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そのアルカナは、死神。〜共感不可だらけのデスゲーム〜  作者: 宵月玲


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18/50

班決め、時々くもり。

ほんの少しのすれ違い。

修学旅行の行き先決定からの1週間後。

教室で京都を巡る班決めの時間になった。


……結論から言うね。

うん。アルマとは別の班。

お互い、男女2:2で別の班。


「オーヴェーリーアーーーー!」


ーーー長いからカット。

だって、想像つくでしょ?


「……大体さ、何この日程。せっかくの修学旅行なのに、自由時間少ないじゃん!」


「いや、十分あると思うけど……」


ひと通り私に泣きついた後、今は修学旅行の日程に噛みついている。

ひとつひとつケチをつけるの。

よくもまあ舌が回るもんだとばかりに穴をくぐり抜けて何が楽しいの? とか、清水の舞台から男子全員飛び降りればいいじゃん、もう京都旅行全国から無くなっちゃうよね? とかもう散々。


「だからね、アルマ……それは」


「もうね、班で回る時間をさ、オヴェリアの班と合流しない? あっ、そうか! オヴェリアがこっちの班になれば良いんだ! ねえ、そうしなよ! そうしようよ〜」


だから、無理だって。

もちろん、アルマが冗談を言っているのはわかっているし、本気で言ってないのもわかっている。

でもその時は。


「……ごめん。アルマ、私はちゃんと班で回るから」


少しの冷たさと、怒り。

上手になんて隠せなかったよ。漏れ出てたから。


「……そう。そういうこと言うんだ」


「……うん。決められた班だから。ちゃんと回るよ。アルマもそうして欲しい」


「…………わかった。なんか、変わったね」


ズキリ。

あ、ダメだ。

この痛み。


アルマが席から離れていく。

それを赤い視界に染まった私が見送る。

呼吸が苦しい。

こめかみのあたりが痛い。

目の奥が痛い。


ふぅ。…ぅうう。はあっ、はぁはぁ。

はぁ。はぁ。はぁ。

ふー。ふー。ふぅ。


やっと、落ち着いてきた。


下校時間。

いつ以来だったかな。

ひとりで、学校から帰るの。

それはやがて、悪夢ーーーそして、

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