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生きる絶望

作者: ✝️闇月 霊夜✝️

誰よりもこの世界が嫌いだ。

死にたいって。殺してって。ずっと願ってるけど叶わないから。

誰も私を助けてくれない。どうして?

自己保身、自己満足。そんなに大事?

誰かを下げなきゃ気がすまないあんたたちの事が大嫌い。

それでも自殺する勇気なんて、でなくて。

死ぬのは怖いし、きっと痛い。

それにいろんな奴らが喜ぶ。そんなのは、絶対嫌だから。

私は死なない。死んでなんか、やるもんか。

死ぬときは皆、みちづれだ。みんなで、死のう?

永遠の地獄を味わえばいいよ。

幸せになんか、ならせてやんないから。無理。許さない。

呪い、だって?それでもいいよ。

だって私あんたたちにとって元から存在、しないんでしょう?

無視なんて日常的で。私の物を取ったり捨てたり。

自分がされたくなければするな、なんて。

わかってる人がいったいどれだけいるのかな。

ううん。わかってても、しないのかもしれないけど。

運命なんて。未来なんて。希望、なんて。

考えちゃいけない。思っちゃいけない。願っちゃ、いけない。

どうして?私だけが。私ばっかりが。どうして?誰も助けてくれない。どうして?私は幸せになっちゃいけないの?

両親ですら私を無視するのに。喋ってくれても、文句ばっかり。

嫌い。両親が。嫌い。人類が。大嫌い。こんな世界が。

こんな変な世界なんて、消えちゃえばいいんだと。

こんな嫌な世界なんて、終わっちゃえば良いんだと。

思った。願った。考えた。

私が生きていけない世界なんて、いらないって。

人が一人で生きていけないなら、私は誰と生きていけば良いの?

もう嫌。もう無理。

誰か、世界を壊してよ。

誰か、世界を消しちゃってよ。

こんな世界、もういらないから。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 最初の文から惹き込まれ、短い短編ですが、個人的にもっと読んでみたいと思う作品でした(´﹃`) [一言] 色々昔の事を思い出しました笑
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