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銀杏の鈴が鳴る日まで  作者: 花音
プロローグ
1/13

拝啓

 拝啓 親愛なるおじいちゃんたちへ


 こうして改まって手紙を書くというのは、少し恥ずかしいですね。だけど、折角の今日というめでたい日なので、今までのことを振り返りながら綴ってみようと思いました。


 あの日……そう、おじいちゃんが初めて私を見つけてくれたあの日。私はまだ小さくて、当時のことはあまり覚えていないけれど。


 あの時、抱き上げてもらって、あなたの目線の高さを知りました。

 あの時、撫でてもらって、あなたの手の大きさと温もりを知りました。


 あれから、たくさんの月日が流れたけれど……










 私は皆さんと家族になれたでしょうか。

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