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不老不死の龍神娘。  作者: †SR★龍神†
3/26

第二話 地球に来た。

紹介した。以上!


11/30 更新

 __二十億年の時が過ぎた。

 え?

 とばしすぎ?

 それはこの世界を造った者に言ってください。

 まぁ、修業か寝てるところがほとんどだと思うほどだったんだけど。

 だから、大丈夫でしょ。

 一応、振り返るよ。


 まず、一億年目で神力と、人間にしかないはずの霊力を完全に扱えるようにし、二億年目で能力の完全操作。

 やっとだね。

 ちなみに、天輝美の能力は『幻と現を司る能力』。このときはまだ、『程度』がついていない時代のため、付きません。

 『(げん)』は相手に幻を見せることなど、『(うつつ)』はその場に『現す』ことなど。造り出すことに似ている。ややこしいな。

 さらに、『幻』を『現』にすることもでき、相手に見せた幻、例えば、腕がちぎれる幻を見せ、『現』にすると、その幻が現実に現れ、腕がちぎれるというチート能力でもある。

 五億年目で天輝美の能力が増えた。

 永かったわ。

 二つ目となった能力は、『理を知る能力』。能力の情報なども知ることが出来たりするらしい。

 さらに、十三億年目で『授を操る能力』が使えるように。

 この能力は四代目龍神の能力の一部だ。授かることと授けることができる能力だ。

 便利。

 ダメージなども相手に『授ける』ことができ、『授かる』を相手に『授け』、自分にダメージなど戻らないようにして相手に与え続けることができる。


 十八億年目、魔力を造り出した。

 私が一号ね。たぶん。

 この二十億年、修業など続け、神力は上級の神二百人分、霊力は霊夢千人分、魔力はパチュリー五百人分に増え、最高神、神の頂点となっていた。

 戦闘力、53万だと!?とかいってる方の最終形態よりも強い。

 ここまで育てあげたのは白龍だ。

 しかし、今はその白龍はいない。

 白龍は龍神の鱗、分身のようなものだ。長くても二十億年だったが、白龍はとても長く生き延びていた。

 __三十七億年。それが彼の生きた時間だ。

 三十億年辺りから力が弱まり始め、ついに最後を迎えた。

 白龍の最後はこんな感じだったらしい。




「__天輝美…もう、会えないのは、辛いが」

「お兄ちゃん!」


 と涙を流しながら言う天輝美に、


「大丈夫」


 と言い、手をつかみ笑顔を見せた後に言う。


「俺は、一時的にお前の一部になれるから」


 __苦しゅうない、と。

 白龍の身体が光り出し、四代目と同じように天輝美の中へと消えていった。

 このとき天輝美が嫌そうな顔をしていたが白龍を『授かった』。




 __こうして完全な最高神となって行ったのだ。

 ちなみに、姿は少し変わり、髪の色は白銀に、腰辺りまでの長さだ。

 身長は150cmになった。少し喜んだ。

 目は青。奥が無いほどに透き通っている。

 服は変わらず白いワンピースのようなもの。

 天輝美は、髪、服、肌とほとんど白。そのためついた二つ名は『龍白神姫(タツハクノシンキ)』。白き龍神の姫だ。



◇ 神天国 最低地 ◇


「天輝美様、ゲート開放の準備ができました。」

「ありがとう。」


 天輝美はゲートの前に立ち、神天国にいる神たちに言い、進む。


「行ってきます」


 と。

 ゲートを潜ると天輝美の姿が神天国から消え、岩山の上から天輝美が出てくる。


「__だたいま、地球」


 今日は、地球の完成度を見るのではなく、暮らすために地球に来た。


 __時は紀元前八億年。まだ小さな生物しかいない時代。1mmくらいの生物しか。

 天輝美は地球上全体を飛び回り、住めそうな場所を探した。

 住めそうな土地は九十三ヶ所あったが、天輝美は近くに川がある、森(?)に囲まれた平地に住むことにした。


「妖怪とかまだいないのかな?」


 と、一人言をいいながら結界と能力を使い、家を造る。


「完成っ♪」


 と同時に家と結界ができた。


「__すおい、ね?」


 声がした。天輝美の声ではない、別の声。

 声がした方に振り向く。


「__いない?」

「あナタ、だ、れ?」


 また声がする方に振り向く。

 岩の後ろに人影のようなものが見えた。

 天輝美はそこに幻を見せる。


「__みゃ!」


 出てきた。女の子だ。


「人……じゃないくて妖怪?」

「よー、かい?ナい、そエ?」


 女の子の妖怪は結界で逃げられないのでおとなしく話を聞く。

 だが、神以外、言葉がほとんど使えない。

 筈だが、まぁいい。

 それを知った天輝美は能力で言葉の知識を与えた。


「貴女誰?」


 言葉がわかると質問を始める。


「私は天輝美。貴女は?」

「私、名前、ない」

「仲間とかは?」

「いない。ずっと、独り。いつも、独りだった」

「そう。とりあえず名前を決めましょ?」


 天輝美は名前を考える。と、その前に能力を聞く。名前にそれを入れるためだ。


「影、操れる」

「影ねぇ。じゃあこれなんてどう?」


 人指し指を立てて言う。


__影舞(えいむ)

「えいむ…うん、いいと、思う」

「じゃあ決定ね」


 天輝美は影舞の周りの結界を解き、手を出す。

 影舞は頭の上にはてなを浮かべ、首をかしげる。


「握手よ。手を握るの。ほら」

「・・・あくしゅ」

「そう。よくできたね」


 天輝美はそう言いながら影舞の頭を撫でる。すると、影舞の目から涙が溢れる。


「なんか、出てきた」

「涙よ。寂しかったのね?いっぱい流すといいのよ」

「うん__」


 影舞は天輝美の胸に顔を埋める。

 身長は天輝美より10cmほど小さいため、ちょうどいい位置だ。よく観ると髪は綺麗な黒髪だ。

 声をあげて泣く影舞はとても可愛い子供だ。それなのに、今までたった独りで生きていたのはとても凄い。天輝美はそう思った。


◇その後◇


 影舞は泣き終わると、疲れたようで寝てしまった。

 寝ている影舞を家に入れ、ベッドを造りそこに寝かせた。

 その日の夜、結界に囲まれた家で夜中、明かりがついたままで、影が少女が小さな少女に近寄り何かしていた。

 次の日の朝、小さい少女は裸で、もう一人の少女は服を着たままその少女に抱き付いていた。少女はしばらく影に隠れていたそうな。

 …なんだこれは。

影「何、やらせてるの」

 す、すいません。

天「私はいいけどなぁ~。ちっちゃくて可愛いかったし。」

影「私、あんまり、良くない。」

 ▼影舞の能力、発動!影舞は影に隠れた。▼

天「あら、また逃げられちゃった。私も行くわ。」

 ▼天輝美はどっか行った。▼


 ・・・。

 もう終わりましょ…

 乙な作品ですが、次回もまた

 ゆっくりしていってね!

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