ボイレコ書き起こし:取材メモ→後で清書予定
ルーレットは選んだ。
「……じゃあ、話してちょうだい」
「…………」
場所→会社近くのいつもの喫茶店。マスターに1時間だけ店を借りる。
「あの日、何があったのかを」
「……もう、これ以上。思い出したくないんです」
泣き出す早川 有麻。
落ち着くまで待つ。→重要なことを聞き逃した可能性あり。※要再生。
「酷なことを言っているのはわかる。だけどね。それでも、思い出して欲しいの」
「っ、う、……うぅ。……記者さんだから」
「…………」
「記者さんは、記者さんだから。……わかりっこないですよ。親友を思い出すことが、……っ。…………莉愛。オヴェリア……なんで、どうして。….うぅう」
ここで一度録音を止める。
泣き止むまで落ち着くまで待つ。
「……杉澤さんは、どうして記者を?」
「そうね。……ま、最初は青臭かったってゆーか、自分のペンで!って高尚なことに燃えてたってゆーか。ま、わ、若気の至りってやつよ……」
「若気の至り……ふふふ。そっか。そうなんだ……」
「あんまり話したくないんだから、お姉さん、この杉澤 樹里と早川 有麻ちゃんとの女同士の秘密なんだからねっ!」
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↑この部分は後ほどカットで。
「…………あの日、修学旅行行きのバスで私と織部さんは、……言いづらい! オヴェリアは、席は隣同士でした。ちょうど真ん中から少し前の右側の席で。オヴェリアが窓側でした」
「……深夜の。たしか、1時位だったと思います。パーキングエリアに着いたから、オヴェリアは私に声をかけて、バスを降りました」
「私は、バスで騒ぎすぎたからか、まぁ半分寝ちゃってて、殆ど無意識で席を離れるオヴェリアを、気付いたか、気付いていないか、ごめんなさい。よく、……うん。はっきり、してなくて」
「それで、私が気付いたのは先生達が点呼を取っている時でした」
早川、震え出す。
落ち着くまで待つ。
「先生達に、何度も聞かれたし、何度も聞き返しました。織部さんは……オヴェリアはどこなの?って……!」
「…………うん。本当に、居場所を知っていたら悪魔にだって手を借りたい。なんで、こんなことに….」
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ここで録音は止めている。
以下、新聞記事より抜粋、書き殴り。
バスに残された織部 莉愛さんの持ち物には、修学旅行用の荷物の他、1枚のタロットカードが発見された。
(大アルカナ、魔術師のカード)
警察は引き続き、調べを進める方針で固まったとのこと。
月の満ち欠けを。




