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そのアルカナは、死神。〜共感不可だらけのデスゲーム〜  作者: 宵月玲


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モジと言葉

先行が有利か。

                 ほんとごめん


                 私が悪かった


ううん


私こそごめんね


                   やめてよ


             オヴェリアは悪くない


              私がガキだっただけ


そんなことないよ!


アルマのことわかって

あげられなかったから


                   なにそれ


え?


               何その上から目線


違うよ!




…………あー! ダメだこりゃ。

何回考えても、嫌な未来しかみえない。

オヴェリアと帰らずに、そのまま私も帰宅したけど。

帰り道では一気に自己嫌悪の波が押し寄せてきた。


もちろん、上のようなスマホLIMEのやり取りはない。ないったらない!

全部、私の妄想。

でもさ、なんか違うの。違うんだよな〜


ぶつぶつ言いながら自分の部屋へ。

鞄を置いて制服に手を伸ばす前にベッドへ突っ伏した。


だいたいさ、百歩譲って私が悪いのは認めるよ!

でもさ、聞いてよ。オヴェリアも冷たくない?

あんなに言う必要、ないじゃん!

……いやまあ、私が悪い…全ての原因。うん。それはわかるよ。わかってるんだけどさぁ。あー! もう、なんだかなぁ!


さっきからは枕をぽかすか叩いては項垂れて、の繰り返し。

オヴェリアにたった一言、ごめんねのメッセージすら送れない。


……いや、でもさ〜あー、うー、もー!


これも全部修学旅行を京都に決めた学校が悪い! 先生が悪い! 悪いんだったら悪いんだい!


…………楽しみに、してたのにな。

こんなつもりじゃなかった。

スマホに手を伸ばして、メッセージを書いては、消して、書いては、消して、の繰り返し。


怖いの。

メッセージ送っても、未読のままだったらどうしようかとか。 

既読がついてもそのままだったらとか。


雑誌をパラパラめくっても、テレビを見ても、気が乗らない。虚ろなまま。


そりゃあ、寝不足にもなるよね。

あー、カラスの鳴き声、うるさい。

後攻が有利か。

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