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不老不死の龍神娘。  作者: †SR★龍神†
14/26

第十三話 試験終了。

お久しぶりです。

主の那々詩と小説内の那々詩は全くの別人です。


1/24 再更新

天輝美side


 また時を止められた?でも、おかしい。何かがおかしい。それはなんだ。もしかして、いや、あり得ないと思うけど、あのタイマーの時間を速めただけだったりするかもしれない。

 ・・・。

 無いな。きっと。

 他は・・・、太陽。そうだ、太陽を見ればわかるはず・・・!そう考え、顔上げ(そら)を見る。


「・・・」


 ・・・とてもいい天気だ。


「曇りとか何だよ」


 鼠色がかかった雲に覆われ太陽は全く見えなかった。

 くっ・・・、何かないのか。ヒントになるものが・・・。


「ヒントその1」

「!?」


 後ろに振り向く。・・・いない。何処にいる那々詩。ヒントって何だ。能力のこと?時間のこと?


「能力のこと」


 心の中の言葉に返答しないでよ。心読んでるの?


「読んだよ」


 読んだんですか。


「じゃあヒントその1、能力は使っていない」


 能力を使ってない?じゃあやっぱり、タイマーに小細工を・・・。


「したよ?」

「したんかい!!って、この・・・」


 空気と空気を擦り合わせ静電気を発生させる。およそ一秒で電気が右腕周りを走り廻る。それを放つ。


「変態がぁ!!」


 __下に。

 バチッバチバチババチバチッッ…!!そんな感じの音が響き渡る。私には喰らうことはない。

 数秒間感電させたあと電力を弱め、静電気を消した。


「・・・げふっ」


 服が焦げて破れ肌も焦げた那々詩が姿を現した。普通の人間が喰らうと即死レベルの電力だったが、やはり効いていないと思う。

見た感じではボロボロだが。


「白k__」


 那々詩の言葉は、天輝美の蹴りにより途切れた。

 那々詩は「グホァッ」という言葉と共に十メートルほど飛んだ。


「・・・ ヒ、ヒントその2」


 那々詩はすぐに起き上がり言う。


「僕の能力は、使っていない」

「・・・ヒント1と変わってないような気が」

「変わっているよ」

「・・・那々詩"は"能力を使ってない?」

「うん」


 那々詩は能力を使っていない。なのに時が止まったりするのはおかしくない?

 __いや、おかしくはない。私の考えが正しければ。


「あ、何か気づいた?」

「一応、ね」

「そっかじゃあ続きをやろうか」

「おーけぃ」


 二人は互いを見つめあい(天輝美は睨んでいるが、ロリで可愛いため睨んでいても可愛いだけだった)構える。

 那々詩の服と肌は傷ひとつも無く、綺麗に元通りになっていた。天輝美も傷は無く、肌は綺麗に戻っていた。



諏訪子side


 アマキミ様、大丈夫か?那々詩も結構強いからな。って、龍神のアマキミ様と互角に戦ってる那々詩って何者?アマキミ様が来るまで、私も自身が結構強い神とか考えたことがあったんだけど・・・、凄く弱いじゃない。ま、まぁいいわ。

 それより今はアマキミと那々詩の試合を見ておかなくちゃ。時間はあと・・・、え・・・、あれ・・・、何で?時が・・・。

 ・・・・・・。

 ・・・。


 開始三分でアキが結構追い込まれた!?何て奴なの?那々詩。でも、アマキミ様もほぼ互角に戦えている。まだ二十分以上あるんだから、勝てるかもしれない。

 いや、勝てる。

 アマキミ様ならきっと。



天輝美side


 もう十五分も経った。

 那々詩、思ったよりも強い。

 力は五十パーセント以上も出していたのに全然勝てない。

 私が力を出せば那々詩も力を出す。私が弱くすれば那々詩も弱くなる。

 一体何なの?やっぱり能力で力を操ってるの?


 __残り時間はあと四分前後。微妙な時間だ。

 私は空気を擦り合わせ電気を発生させる。


「それってさっきの・・・」


 那々詩が何か言うが無視して電気を発生させる。

 バチバチバチ、と電気が走る。

 数秒後、発生した電気を円を描くように回転させ、黄色い円盤のようなものを造る。そしてそれを右手上に浮かせ、何処かの世界の地球人最強の技の構えをする。

 ばっ。


(イマズマ)・気円斬!」


 ぶぉーーん…、と電気の円盤が回転しながら飛んでいく。


「うぉぅっ!」


 那々詩は見た目以上に軽々と避ける。が。


「いっつ!」


 那々詩の左腕が焦げ落ちた。

 那々詩が避けたのは円盤。だが、それは電気の塊でできたものである。つまり、その近くにあるものには電気が走り、それは高速回転しているため範囲も広くなり腕に電気の線が当たったのだ。

 あれ?電子が腕に移ったのだけだけど、1000万ボルトはあると思うんだけど・・・。

 那々詩は焦げた腕を手で抑える。


「ぐっ」


 やっぱり那々詩も痛みは来るのか。天輝美は痛そうな顔をしながら笑う那々詩を見ながら思った。そして、あるひとつの考えが思い付いた。


 能力を(うば)っちゃえばいいんじゃね!?


 と。

 無理じゃね、とかの声が聞こえてきそうだが、彼女の能力は"程度"がついていないチート能力のため可能だ。


「那々詩」

「いっ、うん?」

「能力・・・」


「__貰うね」


 ドスッ、と那々詩の腹に握り拳をめり込ませる。


「はぁっ!」


 那々詩と天輝美が光に包まれた。

主「僕の分身、見事にボロボロですね」

天「あれ?キャラ変わった?」

主「変わった、というより戻ったんですけどもね」

天「ふう~ん?」

 「とりま、次回も短いのに更新が異常に遅い、ってのがあるかもだけど」

主「気長に待っていてください」

天「まぁ、待たなくていいけどねw」

主「そうなんですねw」

 「では次回まで」

「「ゆっくりしていってね!」」

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