急に胸が大きく成り、喜んで居た処でした。しかし彼女は「性欲の高まり」に、苦しんで居ました。


「雷撃使い」の「ハイセントラル・ラーディ」とは「ハイターのアケメネス」に次ぐ、実力者でした。「ハイセントラル」とは「中央神エミオス」を守護して「神の命令」を、実行する為に、創られた「ハイター」を、支援する為に創られた、専属の配下でした。通常種の「セントラル」100人に対して、1人の割合で創られ「ハイター」に、従い「セントラル」の部隊を率いて、上からの命令を、実行する「デュデス(役割)」を、授けられて居ました。


「ラーディ」の攻撃スタイルは、全身を放電させると、素早い動きで、敵を翻弄しました。そして強力な打撃や足技を使い、敵対者を追い詰め殺害しました。また彼は、必殺の「定時攻撃スキル」を持ち、一定時間後に任意に敵の頭上に、雷を落とすことが出来ました。その攻撃は「落雷撃」と呼ばれ、極めて強力な必殺技でした。


その彼が、中心と成り「エミオスの人類」から、派生した「エミドレス」を、見付け出し、それを無効化して「普通の淫魔」に、変えることを、目的としました。「ラーディ」は、4人を従えると下界に、降りて行きました。しかし彼等には、それを見分ける術を、知りませんでした。ただ分かって居ることは、それは「飢えを、感じる」と、口を開いて、中から「青い閃光」を、発することでした。


それでも、何も無いよりは、目安に成りました。彼等は、まとまって「口を開いて居る、魔人類」を、探すことにしました。それは、たくさん居ました。その中で特に、性欲に飢えて居る者を、探せば良いのです。今は、日中でしたので、場所を変えて、少し暗い路地裏に入り、巡回しました。すると、年配の怪しい男が、フードを被り、若い女に、襲い掛かって居るのを、目撃しました。それは明らかに、性欲に飢えた、年配者でした。


「ラーディ」は、その者の顔を、見ました。すると年配者は、口を大きく開けて、中から「青い閃光」を、発して居ました。若い娘は、それに口を押さえられて、恐怖の眼で、それを見て居ました。彼は「エミドレス」を、見付けると、その者の頭上に、雷を落としました。それは直撃でした。その者は、その場で亡くなると、激しく燃えて、死体が消えました。「セントラル」は「エミオスの人類」を、殺害すると、その死体を、消すことが出来ました。若い娘は慌てて、その現場から、逃げて行きました。


「ラーディ達」は、居そうな場所を、特定出来ました。「エミドレス」は、暗い場所が、好きなようでした。彼等は重点的に、路地裏を探索しました。すると夕方頃に、1人の若い女が、怪しげなコートを、羽織って歩いて居ました。彼女は、網タイツを穿いて、ハイヒールを、履きました。気を付けて彼女を、見て居ると、前方から若い男が、歩いて来ました。


「ラーディ」が、注目しました。若い娘は、コートの前を開くと、その男に見せました。すると男は、驚き足を止めました。男が見て居ます。すると若い女が、言いました。「ねぇ。キスをしましょう。」これは、典型的な「痴女の誘い」でした。若い男は、魅入られたように、立って居ました。若い女の口元からは「青い閃光」が、漏れて居ました。男は、疑問を持ちながらも「チャンスとばかりに」キスをしようとしました。


すると若い女は、彼に抱き付くと、口の中の「青い閃光」を、彼の口の中に、入れました。するとそれは、男の中に入ると、何かを探り、何かを捕まえると、激しく自分の体内に、引き寄せました。「エミドレス」の「吸精行為」が、始まったのです。若い男は、無言のまま身体を、振るわせると「バイタリティ(生命力)」を、奪われて居ました。


「ラーディ達」は、それを目撃すると、彼女は、間違い無く「エミドレス」でした。このまま、それが続くと、若い男は、殺されました。「ラーディ」は、飛び出すと、女の首を、後ろから掴みました。そして電撃を、放ちました。若い娘は、低い唸り声を、上げると、そのまま倒れて、気を失いました。男は、救われたのです。彼は、気絶しました。しかし直に、眼を覚ます筈でした。


「ハイセントラル・ラーディ」は「エミドレス」の若い娘を確保すると、配下の者達に委ねて、彼女を預けました。そして、そのまま「天界」に、引き上げました。彼は「雷撃使いのハイター・アケメネス」の命令により「該当の娘」を、確保すると、彼等に献上する為に、急ぎました。それから彼等は、拠点に有る「エミオスの玉座」前の「アケメネスとペルーシャ」の所に、その娘を献上しました。


「2人のハイター」は「ハイセントラル・ラーディ」に、労いの言葉を掛けました。すると玉座に「中央神エミオス」が、現れました。そして「神と2人のハイター」は、若い女の「エミドレス」を、調べました。すると神が、言いました。「この娘は、知らずに、淫魔に成ろうとして居ます。淫魔とは〝ルリナス″の世界の〝魔人類″で有り、この世界には、居無いものでした。」


「しかし、その〝神の影響″により、それが自然と、出現しようとして居ます。それは、まだ少数ですが、ほっとくと皆、それらに「バイタリティ」を奪われて、殺されてしまいます。まだ、その数が少ないので、見付けたら殺すか、ツガイを宛がうか、それは、現場の判断に、任せましょう。」と、言うことに、成りました。


今度は、捕らえた若い女の「エミドレス」を使って、監禁して「ツガイ」を宛がい、その能力を「無効化にする実験」を、することに、成りました。その娘は、眠らせました。彼女は、やけに妖艶で、男心をくすぐるような、美女でした。それが淫魔本来の「若い娘の特徴」でした。


早速、彼女を「地下室の監禁部屋」に、拘束すると「ラーディの若い配下達4人」が、代わる代わりに、娘を凌辱することに、成りました。「エミドレス」の飢えは、性欲の渇望から、来て居ました。その為、それを満たせてやれば「吸精行為」を、しなく成りました。それは、何度も何度も、繰り返して「男型の体液」を、娘の体内に、放出すれば、良いのです。それは「正規の生殖行為」では無い為、妊娠することも、有りませんでした。


それが「女型の体内」に沢山、注がれると「女型の乳房」に、急激に母乳が、蓄積されました。それが「臨界に達する」と、母乳として、乳首から放出されました。それが「女型淫魔」特有の「ロミル(淫魔乳)」でした。それを相手と成る「男型」が、飲むと「ネトリの巡回」が、始まりました。


それは、水も食料も無い、絶望的な異空間に於いて、淫魔は互いの体液を、貪ることにより、生き長ら得ることが、出来ました。それは、淫魔の優れた能力の1つでした。「エミドレス」の女型は「ロミル」が、出るように成れば、もう「吸精行為」を、しなく成りました。その者は「エミオスの人類」には、戻れませんが、その世界での「新たな淫魔」と成り、静かに暮らすことに、成りました。


その「エミドレス」の、娘の名前を「ベラーナ・スキャン」と、言いました。彼女は、暫くその部屋で「ラーディの若い配下達」が、代わる代わる、訪れることに、成りました。そして「普通の淫魔」に、変わるまで「され続けること」に、成りました。そして暫く経つと「臨床実験」が、証明されました。それにより、女型の「エミドレス」は、それをされることにより、その存在を、普通種の「淫魔」に、変えることが、出来ました。後は「男型エミドレスの対処法」に、成りました。

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