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Bellflower  作者: 桜桃
5/13

b.f.5




「ただいまー」


「おかえり。」



なんとか気を張って、晴くんを迎える準備をする。




「なんかあった?」


「え?」


「いつもと何か違うから。」


「そ、んなことないよ…

ちょっとご飯失敗しちゃったからかな?」


「ん〜…」




晴くんはちょっと納得してなかったけど、

私が何も言わないと思ったのか、


掘り下げることもせず、そっとしておいてくれた。

























「ねぇ、晴くん。」


「ん?」


「どんなことがあっても、私は晴くんが大好きだからね。」


「ははっ、俺だって。」


「…近々、休みない?久しぶりに晴くんと出かけたい。」


「休みか…あったかな…」


「ちょっとでいいよ、有名になっちゃったら、

もう外を安易に歩けないだろうから今のうちに満喫したいだけ。」


「そっか。んじゃ明日聞いてみるわ。」


「うん…」






残り6日。



いつも通りに振舞って、


私は晴くんから離れる。







あくまでも、普通に。






いつもと変わらない私を演じる。











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