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第一話 捕まった

 ***



 「にゃんにゃん…くるるるるる…」


 トラックに轢かれ、私こと伊室天音いむろあまねはその生涯を閉じた。


 


 …と思うじゃん?それが違うんだよね。

 私、異世界に来た挙句猫になっちゃった。…何を言ってるのか分からねーと思うが私も何を言ってるか分からない。まあ現代人にはお馴染みの異世界転生って奴だね。


 どうして異世界って分かるのかって?だってさぁ…私は今、森の中にいるんだけど…

 

 「グォォォォオオオオォォオォォォオオオ!!!」


 な?絶対人ならざる者じゃん。こんな咆哮が聞こえて来たらそりゃ異世界だ。上空にもクソデカ鳥君が沢山飛んでるし。


 まあそんな訳で私は一人、森の中でスローライフを送ってるんだわ。

 嗚呼静かなり。マジで気持ちいい。

 



 「うわ~…静かだなぁ…!」


 …ん?



 

 ――――――――――




 そんな楽しそうな声が聞こえて来た。来たんだけどさ…あれ?

 ここって結構ヤバい領域の筈なんだけど。


 この私が居る場所から半径1キロくらいには、どんな猛獣が来ようが、入ってくる事は無かった。それどころか礼拝っぽい仕草をする奴もいた。それは弱い者にも有効のようで、人間やまあおおよそ人間と定義されるであろう者達も入って来る事は出来なかった。


 が。今声のした場所は普通に1キロ範囲内。これは…不味い…のかなぁ。


 私はこの場所を知らないんだよね。だからこの場所が何者かに破られようと知ったこっちゃない訳だ。

でももしここが破られると世界が終わるとか、カタストロフが発動するとか、ハルマゲドンに突入とかになる可能性もある。…うわ、なんか急にそんな気がしてきた。どうしよどうしよ…


 

 

 「あっ」




 「にゃ?」




 声のする方に目を向けると―――そこには、金髪、碧眼に…似合わない黒い鎧の少女が立っていた。




 ――――――――――




 やばいやばい目合っちゃったよ。これどうすんだよ。


 …うーん…威嚇してみる?いや無理無理。殺される可能性がある。

 逃げるか…?いや、そもそも敵対しに来たのかどうか分からないし…

 くそー、万策尽きた。というかこの女の子可愛くね?さっきからそればっかり気になっちゃう。見とれてる場合じゃないんだけどなぁ…

 

 「…」


 よし、まだ動いてない!これ逃亡いけるな。よし、カウントダウンで逃げようそうしよう。


 3、2、1―――


 


 「可愛い…」




 「ミ゛ッ!?」




 ちょっと待って。約束が違うやん!

 うわ…もう逃げられない。帰りてぇ~~~!まあここが私の家だけどね!


 と、その瞬間に少女は行動を起こした。こちらに真っ直ぐ歩いて来たのだ。

 

 「にゃぁっ!?」


 「お持ち帰り…お持ち帰りしたいなぁ。最近暇だからこういうのが居ても…いや、バレたらイメージダウン…うーーーん…」


 何か私の目の前でぼそぼそと呟いている。私?私は今、どっしりと構えている。嘘です腰が抜けてます。なんかこの子、怖いんだよねぇ…いや、この子が怖いというかオーラ?が怖い。

 なんかヤバい気がして来た。早く…早く逃げないと…

 よし、足が回復した。行くぞ…今度こそ。

 

 3、2、1!


 「あっ!」

 

 私は駆け抜けた…脱兎の如く。困惑する声を置き去りにし、脇目も振らず一心不乱に走り―――



 

 ボフッ!




 …あれー。おかしいね進めないね。こ、これは…まさか…


 「はい、つーかまえたっと」


 「にゃああああああああ!?」


 捕まった…!ど、どうする?いやもうどうする事も…


 「…あーもうめんどくさい。お持ち帰り決定」


 「にゃぁ…?ミャ゛ッ!?」


 そして私は彼女の作った良く分からない空間に放り込まれた。…どういう状況?




 ***

今まですげぇやらかして来たのであらかじめ完結非保証と言っておきます。ご存じの方が居ない事を祈ります

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