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Bellflower  作者: 桜桃
1/13

b.f.1



「今日は、なにしたの?」



いつものように、決して広くはないベットに2人で寝転んだ。



仰向けになって天井を見つめる彼。




そんな彼の1日を聞くのが私の楽しみだ。





「んー?今日はね、路上で歌って。

昨日よりもお客さん集まったよ。」


「そっか。よかったね。」


「うん。」




はるくんの夢は歌手。



私はそれを陰ながら応援していた。





友紀ゆきは?今日なにしてたの?」


「今日はお昼から講義だったから、

ちょっと遅くに起きて…それで夕方に珠理とカフェでお茶してきた。女子大生っぽいでしょ?」


「ほんとだ。めっちゃ女子みてぇ。」


「ちょっと、語弊あるからね、その言い方!」


「わりーわりー」



本当に謝る気あるのか、この人。


内心毒づきながらも、


そんな彼にベタ惚れなのは仕方のないことで。





「明日も歌うの?」


「ん?おぉ、マッツにギター弾いてもらってな。」


「マッツも一緒にやるんだ⁇」


「おぉ、ギター弾けんのアイツしかいねぇからな。」


「へぇ…私も、聴きに行きたいな。」


「はじぃからヤダ。」


「晴くん、いつもそう言うじゃない。」



彼女なのに路上ライブを一度も見たことがなかった。





「いつかさ、友紀のために曲作るから。

そんとき聞いて。」


「…絶対だよ。」


「おぅっ」







いつか聞ける、そう思ってた。








前回のペペロミアのように

長くならないと思います(笑)


最後まで見ていただけると嬉しいです。



桜桃

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