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そのアルカナは、死神。〜共感不可だらけのデスゲーム〜  作者: 宵月玲


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19/50

コトバと文字

寝れない時

さっきはごめん


私、熱くなっちゃった


言いすぎた    

                私こそごめんね


           自由時間はすぐ合流しよう


もち!


ろん!


                    だね!




…………こんな感じでやり取り出来れば、どんなに楽か。あれから帰宅しても、スマホには一向に手がつけられなかった。 


怖い。


着信が。通知が。それを知らせる無慈悲な音が。


時間が経って振り返ってみると、私も熱くなっていたと思う。なんか……苛立ちを抑えられなかった。


せっかくの修学旅行だし、私だってアルマと同じ班になりたかったよ。

それをさ。

もっと、素直に伝えることが出来ていたら。


……ホント、嫌になっちゃう。自分に。



お風呂に入っても。夜ご飯で大好きなハンバーグを食べても。晴れない。もやもやしちゃって。


私から連絡してみるのが良いのかもしれない。

いやだめだ。それはダメ。

許したことになっちゃう……


アルマの文章が熱を帯びていくにつれ、私が少しだけ怒って、少しだけ笑って、きちんとこちらからも謝って、それで、仲直り。


そうしたいのに。

それを願っているのに。

無慈悲にも。

スマホからは何も反応はない。


頭が、心が、冷たく研ぎ澄まされていく。

最初は、チクリ。チクチク。

今は、ズキリ。ズキズキ。


……結局、送ろうか送らないかの悶々とした時間は、寝不足という代価を支払う羽目になった。


………………アルマのばか。

  

            

眠れない時

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