6.自己紹介ですか…?
思った以上に指が動き、連続投稿です!
投稿頑張っていきたいと思いますので、これからもよければ読んでください(>w<)
「えっと、まずおれからだな!」
と、少し大柄で、元気の良い、赤色短髪少年が言ってきた。どこからどう見ても、ガキ大将みたいな少年だ。
「おれはカイト。この村一番の武器屋の息子だ!よろしくな!」
「ほえぇ、村で一番ってすごいですね!」
「まぁ、最初はそう思うわよね?でもその理由教えてあげなよ。」
「ま、この村に武器屋なんて1件しかないけどな!!」
「「「「わはははは」」」」「ハハハハハ…」
一人だけ乾いた笑いをする声があったが、言うまでもなく、アリサであった。
「次はうちのばんね!」
と、アリサたちよりもちょっと小柄で、黒髪ポニーテールを元気よく揺らしてる少女が出てきた。
「うちは、アキって言うの!家族は、んーと、普通の家族だよー。かくれんぼ、泳ぐの、火を出すの、けむりを出すのが得意で、あとは、分身を今お母さんから教えて貰っていて、練習中なの!よろしくね!」
「それって普通って言わないと思いますよ!素敵な家族ですよ!」
「そうかな?えへへ。ありがとね!」
(火を出す辺りからおかしいですよー!極めつけに、分身とか…忍者ですか!そのうち壁とか天井を走ったりしちゃうのですか!)
「はい!がんばってください!」
「うん!がんばって練習するよ!!」
ニコニコ笑顔で言われて嬉しくない子供はいない。
「それじゃ次はわたしですね。」
と、アキよりも、もっと小柄で、淡い黄緑色の髪をツインテールで結んでる、少し引っ込み気味そうな女の子だ。
「私はヒナっていいます。家は村でちりょう院をやっていて、私も少しはちゆまほうが使えます。みんなすぐ転んだり、喧嘩したり、木から落ちたりするから、けががいつもあって…いつも私が面倒を見てます。よろしくお願いします。」
「ヒナさん凄いです!ちゆまほうは人体の事をよく理解していないと、大人でもなかなかむずかしいまほうなのに、このとしできちんと理解していて、また、ちゆまほうで使うまりょくもあるということなのですね!すごいです!すごいです!」
(ほほう…この歳で治癒魔法を既に使ってるということは、相当魔力量も多くなっておると見えますねぇ。関心関心。将来有望ですね…)
そしてアリサのあまりの変容っぷりに口を開けて固まってしまった子供たち。
そして、変容っぷりではなく、なんでそんな知識があるのかを疑問に思う、イリヤ。
「あんた、なんでそんな事知ってるのよ。まほうなんて、わたしたちろくに教えて貰ってないのに。まさか、わたしにかくれてまほうの…」
(ああああああ、やらかしてしまいました!!魔法の事となると、ついつい口が進んでしまいました!えっと、えっと、何か言い訳をしなくては!)
「えっと…そう、書庫!書庫にあるまほうについての本にそう書いてありました!そこに治癒魔法は難しいって書いてあったのです。」
「「「「なるほどー。さすが、おじょうさまだなぁ」」」」
と何かとごまかすことの出来た?アリサであった。
その時から、イリヤがアリサの事を時々睨んでいた事は、言うまでもない。
その後、みんなの自己紹介が終わって、アリサもどんどん打ち解けていき、これからだという時、ケイニスにアリサだけ呼ばれた。
「パパ、どうしましたー?」
「いや、きちんとうまく打ち解けているかと思ってな。アリサの方が、イリヤよりも落ち着いている所があるから、こういう話も聞きやすくてな。」
イリヤのあまりにもお母さんっ子を普段見ているアリサは、見ていて不憫に思える、ケイニスによく甘えるようにしているため、ケイニスも、無意識のうちにアリサの方を多く可愛がる傾向がある。
「大丈夫ですよ!イリヤももう既に打ち解けて、もう、村の子供たちの一人って言われても通用すると思いますよ。私も、少しずつ打ち解けてきてると思います。」
(やっぱり、心配性の親バカなのですかね。不思議と、嫌な気分にはなりませんけど。これが、大切にされてるってことですかね。)
「そうかよかったよかった!パパはお前たち二人がちゃんと打ち解けることが出来るか心配で、心配で。でもしっかりしてるアリサが言うのならば間違えないな!」
アリサの考えはあながち間違っていなかった。
「そんなしっかりしているアリサのこれからの事だが…」
(あれれ…しっかりとしすぎましたかねぇ…そんなこと無いですよね。)
と思うアリサであったが、もう手遅れだとは思っていなかった。