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第5話 手術

 その日は昼食が出て、食事をベッドで頂いた。

手術は明日だ。結構スピーディーに事が進みそうだ。

 夕方18時00分

 夕食が出た。これで、明日は手術なので朝食はないそうだ。

頑張るぞ。

 

 次の日。看護師さんと一緒に手術室に向かった。

 手術室は巨大で、いくつも手術するブースみたいのが見えた。

とてもたくさんのスタッフが働いていた。

 そのうちの一つのブースに僕の手術チームが集まっていた。

 主治医がいた。診察してくれた先生が執刀してくれるのか。

僕は手術台に横になり、心電図の装着や麻酔を受けた。

 すぐに眠くなってきた。5、6人ほどのスタッフがいるようだ。

 麻酔で意識がなくなった。


 

 目が覚めると病室のベッドで寝ていた。

主治医と看護師さんがいる。


 「奥田さん。終わりましたよ。これ、要りますか?」


 主治医は手術で鼻から取った組織が入ってる小瓶を見せた。

僕はすごくそれが欲しくて、要りますと言った。かなりの組織が入っている。

これが鼻の中にあったのか。ちょっと驚いた。

 鼻の中には綿が押し込まれていた。

主治医は鼻の中にさらにガーゼが入っていると言った。

 痛みはまったくない。


 「水を飲んでください。確かめたい」


主治医はそういって、コップに水を汲んだ。

 僕は飲んだ。

飲みづらい!水が入ってこない。どうやら鼻の中にガーゼがあると、構造的に水が飲みにくいらしい。

僕は頑張って飲んだ。少し飲めた。苦しい。

 主治医はまあいいでしょうという感じだった。

僕は手術は成功ですか?と聞くと、大丈夫ですよと言われ、ホッとした。


 寝る時が困った。YouTubeで知っていたが、綿が鼻に詰まってるので、口呼吸になるのだ。

口呼吸で睡眠を取らなければならない。

これは寝づらい。今は冬なので、部屋は乾燥してるし喉がカラカラになる。

 そこなんだ。喉がカラカラで、水が飲みたくなる。でも、ガーゼが押し込まれていて、水が入っていかない。

無理矢理、水を押し込んだ。少ししか喉を通らない。苦しい、痛い。

 手術して大変なのが、これで、口呼吸で睡眠が取りづらく、水が飲みづらい。

 食事が出ても、鼻に綿があるので、味がしない。お茶がでるが、飲みづらい。

早く、綿とガーゼを取りたい。



 4日ほどたった。主治医はほとんど寝れてない僕を心配した。4時間未満の睡眠が続いていた。

睡眠薬を出してくれた。これで少しは寝ることが出来た。

 そして、待望の「そろそろガーゼを取りましょう」と言ってくれた。

嬉しかった。やっと取れる。水が飲めるぞ!

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