引きこもりは異世界で強くなる! 練習
~~引きこもりは異世界で強くなる!~~
異世界転生
俺は24歳、ニートの引きこもり。
俺は高1の頃、いじめられていた。もやしみたいにガリガリだからだ。
最初は悪口だけだったが、カツアゲ、暴行などとヒートアップしていった。
俺はついに高1の3学期頃に引きこもりになってしまった。
引きこもりになってから2年ほどは親が心配してくれてた。
だが、もう呆れられている。
働きもせず、部屋から出ず、床ドンをしただけで飯がくる様な生活をずっと続けていた。
ある日、母親が倒れたてそのまま逝ったらしい。
俺はそんな事を気にせず、ゲームを続行したが。
親父が俺の部屋に入ってきた。
「おい!ニート!!お前は母親が死んだっていうのにまだゲームをするのか!!」
「なんだよ大声出すなよジジィ」
「うるせぇ!」
ドカッ
「いってぇなじじい
しねよクソじじい」
「出でいけ!!」
「分かったよ出てってやるよ!!」
「なんだよ…あのクソじじい………
1万しかもってねぇな……ネカフェにでも泊まるか……」
ピッピッピッピッ
(信号音)
ブゥゥーー!!
(トラックのクラクション)
「あ?なんだy……」
ドガァン…
「あ…あ…」
「兄ちゃん!大丈夫か!!誰か!救急車呼べ!!」
「あ、あ、だ、い、じょう、ぶで、す…」
意識が遠のいていく…俺、死ぬのか……
「兄ちゃん!!兄ちゃん!おい!しっかりしろ!」
運転手のおっさんの声が聞こえなくなった……
(????????????) (??????????????????)
んあ?なんだ?外国語か……?
(??????????????????) (???????????)
男と女の声か……?女……3人居るな……
ん……眩しい…………
ん?外国人の4人居るな……2人はメイド服みたいなの着てるな……俺、海外にでも売り飛ばされたか……?
(???????????!)
あ?何言ってんだこいつ
(??????!)
どこの国だ……?家は木造だな田舎か…?
田舎の貴族に売られたのか俺?
は?俺、赤ちゃんになってんのか??
1年後
俺はあの時に死んで、海外の田舎の家に生まれ変わったらしい。
「あーあー」
まだ俺は喋れないな。
「あら、クレどうしたの?ミルクかしら?」
ちげぇよ!喋ろうとしてるだけだよ!!
「はいミルクだよ」
「プハァ」
結構美味しいんだなミルクって。
俺の名前はクレっていうんだな。
……そういえばやることが無いな、ハイハイとつかまり立ちはできるから
家の周りでも見て回るか。い
今居るここは2階の寝室だな、俺のベビーベットと両親のダブルベットがある。
次は隣の部屋だ。
ベットとか綺麗だな。
きっと、来客用だ。
次の部屋は……物置だな。
色んなものが置いてある。
次の部屋に行くか。
あれ、ドアが閉まってるな、
つかまり立ちしても届かないな。
身長伸びたら入るか…。
1階を探索するか。
階段を降りる時は後ろ向きハイハイだ。
ヨシヨシヨシ…
降りれた
まずはここはリビングだな。
結構広いんだよな。
次は、ここの廊下だな。まずは父親の何か用の部屋だな。
隣の部屋はメイドの部屋だな。あの2人のメイドは双子か?赤髪と青髪のボブヘアーの赤髪の姉とロングヘアーの青髪の妹だな。
次はここの部屋、
空き部屋だな。
俺の部屋にしたいな。
庭は結構広いな。
家はこんなもんだな。
1年半後
俺は2歳になった。この国の言語も理解できたし喋れるようになった。あとあの空き部屋を俺の部屋にしてもらった。
ちなみに、未だにここはどこの国か分からない
ヨーロッパの昔の家みたいだ、
多分オランダら辺だろう。畑が綺麗だしな
あ、俺は歩けるようになったし身長も結構伸びた、2階の角部屋のドアノブに手がもう届くはず。
よしここだな。
「おっ余裕で届いた」
ホコリまみれだな…
「なんだろうこの布に包まれた棒?…開けてみるか」
「え?剣……?偽物だよな
あれ鉄?か?」
そういえば壁一面に何か紙が貼ってあるな
(剣術 ダブル回転斬り)
え?母親が描いた厨二病みたいなものか?
……ちょっと厨二病心をくすぐる、やってみるか…………
「重い……鉄で、できてるからか」
母親に聞いてみるか。
「ママ、角の部屋の剣ってなにー?」
「あら、見たの?まぁいいわ。
あれはママが冒険者やってた時の剣よ。」
「え?冒険者?」
「あれ?教えてなかったっかしら?」
「あ、え、うん」
「冒険者について教えてあげるわ。
街にある冒険者ギルドに行くの。
冒険者になるには3つの条件をクリアしなきゃいけないの。」
「条件はなに?」
「1つ、16歳以上
2つ、剣術、魔術の初級を全て習得してい る。
3つ、師匠がいる。」
「え?剣術?魔術?ママって厨二病なの?」
「ちがうわよ!!あなたには見せたことないわね。剣術を見せるわ。」
「あ、うん」
「庭に行くわよ。」
「分かった」
「縦回転斬り!!」
スブォォーン!!
「へ?」
「こんな感じよ。」
「す、ずこい……他にもある?」
「剣術 縦斬り!!」
(効果音は想像におまかせします。)
「す、すごい……」
ここはヨーロッパでも、地球でもないんだ。
「異世界だ。」
……アニメの中の世界かと思っていた。だけど実際に俺が今いる。
そうだ、剣術を学ぼう。アニメで見て、やってみたいとは思ってた。けど実際にできるんならやるしかないな!!
ちょうどいい、お母さんに聞いてみよう。
「おr……僕、剣術学んで冒険者になりたい!」
「いいわよ。じゃあ私が師匠になるわ。
あなたはまだ小さいから、4歳になったら訓練よ。」
「うん!」
2年後
「起きて!クレ!あなた今日で4歳だから剣術を学ぶわよ!!」
「お母さん……まだ眠いって……」
「もう抱っこして庭に連れてくわよ!?」
「おねがぁい」
「仕方ないわね」
「ついたわよ!!!」
「あ?!!う、うん目が覚めたよ」
「あなたにこの小さな剣をあげるわ。……まず、剣術を使わなくても剣だけを使った攻撃もあるわ。それは技を使っていれば勝手に覚えるわ。」
「まずはあなたに誰もが一番最初に学ぶ技を教えるわよ。」
「なんて技なの?」
「横斬りよ」
「う、うん」
「やり方は、(剣術 横切り)って言いながら斬りたい目標に横に剣を振るだけだわ 好きな時に右側、左側に振れるわ」
「ふーん、それって言わないとダメなの?」
「詠唱しないとできないわよ。無詠唱は剣王とか伝説級の人しか使えないわ
無詠唱が使えない人が無詠唱で技を使おうとするとただの通常攻撃になるわ」
気になるし無詠唱でやって見るか
スパァッ!!
「えっ?できた……?」
「クレ!!」
「あ、え?」
「あなたすごいわねぇ!!無詠唱ができるなんて!!あなた伝説級になれるわよ!」
「お母さん感激だわ!」
「あ、うん 無詠唱ってなに?」
「この技をやるって思うだけでできる事を言うの!…お母さん、教える気にものすごく出ちゃった!今日で初級全部教えるわ!」
「初級って何個あるの?」
「3つね、
横斬り
縦斬り
斜め斬り」
「横切りはさっき教えた通り、右から左から切れるわ
縦斬りは下から上から切れるわ
斜め斬りは斜め下(左)斜め下(右)斜め上(左)斜め上(右)から切れるわ」
「すごいね」
全部あそこの紙で見たんだけどな……
「とりあえず縦切り」
「大体予想は着くでしょ?」
「うん、」
(効果音は想像におまかせします。)
「で、できた。意外と簡単なんだ。」
「何度見ても無詠唱は凄いわね お母さん人生初の無詠唱を見るのが自分の息子だなんてうれしいわ」
「あ、うんありがと」
「斜め斬りもやって見てちょうだい」
「うん!」
(効果音は想像におまかせします。)
「覚えるのが早いわね!
凄いわ!中級も学べるわ!でも中級は8歳くらいになったら教えるわ」
「あ、うん」
「とりあえず初級を何回も使えば体力が増えるわ。体力が増えれば連続で使える回数が増えるわ。
ちなみにお母さんは初級は連続25回使えるわ!平均より5回多いのよ!クレはどのくらいかしら連続で使ってみなさい」
「うん分かったよ!」
効果音は想像におまかせします。
「すごいわね……40回……?」
ドヤッ「ちなみに剣王は何回なの?」
「250回よ。」
「え?多くない?」
「ホントよ、多いわよねよね」
「うん、」
「とりあえず、あなたが8歳になるまで教えることはないわ。同じ級の技をずっと使って同じ級のいい技の組み合わせを考えなさい
いい組み合わせが完成するとものすごく強いわよ。」
「うん!頑張るよ!」
3年後
結構組み合わせ研究をしていろんな組み合わせができた。
1年前に完成させた強い組み合わせをなんども使ってるうちに連続回数が55回になった。
増えるスピードはそんな早くないらしいけど他と比べたら早いらしい。
元々なんであんなに連続回数あったかは多分ずっとあの紙を見ていたからだろうか。
だからやり方が大体わかっていて簡単だったんだ。
……1回組み合わせ研究は休憩してとりあえずこの村の探索でもしてみるか。
この世界でも引きこもりはごめんだからな
ていうか7歳になるまで家を出たことないってやばくないか?
とりあえず村の探索だ!
……
10m先に隣の家があるな。
あ、女の子が出てきた。白髪でボブヘアー、可愛い……同い年くらいかな?
話しかけてみよう。
「こんにちは、俺右隣の家に住んでるクレって言います。よろしくお願いします」
「うん!よろしくクレくん!私テナっていうの!テナって呼んで!もちろん呼び捨てだよ!あと敬語はやめてね!」
すごい勢いのある子だな。
「あ、うん。よろしくテナ。
、突然だけどテナは何歳なの?」
「7歳だよ!」
ほぉ予想通り同い歳だな。
可愛いしお嫁にしたいレベルだ。
「俺も7歳だよ!」
「一緒なんだ!」フフッ
笑顔がめちゃくちゃ可愛いな、
それから俺たちは毎日のように遊んだ。
鬼ごっこ、一緒に木刀で特訓
色んな家の子を入れてかくれんぼ
色んなことをした。
俺はこの世界が好きなのかもしれない。
終