表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

華道部!!(仮)

作者: 逢月 悠希

会話中に生まれてしまった設定の数々を書き連ねたものです。どうしてこんな会話になったのか分かりません。セリフまで熱弁しましたが、絶対に会話相手はもうこれ忘れています。

何故かアニメ化前提だったり、劇場版の設定が出たりと狂っているとしか思えませんが、あえて表に出します。


……正気に戻った場合は削除するかもしれません。

○ 用語

⑴ 部活動対抗リレー

 体育祭の花形であり、学部が部活動存続のために命を賭けて戦う種目。

 1位〜4位までは活動経費増額、5位はプラマイゼロ、6位と7位は活動経費減額、8位は活動経費全額没収かつ活動停止、次年度より同好会に格下げとなる。


⑵ 予選会

 部活動対抗リレーの予選会。体育祭で行われるのは決勝戦であり、それより前に予選会がある。

 主人公が在籍する華道部は予選会で勝てないどころか予選会最下位記録を更新し続けてしまっている。


⑶ 対抗リレーのルール

 ただ走るだけではなく、『部に関するもの』であれば使用が許可される。他の選手を妨害することも許可されており、結果剣道部は防具を着用した上で竹刀を振り回してくるし、サッカー部はサッカーボールを蹴り付けてくるし、吹奏楽部は不協和音を掻き鳴らしながら迫ってくる。防具もあり武器もあり飛び道具も使える野球部は最強。殺傷能力の高い『部に関するもの』を持つ料理部や化学研究部は最凶。

 普通に死人が出る気しかしないが、そこはファンタジー(?)


○ 展開

⑴ 主人公入部(1年次/多分1話)

 華道に憧れ、華道部のある高校に進学した主人公だが、何故か華道部は花を生けるどころか走り込みをしており、そもそも『華道部』ですらなかった。


「俺は、華道をしにここに来たのに……」


 絶望する主人公。しかし、のちに親友となるクラスメイトに強引に誘われ、華道同好会に入部(?)することに。

 最初こそ走ることに抵抗を見せるものの、仲間達との一体感に胸を躍らせていることに気付く。

 それはまるで、鉢に咲き乱れる花々のようで。全く異なる花々が、調和した1つの作品となる様を思い起こさせる。


 そして主人公は、汗を拭い空を見上げるのだった。


「風が気持ちいい。まるで、風に……いや、自然と一つになっている気がする」

「そうだな」

「……ここが無くなっちゃうなんて、嫌だね」

「ああ……そうだ。俺が華道同好会……いや、華道部を存続させてみせる!」


――彼らの華道が今、ここに始まった。



⑵ 主人公が陸上部に勧誘される(1年次)

 リレーに勝つため、日々走り込みを続ける主人公。その姿を見た陸上部から熱い勧誘を受けてしまう。


『主人公を陸上部にくれるなら、うちの選手を3人貸してあげてもいいんだよ?』


――甘い誘惑に、部員達の心は揺れる。


「華道に情熱の無い部員なんていらない!」

「でも、あいつがいなくなれば、戦力が……」

「主人公君の華道を愛する心を知ってるでしょう!?どうしてそんなこと言うの!?」



⑶ 土を、感じる――。(1年次/多分1期最終話)

 主人公は華道同好会に残り、予選会に勝つための策を練り始める。しかし、良い案が浮かばない。


 そんな時、キャプテンが告げた。


「靴底に、剣山を付けよう」

「そうか、それならいくらでも踏ん張れる!」


 そうして迎えた本番。


「これが、走るということ……土を、感じる――!」


 華道同好会は予選会突破こそできなかったものの、次年度に繋がる記録を残すことができた。


 そう、廃部は免れたのである。



⑷ 合宿での屈辱(2年次/劇場版1作目)

 今年こそ予選会を突破し、部活動となりたい。そんな思いから、夏休みの強化合宿を決めた華道同好会。しかし、合宿場にはたまたまスケジュールが重なり、居合わせた『茶道部』がいた。


 彼らは優雅にプロテインを立てながら、主人公達の姿を嘲笑うのだった。


「あいつら、活動費無いから全員自腹なんだってよ」

「かわいそー」

「部活として成り立ってねぇよなぁ」

「あ、『部活動』ですら無いんだったわ。ギャハハ」


 屈辱、そして感じる力不足。

 まだ楽なところだろうからと、皆入部制だからと仕方なく、といった理由で入部してきた、ただでさえ最初から後ろ向きな新入部員たちが、ここで一気にやる気をなくしてしまう。


「どうせ勝てない。俺たちには才能なんてない!」

「勝てもしないのに頑張るなんて、あまりにも馬鹿馬鹿しいじゃないですか!」

「そもそも俺たちは、好きで華道をやってるわけじゃないのに……っ」


 さあ、どうする主人公!(※決まってない)



⑸ キャプテンが陸上のオリンピック強化選手に選ばれる(2年次/劇場版2作目)

 ある日、主人公たちはキャプテンが陸上のオリンピック強化選手に選ばれ、退部することになったとの噂を聞く。


「退部、なんて……嘘ですよね?」

「嘘なんかじゃ、ないよ」


 キャプテンに確認したところ、それは事実だと言う。


「あなたの華道への想いはそんなものだったんですか!!」

「何言ってんだよ、オリンピック強化選手だぞ。華道なんかより、こっちを選ぶだろ」

「俺は、あなたを見損ないました!!」


 華道同好会に亀裂が走る中、主人公は顧問とキャプテン、副キャプテンの会話を盗み聞く。


「……本当に良いのか?」

「はい。俺がオリンピック強化選手となることで、きっと華道部は有名になります。そうすれば、予選会で負け続けても華道部は廃部にならずに済むと思うんです」

「でも……っ、誰よりも花を愛するお前が、そんな……っ! しかも、悪役みたいになって……」

「良いんだ。俺1人が、全て背負えば良い」


 去っていくキャプテン。そうして彼は、翌日から同好会に姿を見せなくなった。


「このまま終わるなんて、嫌だ!」


 真実を知る主人公は、キャプテンの実家である豪邸を訪ねるが――?(※決まってない)


〜なお、こちらは華道の家元という隠れ属性を持つキャプテンが、作中屈指の人気キャラになったことにより製作されたスピンオフ作品である〜



⑹ これが、俺たちの華道!(2年次)

 何やかんやあって、2度目の部活動対抗リレー予選会。

 何と華道同好会は予選会を突破し、華道同好会は華道部となり、決勝へと駒を進めるのである。


「――っ!!」

「親友!?」

「主人公、ごめ……っ、ごめん……僕、僕……っ、うっ、うぅ……っ」


 しかし、圧倒的な疾さを誇る主人公の親友が決勝戦を前に立ち上がれなくなってしまった。随分前に負傷していたことを隠していたようで、治療は長期化。決勝戦には到底間に合わず、勝利は絶望的となってしまう。


「親友がいないなんて、もう……もう、ダメだ……」

「せっかく、剣山スパイク作戦を生み出したのに……っ」

「馬鹿、最後まで走るんだよ! こいつの分まで、走るんだよ!!」


 決勝戦。やはり歯が立たず、結果は8位。

 華道部は再び同好会となり、活動停止となる。

 笑い者になってしまう華道同好会だが、部員達の心は晴れやかだった。


「これが、俺たちの華道! 来年こそは、必ず……!」


 そうして1つになった部員達。

 来年は決勝戦で優勝してみせると決意を固め、練習に励むのであった。



⑺ そして決勝戦へ(3年次)


「これが、俺たちの3年間――」


 決勝で優勝するのかどうかは分かりませんが、とりあえず「華道部」として存続は確定します。


「俺たちは、大きな華を咲かせたんだ!」


 そうして主人公は卒業していきますが、華道部はその後も部活動対抗リレーで確かな成績を残し続け、圧倒的な存在感を誇る部として君臨し続けるんだと思います(完)



⑻ 部活動対抗リレー全国大会(時系列不明だけど多分劇場版)

 部活動対抗リレーで優勝した華道部は、なんと全国大会に進出する。

 校内で勝つことしか考えていなかった彼らは、全国大会の存在等知りもしなかったのだ。


 そして、彼らはこの大会で成績を残せなかった高校が、廃校になるのだと知る――。

正直、この設定で誰か話書いて下さらないかなーと正気を失ったことも考えています……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ