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この連載作品は未完結のまま約6年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

ジェリーフィッシュ実験記

作者:八雲雷造

 私の名前はワトソン。ブルーノ・J・ワトソンという。
 私は、ここ地球に住む人間という生物に、とある実験を施した。
 実験の名は、ジェリーフィッシュ実験である。

 これは、ワトソンと名乗る正体不明のエイリアンによって、未知の細胞を体に培養された人間たちの物語です。

 2018年9月22日の深夜。渋谷駅のホームで電車を待つ人々が突如、激しい閃光に包まれました。謎の閃光を浴びた彼らは、翌日の朝、常識では考えられないような「力」を手に入れたことに気づきます。

 その異常な「力」が人々に知れ渡るにつれ、世界は混乱と恐怖に包まれていきます。そして人々は、彼らのことを変種「キマイラ」と呼び、忌み嫌うようになります。ダイバーシティを唄う世の中も、危険な変種を人と認めることはできなかったのです。

 キマイラたちは苦悩します。自分はなぜキマイラとなったのか。自分は生きるに値する存在なのか。自分たちの生きる意味とは何なのか。やがて、キマイラたちは行動を起こし始めます。生き残るため、それぞれの胸に抱くイデアのために。

 ブルーノ・J・ワトソンは、キマイラたちの物語を実験の記録として記し、私に託しました。「これを人間たちに見せてあげなさい。きっと喜ぶよ」と言い残して。

八雲雷造
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