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2045年のモスクワ核消滅後に始まる、多国籍軍(日本・米英・欧州・中華民 国)が10年以上にわたりロシア全土を進駐・統治する過程

この世界線では“ロシアという国家は一度完全に失敗し”

その後 国連主導の国際管理領(実質は日米欧+中華民国が主導)になるとい

う、21世紀で最大規模の軍事介入が生じます。

---

◆【第 1期】2045–2046年

モスクワ核テロ → 国家機能崩壊 →「ロシア国際管理領」成立

● 2045年11月:モスクワ壊滅

• 核テロにより連邦政府も軍司令部も崩壊

• 生存していた閣僚は地方へ逃亡し統治不能

主要都市モスクワ・トヴェリ・ウラジーミルの行政が完全停止

● 2046年1月:治安空白から広範な武装集団化

• 北コーカサス、沿ヴォルガ、シベリアで地方軍閥が台頭

• 核施設やミサイル基地への民間略奪が発生

• 核物質の国外流出の危険が急増

→ 日本・米英・EUが「即時介入」を決断

● 2046年4月:国連安全保障理事会が「ロシア国際管理領」決議

• 中華民国が賛成、中華人民共和国は棄権

• 旧ロシア領は 国連暫定当局(UNATR:United Nations Authority for the

Russian Territories) が管理

• 主導軍は「日米欧三本柱+中華民国・インド」

● 2046年夏〜秋:多国籍軍30万がロシア西部へ進駐

• 日本:東シベリア・沿海州

• 米英:カリーニングラード〜サンクトペテルブルク

• 欧州軍:沿ヴォルガ〜ウラル西側

• 中華民国:バイカル湖周辺

• トルコ・ポーランド:南西ロシア治安支援

---

◆【第 2期】2047–2049年

核物質の確保と“ロシアの分割統治体制”の形成

● 2047年:最優先は「核関連施設の封印」

多国籍軍が

• 核弾頭工場

• 白海沿岸の潜水艦基地

• シベリアの研究施設

を24時間体制で制圧し、

核弾頭3000発以上を回収・解体。

これが世界の核テロ再発防止に直結する。

● 2048年:地方軍閥の蜂起と「ロシア内戦」終結

• 極右系民族主義武装勢力

• 旧治安機関の残党

• タタール・バシキール地域武装勢力

が散発的に抵抗。

→ 国連軍が1年で掃討。

この時期、

**ロシアは“再建可能な国家”ではなく、“危険物を大量に抱えた無政府空白地

帯”**と認識される。

● 2048–2049年:国連が6つの「暫定州区」を設置

1. 北欧州州区(旧ペテルブルク中心) — EU主導

2. ウラル州区 — 米英主導

3. ヴォルガ州区 — トルコ+欧州

4. 南ロシア州区 — トルコ主導

5. 東シベリア州区 — 日本主導

6. バイカル・ザバイカル州区 — 中華民国主導

※ 中華人民共和国は国内再建で余力がなく、軍は参加しない。

---

◆【第 3期】2050–2053年

社会再建と「ロシア民族の大量離散」

● 2050年頃:ロシア人の“歴史上最大の国外流出”

• 毎年100〜150万人が国外へ脱出

• 欧州、中央アジア、シベリア南部へ移動

• 脱出者の多くは高度人材・技術者で、ロシア再建がますます遠のく

● 2050〜2051年:日本主導の「東シベリア州区」の安定化

• ハバロフスク・イルクーツクの行政再建

• ウラジオストクは事実上の「国際自由港」化

• 沿海州への日本企業投資が急増

● 2051年:ウラル地区の大規模反乱

旧治安機関+極右系武装勢力が

「ロシア再興軍」を名乗り蜂起。

→ 米英軍が3ヶ月で鎮圧。

● 2052年:ロシア連邦の復活は断念

国連総会で

「旧ロシア領の一体的再建は不可能。地域別の独立自治体制へ移行」

という歴史的決議が採択。

以後ロシアは

「国としては復活しない」 という世界線が確定。

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◆【第 4期】2054–2057年

国際管理領から「自治国家群」への移行

● 2054年:3つの新国家が先行して自治取得

• 北欧露共和国(EU保護国)

• ヴォルガ・タタール共和国(トルコ・EU支援)

• 極東シベリア共和国(日本・中華民国支援)

● 2055年:核テロ抑止体制が整い、軍事進駐が縮小へ

• IAEA+日本が核弾頭の最終解体を完了

• 国際共管の「中央ユーラシア核監督機構」が設立

• 各地域の武装勢力は壊滅状態に

● 2056年:欧州軍・米軍の縮小、日本軍と中華民国軍は継続駐留

東シベリアの広大さから、日中の駐留は不可欠。

● 2057年:進駐開始から12年目

国連はついに「UNATRの任務終了」を宣言。

ただし依然として

• 北コーカサス

• カザフ国境地帯

• バイカル以東

には国際軍が残留し続ける。

---

◆ ロシア進駐を通じて世界が得た最大の成果

1. 核弾頭の99%が回収され、核テロの再発が封じ込められた

2. ロシアが“復活困難な地帯”へ移行し、欧州の安全保障が安定

3. 日本と中華民国が“東ユーラシアの安全保障軸”となった

4. 多国籍軍の協力経験が、後の国際秩序(2050年代冷戦)の基礎となる

---

◆ 全体のまとめ

多国籍軍のロシア進駐は2046〜2057年まで“実質12年間”続き、

その目的は「ロシア再建」ではなく「核拡散の封じ込め」と「治安真空の解

消」。

結果として

ロシアという国家は再建されず、6~8の自治国家群に段階的に再編される。

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